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2017年09月05日
プロギア egg ユーティリティ

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは PRGR eggユーティリティ の5番 です。

シャフトは egg オリジナル シャフト です。
ロフトは21度、クラブ長さは39.5インチ、シャフトフレックスはM-37、クラブ総重量は325gです。

プロギアエッグシリーズの新しいユーティリティです。
先日、SUPER eggユーティリティ というクラブを試打したばかりですが、今日は違うモデルです。
SUPER eggユーティリティは黒をベースとした色使いですが、このクラブは赤が目立っています。

eggという名前に相応しい、丸みを帯びた形状です。
抜けがよさそうです。
SUPER eggユーティリティはヒール側に『NON-CONFORMING TO R&A/USGA RULES』という表記がありましたが、このクラブには無かったので、SLE適合モデルなのかな?と思い、尋ねてみたのですが、やはりそうでした。
ルール適合品とのことでした。
エッグシリーズは高反発モデルのイメージが強いですが、適合モデルも発売されているのだと解りました。

ネックの長さは適度にありました。
調整機能は搭載されていませんでした。
SUPER egg はソールに大きな溝がありましたが、このクラブにはありません。
プレーンな感じといったらいいでしょうか?

その代わり、クラウンには出っ張りのようなものがありました。
SUPER eggにも見られましたが、最近はこのようなクラブが増えてきているように思います。
飛距離に大きく関係しているのではないでしょうか?

オーソドックスな形状です。
多少のシャロー感はありますが、それほど極端ではなく、またディープという感じでもありません。

顔はまずまずでした。
最近はよく見かけるような感じがします。

装着されている、このオリジナルグリップは何度か試していますが、好感のもてるグリップです。
機能性を感じさせます。

素振りをしてみると、まずまずでした。
軽量感もあり、タフな感じは全くしません。
むしろ、かなりソフトスペックに仕上がっている感じがしました。
形状はオーソドックスですが、ヒッタータイプだけでなく、スインガータイプの方にも合いやすく設計されているのではないでしょうか?

ボールを前にして構えてみると、まずまずでした。
球がよくあがりそうです。
少しつかまえ顔に見えました。
大顔タイプではないので、ボールとの大きさの対比もいいです。
リラックスして構えることができました。
試打を開始しました。

『打感』は、なかなかいい感じです。
ややソフトなフィーリングでした。

『音』は高めの金属音ですが、大きすぎないのがいいですし、インパクトが緩まずしっかりと振っていくことができました。

球はとてもあがりやすくてイージーです。
打ち出しがとても高く感じたので、色々な工夫がされているんだろうな・・・。と思いました。
タフなUTではありません。

『安定性』は、なかなかいい感じでした。
大らかさがあり、親しみやすい性格をもっていると思いました。
ウェイトは付いていないですし、調整機能も無いのでシンプルな感じがしますが、易しくなるように、見えないところにも色々な工夫がされているのではないでしょうか?

『飛距離性能』は優れていました。
しっかりとキャリーを出していけるタイプです。
高弾道で運んでいけるUTです。
フェースの弾きも良く、初速も速いです。
先日試打した SUPER egg はルール非適合モデルですが、このUTもそれと遜色ない性能をもっていると思いました。
SUPER eggに飛距離で劣る感じはしませんでした。
SUPER eggには無い、このクラブの良さが活かされているのかもしれません。
今度機会があれば、打ち比べてみたいと思います。

『操作性』は、まずまずでした。
弾きが強く球離れが速いタイプですが、左右にも曲げることができました。
球のつかまりがいい感じがしたので、私はスライス系よりもフック系のほうが出やすいと感じました。

易しさと飛びを高めた、今のニーズに合ったユーティリティだと思います。
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