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2017年09月26日
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タイトリスト 718 AP3 アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは タイトリスト 718 AP3 アイアン の7番 です。

シャフトは N.S.PRO 950GH です。
ロフトは30度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は412gです。

タイトリストの新しいアイアンです。
2年に1度のモデルチェンジなので、そろそろ出会えるだろう・・・。と、ずっと待ち続けていました。
来年はドライバーがモデルチェンジされるのでしょうか?

AP3を見て、これまでの『二兄弟』から『三兄弟』に変わったのだと知りました。
この3つで、殆どのゴルファーをカバーできるのではないでしょうか?
これまであまり考えたことが無かったのですが、APとはどういう意味なのかな?と思いました。

スモールというよりは、ラージサイズのアイアンです。
これまでのタイトリストのアイアンの中でも大きいほうだと思います。
輪郭は丸みを帯びていて、タイトリストのアイアンらしいです。
シャープな感じはしませんでした。

バックフェースのデザインが、これまでと大きく違っていました。
これがAP3のスタンダードとなるのでしょうか?
キャビティ部分の周りには、タングステンのようなウェイトが配置されているように見えました。

彫りの深さも充分ありました。
広さよりも、深さで勝負している感じです。

トップラインは、やや厚めでしたが、気になるほどではありませんでした。

ソール幅は標準といっていいと思います。
ワイドソールを使い慣れている方には、少し狭く見えるかもしれません。

ネックの長さは適度にありました。
結構大顔タイプのアイアンに見えたので、低重心化を目指してショートネックになっているのかな?と思っていましたが、そうではありませんでした。
適度な長さがあるので、アイアンらしいな・・・。と思いましたし、好感がもてます。

718の刻印がよく目立っています。
次のモデルは720になるのでしょうか?

フェース面にミーリングは見られませんでした。
ごく普通の、見慣れたフェース面です。

装着されているグリップはソフトなフィーリングで好感がもてました。
多くのクラブに採用されている『スタンダード』なグリップといっていいと思います。

素振りをしてみた感じは、まずまずでした。
やや軽量タイプですが、これまでもたくさん経験しているので、苦手意識は芽生えませんでした。
しっかりと振っていくことができました。

ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。
やや面長な感じとグースの利きが目に入りますが、違和感はありませんでした。
むしろ、タイトリストらしく、いいところで抑えているな・・・。という印象でした。
私が好むタイプとはちょっと違うのですが、この顔を好まれる方も多いのではないでしょうか?
セミラージサイズ&セミグースがとても多くなりました。
試打を開始しました。

『打感』は、まずまずでした。
ソフトさとしっかり感のちょうど間くらいといったらいいでしょうか?
少し重みのある打感で、ズシリと手に響いてきました。

球はとてもあがりやすいです。
タフなタイプではありませんでした。
これまでのタイトリストアイアンの殻を破ったイージーアイアンといった印象をもちました。

『安定性』も高く、かなりの寛容さがあるな・・・。と思いました。
打点をズラすと、打感は大きく変わって手に響いてきたのですが、球は意外なほど曲がらず安定していました。
打感とボールの軌道が一致しない、今どきのアイアンだと思いました。
このアイアンの構造が、その大きな要因だと思います。
シビアさは全く感じられず、大らかさがありました。

『飛距離性能』はとても優れていました。
この飛びが一番の驚きといいますか、特長といっていいように思います。
これまでタイトリストのアイアンはそれほど飛びに特化した印象は無かったのですが、このアイアンは違いました。
かなり飛びにこだわって開発されているように感じます。
他のメーカーの飛び系アイアンと大きな違いは見られなかったのですが、ここまで飛びに優れているということは、やはり時代の流れなのかな?と思いましたし、タイトリストユーザーの方の要望も大きかったのではないでしょうか?
キャリーがしっかり稼げますし、ほぼ自動的に飛ぶ感じがします。

『操作性』は、まずまずでした。
左右にも曲げることはできましたが、寛容さのほうが勝っている感じで、大きく曲がるタイプではないように感じました。
いい意味での鈍感さがあると思いました。

このアイアンの一番の特徴は『飛距離性能』です。
これまでのタイトリストのアイアンの中で、おそらくトップだと思います。
番手感覚をもてないほどよく飛びますが、こういったことは珍しくなく、むしろ当たり前といったところもあるので、驚くことはありませんでした。

これまで多くのディスタンス系アイアンが、その飛距離に特化するあまり形が崩れて構えづらかったり違和感があったりするものが多くありましたが、このアイアンはタイトリストらしいバランスの取れた顔をしているところに好感がもてました。

距離を出そうと思えば、必然的に難しくなってしまう部分もあると思いますが、このアイアンはそれが上手く解消されているように感じました。
ディスタンスとイージーは一対で、決して外せない要素になっているのだと思います。

これまでの『やや飛ぶ』から『すごくよく飛ぶ』に進化したアイアンといっていいのかもしれません。

これからもタイトリストの『三兄弟』には期待していきたいと思います。
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