アキラプロダクツ TOUR WEDGEⅢ - ゴルフクラブ試打日記。
PR

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

Post

      
2017年09月23日
PR
  

アキラプロダクツ TOUR WEDGEⅢ

                 
アキラプロダクツ TOUR WEDGEⅢ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは アキラプロダクツ TOUR WEDGEⅢ です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは58度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子です。



正面
とてもカッコいい、アキラのウェッジです。


何とも言えない、いい雰囲気がありました。


これはいいクラブだ・・・。と、直感しました。


アキラのウェッジはこれまでもいくつか試打していて、とてもいい印象をもっているということもありますし、外見的にもすごく魅力的です。


目で『楽しむ』『惚れる』ウェッジといったらいいでしょうか?


私の目尻は下がりっぱなしです。



側面
シャープでシンプルなウェッジです。


今はウェッジもアイアンに近いくらい、キャビティ構造になっていたり、色々な付属品が付いていたりすることもありますが、このウェッジはシンプルです。


必要最低限の物しか無いように見えます。


ヘッドの色(黒)が精悍さを感じさせます。


ウェッジ(クラブ)を動物に例えるとするならば、肉食動物のようなクラブと、草食動物のようなクラブに分けられると思うのですが、このウェッジは完全に肉食系だな・・・。と思いました。


ウェッジの中でのクロヒョウといったところかな・・・。と思いながら見ていました。



CNC GROOVE
トゥ側には『CNC GROOVE』の文字がありました。


これは、フェース面の溝のことだと思います。


何やら特別な工夫がされていそうです。



ネック長さ
ネックは長めで、いい感じです。


スピンを掛けるには、やはり長さがあったほうが有利な気がします。


ホーゼルの、この形状がたまりません。


真っ直ぐな寸胴タイプではなく、微妙に絞り込まれています。


雑な感じは全く無く、丁寧に作られているのが見て分かりました。


かなり細かいところまで気を配って作られている感じがします。


仕上げも艶消しな感じで、いい味が出ています。



ソール幅
ソール幅はノーマルな感じですが、今はもっとワイドなウェッジもたくさんあるので、それらと比べると狭く見える方もいらっしゃるかもしれません。


ワイドソールを好まれる方やバンカーショットを苦手にしておられる方は、もう少し広いほうが安心感をもちやすいかもしれません。



ヒール側の削り
トレーリングエッジが削られていました。


特に、ヒール部分が大きく削り込まれているのが、よく分かりました。


私はヒール側の出っ張りが気になることがあるので、このように最初から大きく削り込まれているとすごく安心できます。


ヒールから入れていきやすそうですし、開いて構えても邪魔にならないだろう・・・。と思いました。



リーディングエッジ
リーディングエッジも削られていました。


バンスは結構利いているように見えましたが、ヒール側が大きく削り込まれているので、邪魔に感じることはないだろう・・・。と思いました。


昔のウェッジのバンスは『跳ねる』イメージが強かったですが、今のウェッジはいい感じで『滑る』イメージが強くなりました。


すごく進化しているように思います。


ローバンスタイプを難しいと感じられる方もいらっしゃると思いますが、私はハイバンスタイプを難しいと感じることが多くありました。


しかし、今のウェッジはハイバンスタイプでもすごく易しくて親しみやすくなったような気がします。



トップライン
トップラインの厚さはノーマルでした。


この角度から見ても、このウェッジの好感度がどんどん増していきます。


きっと構えやすいだろう・・・。と思いました。



細かなミーリングあり
フェース面には、とても細かなミーリングがありました。


指で触れてみると、かなりザラザラ感がありました。


ただ、これはミーリングというよりも、スコアラインが利いているように感じました。


角溝ではなくても、エッジが利いているな・・・。と思いました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。


とても構えやすいです。


ヘッドの据わりが良くて、一瞬で決まりました。


据わりの良くないクラブは少し時間が掛かることもありますし、そのせいでイメージが弱くなってしまうこともあります。


緊張感が走ることもありますが、このウェッジは全く違いました。


すごくいいイメージが自然と湧いてきて、リラックスできました。


逃がし系の顔に見えました。


距離を出さない、むしろ抑えていくクラブであるウェッジは逃がすイメージが出しやすいとすごく有利にはたらくと思うのですが、このウェッジはそんなタイプでした。


今から打つ、このウェッジのインパクト音まで予想できました。



開きやすさ
フェースを開きやすいです。


この開きやすさも一瞬で決まりました。


ヒール側の削りがよく利いているのだと思います。


ロブショットのイメージも出やすいです。


優しくフワッとした球が打ちやすいだろうな・・・。と思いました。


こうして見ていても、すごく贅沢なウェッジを今構えているんだな・・・。と思いました。


ウェッジ好きの私にはたまらない魅力がありました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで良いです。


ソフトでありながら、かなり食いつき感があります。


フェース面の溝が、ボールにアクセスする力がとても強く感じました。


普通のウェッジを『5』だとすると、このウェッジはだいたい『7~8』くらいに感じられました。


球持ちもすごくいいです。



スピン性能
スピン性能はとても高いです。


今のウェッジの中でも間違いなくトップクラスに入るのではないでしょうか?


