エポン AF-Tour CB アイアン & grindworks CB1-FORGED Cavity Back アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


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2017年08月12日
  

エポン AF-Tour CB アイアン & grindworks CB1-FORGED Cavity Back アイアン

                 
エポン AF-Tour アイアン & grindworks CB1-FORGED Cavity Back アイアン
今日は、この2本のアイアンを試打しました。

試打したアイアンは EPON AF-Tour CB アイアン と grindworks CB1-FORGED Cavity Back アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド
シャフトはどちらもダイナミックゴールドS200です。





<左>エポン AF-Tour CB のスペック

ロフトは34度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。





<右>grindworks CB1-FORGED Cavity Back アイアン のスペック

ロフトは34度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。





正面
どちらも、とてもカッコいい軟鉄キャビティアイアンです。


その何とも言えない雰囲気がたまりません。


落ち着いた感じがして、思わず手に取ってしまいました。


grindworksのアイアンは、まだ試打した経験が少ないのですが、今日は運良く借りることができ、同時にエポンのアイアンも借りることができたので、打ち比べてみることにしました。


いいアイアンに出会えて、ウキウキした気分になりました。



側面
メーカーは違いますが、すごく似た感じがします。


それはバックフェースのキャビティ形状が似ているということもありますが、それ以外にも共通点があるような気がしました。


エポンのアイアンが美しいのはもう当たり前のように思いますが、それに負けない美しさがある、このgrindworksのアイアンも凄いな・・・。と思いました。


メーカーの有名・無名は関係ないんだということが分かります。


そう思わせてくれる日本に住んでいて、私は本当に幸せ者です。


大手有名メーカーのクラブも素晴らしいですが、有名ではなくても素晴らしいメーカーが日本にはたくさんあります。



ソール幅
<左>EPON AF-Tour CB  <右>grindworks CB1-FORGED Cavity

ソール幅は、エポンのほうが少しだけワイドでした。



ネック長さ
<左>EPON AF-Tour CB  <右>grindworks CB1-FORGED Cavity

ネックの長さはほんの少しですが、エポンのほうが長いです。


しかし、これは大きな差ではありませんでした。



顔
<左>EPON AF-Tour CB  <右>grindworks CB1-FORGED Cavity

顔はどちらもとても良くて、似たようなところもあるのですが、あえて選ぶなら、grindworks CB1を選びます。


より自然といいますか、クラシカルな雰囲気があって好きです。


少しシャープな印象もありました。


どちらもセミグースタイプのアイアンですが、グースがそれほど強調されていない感じがして、grindworksに好感がもてました。



トップライン
<上>grindworks CB1-FORGED  <下>EPON AF-Tour CB

トップラインもほぼ同じで、肉眼ではなかなか違いが見分けられませんでした。


ノギスで測ってみたくなりました。



構え感 grindworks CB1-FORGED Cavity Back アイアン
grindworks CB1-FORGED Cavity Back アイアン


構え感 EPON AF-Tour CB アイアン
EPON AF-Tour CB アイアン

どちらも、かなり構えやすいです。


いい雰囲気があり、イメージがどんどん出てきます。


いい顔をしているのですが、どこか柔らかそうといいますか、ふんわりとしたものを感じました。


ナイスショットのイメージしか浮かんできませんでした。


気持ちもどんどん盛り上がってきました。




試打を開始しました。

フェース面
<左>EPON AF-Tour CB  <右>grindworks CB1-FORGED Cavity

『打感』はどちらもとても良いです。


軟鉄アイアンのグッドフィーリングを楽しむことができました。


優劣はつけられませんでした。



側面
『安定性』も同じような感じです。


どちらも『易しさ最優先』のアイアンではありませんが、そういうアイアンだからこそ味わえる扱いやすさといいますか、反応の良さを楽しめます。


何球打っても飽きがこないタイプです。



ヒール側
<左>EPON AF-Tour CB  <右>grindworks CB1-FORGED Cavity

『球のあがりやすさ』もほぼ同じでした。


ほんの少しだけエポンのほうがあがりやすいかな?と思いましたが、大きな差ではありませんでした。



EPON AF-Tour アイアン & grindworks CB1-FORGED Cavity Back アイアン
<左>EPON AF-Tour CB  <右>grindworks CB1-FORGED Cavity

『飛距離性能』も同じような感じで、優劣がありませんでした。


どちらもディスタンス系のアイアンではなく、『ナチュラル系』といいますか、アイアンが本来もっている『距離の打ち分け』『コントロール性』に長けたアイアンです。



EPON AF-Tour アイアン & grindworks CB1-FORGED Cavity Back アイアン
<左>EPON AF-Tour CB  <右>grindworks CB1-FORGED Cavity

『操作性』も同じような感じでした。


すごく反応がいいので、球を打っていても楽しいです。


今はアイアンもドライバーのように曲がりにくいタイプが多くなってきましたし、それだけニーズがあるのだと思います。


クラブの好みは多様化していますが、私はそういうオートマチック的なアイアンよりも、この2つのアイアンのようにマニュアルタイプのほうが好きです。


どちらも反応が良く、左右同じように対応してくれました。



EPON AF-Tour アイアン & grindworks CB1-FORGED Cavity Back アイアン
<左>EPON AF-Tour CB  <右>grindworks CB1-FORGED Cavity

エポンのアイアンが素晴らしいのは、私は身をもって体感しているのですが、このgrindworksのアイアンもすごくいいな・・・。と思いました。


あっと驚くような性能があるわけではないのですが、この『スタンダード感』といったらいいでしょうか?


いい意味で『予想の範囲内』であることがいいな・・・。と思いました。


カッコいいですし、フィーリングもすごくいいです。


バックフェースのデザインもオシャレだと思いました。


大手有名メーカーのように、周りにあまり使っている人がいないというのもプラスの材料といえるのかもしれません。


エポンのアイアンもいいな・・・。と思いましたが、このgrindworksの CB1-FORGED Cavity Back というアイアンは魅力的でした。


アイアン好きの私は購買意欲が刺激されてしまいました。


機会があれば、また何度でも試打して楽しみたいです。


今日は思わぬところで、いいクラブに出会い、その幸運に感謝しました。


                         
        
                         

コメント

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grindworks社
golfdaisuki様
ご無沙汰しております。
今回の両アイアンがすごく似た感じがしたと仰っているのも無理ないですね。grindworks社の専任技術顧問をされている小林健治さんは遠藤製作所の元社長さんで、その昔はクラブ部門の製造部門の責任者をされていた方です。遠藤製作所の後にはエスヤードの社長さんもされていました。
クラブを見ただけでそれを感じ取られたgolfdaisuki様の感性はさすがですね。
これからも、感性豊かな日記楽しみにしております。
とても勉強になりました
老頭様。こんばんは。golfdaisukiです。
ご無沙汰しております。

このアイアンについて詳しく教えてくださり、ありがとうございます。

そういった経緯があったのですね。
全く知りませんでした。

私の感性を褒めていただいておりますが、私はそれよりも老頭様の知識の多さといいますか、情報量の多さに驚いております。

私はそういったことは全く知らずに試打しているので、とても勉強になります。
メーカーの裏事情などは全くといっていいほど知りませんが、色々なことがあるのだなと思いました。

老頭様にはいつも色々なことを教えていただいておりますが、今回もとても勉強になりました。
ありがとうございます。

暑い日が続いておりますが、体調など崩されませんよう、ご自愛くださいませ。

これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。