muziik On The Screw DF フェアウェイウッド - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2017年10月01日
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muziik On The Screw DF フェアウェイウッド

                 
muziik On The Screw DF フェアウェイウッド
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは muziik On The Screw DF フェアウェイウッド の4番です。



LOOP prototype FW seven
シャフトは LOOP prototype FW seven です。

ロフトは17度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は75g、トルクは3.4、クラブ総重量は344gです。


正面
ムジークの新しいFWです。


ムジークのクラブはあまり試打したことがないのですが、いい印象が残っているので、今日出会えたことをとても嬉しく思いました。


ひと目で分かるほど個性的なデザインですが、高性能な物に出会ってきました。


見た目の奇抜さだけで勝負しているクラブではなく、きちんと実力で勝負しています。



側面
かなりメカニカルなデザインです。


近未来的な感じもします。


今のクラブは、このように機能性を感じさせる物と、昔ながらのシンプルな物に二分できるように思います。


シャロー感はそれほどなく、適度に厚みがあるように見えました。


今はドライバーだけでなく、FWもシャロータイプが圧倒的に多いですが、このFWは違いました。



ソール中央の丸
ソール中央にある、この丸い物も特徴的です。


ムジークの象徴といっていいでしょうか?


これを見るだけで、ムジークだと分かります。


その周りにあるものはビスなのかな?と思っていたのですが、近くで見てみると小さいウェイトだということが分かりました。


専用の工具ではなく、普通の六角レンチで簡単に取り外せそうです。


数字が示されていなかったので、何gなのかは分かりませんでした。


今は大きめのウェイトがひとつかふたつ付いている物が多いですが、このように小さいウェイトが4つあるのは珍しいように思います。


これもメーカーの工夫なのでしょうか?



BAFFY
『BAFFY』という文字を見て、懐かしく思いました。


最近は見かけなくなりました。


スプーン(3W)の次はクリーク(5W)かUTが当たり前のようになっています。


本数制限がありますし、あがりやすいスプーンもあれば、距離の出るクリークもあるので、バフィ(4W)は自然と姿を消していってしまったのかもしれません。


特にクリークとUTの高性能化によって、バフィは使われなくなったように思います。


パーシモンやメタル世代の方は懐かしく感じられるのではないでしょうか?


今はFWもアイアンと同じようにロフトピッチが曖昧になってきているので、バフィとかクリークという区別はあまり意味をなさないのかもしれません。


ドライバー(1W)・スプーン(3W)・クリーク(5W)がスタンダードだと思いますが、この『奇数番手』が苦手な方は、ブラッシー(2W)・バフィ(4W)という選択があってもいいのではないでしょうか?


そういえば7Wはあっても、6Wは見たことがないな・・・。と思いました。


私はウッド系よりもアイアンやウェッジ系のクラブのほうが好きなので、FWはあまり気にしていないところがあるように思います。



ソールの溝
ソールには溝がありました。


多くのFWやドライバーに採用されているので、この効果は大きいのだと思います。



溝の深さ
溝の幅は狭く、深さもそれほどありませんでした。


この溝も、メーカーによって違いがあるので、興味深いです。


どれがベストなのか、まだ結論は出ていないのかもしれません。



On The Screw
この手書き風の『On The Screw』の文字もお馴染みです。


他のメーカーではあまり見られない個性です。



フェース面のデザイン
フェース面はオーソドックスでした。


ソールのデザインがとても個性的ですが、フェース面はノーマルな感じです。


今は色々なメーカーで様々なタイプのフェース面が見られるようになってきていますが、このクラブはとてもオーソドックスでした。


とても美しく、丁寧な感じがします。



ネック長さ
ネックの長さは標準的です。


ロングでもショートでもありませんでした。


調整機能は搭載されていませんでした。


今は調整機能付きのFWを作るメーカーは限られているように思います。


このクラブは調整機能ではなく、ヘッドの性能で勝負しているのではないでしょうか?



セミディープ
セミディープタイプといっていいと思います。


昔のFWを経験している者としては、決してディープという感じはしないのですが、今はかなりシャローな物が多く、それらを見慣れていると、このクラブはディープといっていいような気もします。


分厚いというよりは、懐かしい厚みがあるな・・・。という感じでした。



顔
顔はいいです。


ソールのデザインを見ていると、かなり機能性を重視していて、顔の形などはそれほど大切にされていないのかな?と思ってしまいますが、そんなことはありませんでした。


クセのない、いい顔をしています。


ソールは機能的で近未来的な感じもしますが、顔はとてもクラシカルな感じがしました。


これが逆だったら、かなりきついと思いますが、顔がいいということは構えやすさにもつながるので、易しいだろう・・・。と思いました。


構えたときに、ソールがどのようなデザインであっても見えないので、視覚的には気になりません。



振り感
素振りをしてみると、いい感じでした。


タイミングがとりやすく、親しみやすいです。


装着されているシャフト『LOOP』は、それほどたくさん試打してきたわけではないのですが、とてもいい印象が残っています。


このシャフトも適度なしっかり感がありますが、すごく自然でしなやかな感じです。


しっかりして頼れる感じのシャフトですが、ハードな感じはありませんでした。


反応が良くて、素直なシャフトだと思います。



構え感
ボールを前にして構えてみると、好感がもてました。


とても構えやすくて、リラックスすることができました。


違和感などは全くなく、親しみやすいです。


大きさもちょうどいい感じで、無駄が無いように見えました。


久し振りにバフィに出会ったけど、やっぱりバフィはいいな・・・。と思いました。


昔から、私はクリークよりはバフィのほうが、馴染みがありました。


何と言っていいかよく分からないのですが、『易しさオーラ』のようなものがずっと感じられました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで、とても良いです。