ボールがよく止まります。


これまで出会ってきたアキラのウェッジはスピン性能が高い物が多いですが、このウェッジも間違いなくその流れを汲んでいると思いました。


高性能な『激スピンウェッジ』です。


スピンがよく掛かるので、掛かりすぎだな・・・。もう少し緩めのスピンがいいな・・・。という方もいらっしゃるかもしれません。


このウェッジはもちろんルール適合ということで、試合にも使えますし、適合モデルでここまでのスピンはなかなか見られないような気がします。


メーカーは、スピン性能を第一に考え開発したのではないでしょうか?


30Yのアプローチでも、ボールにキュッと急ブレーキが掛かって止まりました。



トゥ側
球は適正な高さであがっていきますし、とても拾いやすいです。


出球の高さのイメージもピッタリでした。


フワッとした球も打てました。



バックフェース
『安定性』という点では、今の大らかなタイプのウェッジとは異なる性質をもっていますが、構えやすいのでラインも出しやすいですし、易しく感じました。


いわゆる大らかなタイプではないかもしれませんが、易しすぎないのでダイレクトに伝わりやすいのも、このウェッジの特長だと思いました。



距離感
距離感はとても合いやすいです。


すごく敏感に反応してくれました。


狭いエリアに落としていくことができました。


『飛ばさない能力』といったらいいでしょうか?


今のクラブは飛ばす能力が求められているように思いますが、このウェッジはそれとは真逆の飛ばさない能力に長けていると思いました。


シビアな場面で使うことも多いウェッジは、飛びすぎると大きなミスにつながりやすいです。


それまでの流れを潰してしまいかねません。


飛ばさない力があるからこそ、安心して攻めていけると思うのですが、このウェッジはその能力に長けていると思いました。


上にフワッと浮かせて、勢いを殺して寄せるのも容易なウェッジです。



操作性
『操作性』はとても高いです。


ウェッジはフェースを開きやすいかどうか?ということがとても重要になってくると思うのですが、このウェッジはとても開きやすくてフェースを真っ直ぐだけでなく、斜めに使っていけるので、色々な球で遊ぶことができました。


右めに置いて低い球で転がすのも簡単でしたし、ロブ系の球も充分対応してくれました。


これ一本で、色々なショットを可能にしてくれるように感じました。



ヒール側
先ほども書きましたが、『飛ばさない力』があるので、すごく攻めていけるウェッジだな・・・。と思いました。


飛びすぎるウェッジだと、かなり抑えていかなくてはいけないですし、縦の距離感も合いづらいです。


慎重にいきすぎるあまり、ミスを誘発してしまいかねません。


短いショットでもしっかりとボールにコンタクトして振っていきたいですが、このウェッジだとそれがやりやすい感じがしました。



AKIRA TOUR WEDGEⅢ
打感がいいので、自然にタッチも合ってきます。


アバウトな距離感ではなく、シビアに設定できるのがいいです。



AKIRA TOUR WEDGEⅢ
ヘッドが黒いということもあって、最初見たときからスピンが強そうだな・・・。と思っていたのですが、実際に打ってみても、その通りでした。


かなりフェースが仕事をしてくれます。


ボールとのコンタクトが丁寧で長い感じがしました。



AKIRA TOUR WEDGEⅢ
ソールもよく仕事をしてくれているので、相乗効果もあるな・・・。と思いました。


今のクラブはハイテク感が強い物が多くなりました。


ヘッドがワンピース構造ではなく、色々なパーツが組み合わさったり、形状が複雑になってきていたりしています。



AKIRA TOUR WEDGEⅢ
そういったことを考えると、このウェッジはとてもシンプルに見えますが、ハイテク感ではなく、ベーシック感があって、とても理に適っている造りになっているように感じました。


一本筋が通っていて、硬派で骨太なウェッジだと思いました。


これだけの食いつき感があって『乗り』のいいウェッジはなかなか無いように思います。


メーカーが研究に研究を重ね、そして実戦を重ねて開発したウェッジといえるのではないでしょうか?


私はウェッジの練習が大好きなのですが、今日は夢中になってしまいました。


ただ、グースネックタイプを好まれる方には合いづらいところもあるかもしれません。


ストレートネックを好み、構えやすくて、開きやすいハイスピンウェッジを好まれる方には、是非試していただきたいと思いました。



AKIRA TOUR WEDGEⅢ
アキラのウェッジには魅力的な物が多いですが、このウェッジもかなり魅力的です。


最近ではPROTOTYPE H-858 ウェッジというウェッジに出会い、すごく気に入っているのですが、私はこのウェッジのほうが気に入りました。


どちらもかなりの高性能ですが、『飛ばさない力』が、このウェッジのほうが強いように感じました。


グリーン周りのシビアな場面でも、すごく活躍してくれそうだな・・・。と思いました。


機会があれば、是非コースでも試してみたいと思いましたし、購買意欲も強く刺激されました。


魅力的なウェッジはたくさんありますが、私の中で、今一番ホットなウェッジです。


                         
        

                         

コメント

非公開コメント