『超ソフト』といってもいいかもしれません。


あまり手応えが無く、今では珍しいような気もしますが、好感のもてるフィーリングです。


機械的なデザインで硬そうな感じがしないでもないですが、実際は違っていました。


今のFWは、はっきりした物が多いので、このクラブは珍しいと思いました。



打球音
『音』はとても静かです。


少しこもった感じもしますが、フィニッシュまで気持ち良く振り抜いていくことができ、好感がもてました。


当てにいくのではなく、どんどん速く振っていくことができました。


『構え感』『打感』『音』のフィーリング三要素のレベルがとても高く、スイングの邪魔を全くしていないな・・・。と思いました。


『躊躇』や『減速』ではなく、『加速』しながら振っていくことができました。



トゥ側
球はあがりやすいです。


いつものようにティアップせずに直打ちで試してみたのですが、じゅうぶん高さを出していくことができました。


バフィの易しさを久し振りに味わいました。


今はあがりやすいスプーンもたくさんありますが、元々あがりやすいバフィはやはりいいな・・・。と思いました。


最初の打ち出しから高く、しっかりとキャリーを出していくことができました。


他のFWと比べると、少しディープな感じもしますし、カッコいいのでタフなタイプのFWかな?と打つ前は思っていましたが、そんなことはありませんでした。


海外メーカーのFWで、確かに距離は出るけどあがりづらい・難しいと感じておられる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?


もっと楽な気分で易しく打っていきたい・・・。という方もたくさんいらっしゃると思います。


そういった方々に試していただきたいと思いました。


装着されているシャフト『LOOP』との相性も抜群でした。


ヘッドもイージー、シャフトもイージー。という印象をもちました。



バックフェース
『安定性』は、まずまずといいますか、今のFWの中では普通かな?と思いました。


高い寛容性があるとは思いませんでしたが、普通に打っている限り暴れる感じはしなかったですし、まとめやすいFWだな・・・。と思いました。


シャローではなく、ややディープなタイプではありますが、気難しくてシビアなタイプではなく、親しみやすいタイプです。


構えやすく、シャフトも頼れるので、ラインも出しやすいですし、そのラインの幅から左右に大きくブレることはありませんでした。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。


高さもしっかり出せて、キャリーで押していける感じがしました。


インパクト直後から、フワーっと浮く感じで予想していたよりも高い弾道で飛んでいきました。


よく飛ぶけど、なかなかいいあたりが出ない。難しい・・・。というタイプではなく、易しくて親しみやすい飛びだな・・・。と思いました。



操作性
『操作性』は良いです。


左右に曲げることも簡単でした。


曲げにくいクラブではないと思いました。


直進性を求めるあまり、余計な物が付けられているな・・・。と思えるクラブは、これまでもたくさん出会ってきたのですが、このクラブはそんな感じはしませんでした。


球を拾いやすく、ソールもよく滑ってくれ、易しさを充分感じました。



ヒール側
優秀なFWです。


最初は機械的な性能ばかりが目立つクラブかと思いましたが、フィーリングも良く、飛距離も優れていてバランスが取れていると思いました。



muziik On The Screw DF フェアウェイウッド
ムジークはグリップのイメージも強いですが、このFWもそうですし、高性能なクラブも世に送り出しているメーカーです。


ソールのデザインは個性的ですが、基本性能はしっかりしていますし、頼もしさがありました。



muziik On The Screw DF フェアウェイウッド
以前試打したムジークのFWよりも、こちらのほうが気に入りました。


飛びや親しみやすさでも、優れていると思いました。



muziik On The Screw DF フェアウェイウッド
そして改めて、バフィもいいな・・・。と思いました。


昔はスプーンとクリークには性能的にも大きな開きがあり、バフィが必要でしたが、今はそれが曖昧になった部分があり、クリークがスプーンやバフィの代わりをすることもあります。


このFWにはスプーンやクリークも用意されているということなので、もし機会があれば、そちらも試打してみたいと思いました。



muziik On The Screw DF フェアウェイウッド
メーカーが作らなくなったので、バフィを使うことは無くなったけど、実はバフィに興味があってニューモデルが出ないかな?と思っておられる方もいらっしゃると思います。


そういった方に是非試していただきたいと思いました。


レベルの高いFWなので、高い支持を集めやすいのではないでしょうか?


よく飛んで、『穏やかなフィーリング性能』。


そして易しすぎず、こちらのイメージも伝えやすい・・・。


そんなクラブです。


これからはムジークのFWにも注目していきたいです。


                         
        

                         

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