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2017年08月02日
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スリクソン ZU65 ユーティリティ & ホンマ TOUR WORLD TW-U FORGED ユーティリティ

今日は、この2本のアイアン型ユーティリティを試打しました。
試打クラブは スリクソン ZU65 ユーティリティ の3番と ホンマ TOUR WORLD TW-U FORGED ユーティリティ の3番 です。

<上>ダンロップ スリクソン ZU65 ユーティリティ N.S.PRO 980GH DST
<下> ホンマ TOUR WORLD TW-U FORGED ユーティリティ N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
<右>ホンマ TOUR WORLD TW-U FORGED ユーティリティ のスペック
ロフトは21度、クラブ長さは38.75インチ、シャフトフレックスはS、キックポイントは手元調子 です。
<左>スリクソン ZU65 ユーティリティ のスペック
ロフトは20度、クラブ長さは39.25インチ、シャフトフレックスはS、キックポイントは中手元調子 です。

ダンロップとホンマの、優れたアイアン型ユーティリティの競演です。
どちらもとても以前試打したことがあって、とても気に入っているので、いつか打ち比べてみたいと思っていました。
今日はその想いが叶って、とても嬉しいですし、ワクワクしてきました。

どちらも本格派という言葉が相応しいクラブです。
名称にはユーティリティが付いていますが、こうして見ていると、アイアンのテイストを失わないように作られている感じがします。
あくまでも『アイアンの延長線上』に位置づけられているのが分かります。

<左>スリクソン <右>ホンマ
ソール幅はスリクソンのほうがワイドでした。
これはすぐに見分けが付きました。

<左>スリクソン <右>ホンマ
ネックの長さは、ホンマのほうが少し長いです。
これもすぐに分かりました。

<上>ホンマ <下>スリクソン
トップラインの厚みも違っていました。
スリクソンのほうが、ワイドです。
はっきりしていました。

<左>スリクソン <右>ホンマ
顔も違いがありました。
明らかにホンマのほうが小顔で、より『アイアンテイスト』が強いです。
こうして見比べてみると、スリクソン ZU65はユーティリティの特色が出ている感じもします。
しかしどちらも、今のアイアン型ユーティリティの中でトップクラスのアイアンらしいユーティリティであることに変わりありません。
これまで、多くのアイアン型ユーティリティに不満をもっていた私は、この2本は大好きです。
あとはタイトリストの712Uだな・・・。と思いました。

オリジナルグリップにも違いがありました。
わりとしっかりとした感じで滑りにくいホンマのグリップと、しっとりとしたフィーリングが素晴らしいベルベットタイプのグリップを装着したスリクソンです。
人によって好みが分かれるところだと思いますが、私は断然スリクソンのグリップのほうが好きです。

HONMA TOUR WORLD TW-U FORGED ユーティリティ

SRIXON ZU65 ユーティリティ
ボールを前にして構えてみても、どちらも好感がもてましたが、私はホンマのほうが好きです。
普通にアイアンの感じが出せます。
ユーティリティではなく、アイアンを構えているんだと思えます。
スリクソンもいい感じですが、こうして比べてみると、その差ははっきりしていました。
ただホンマは小顔感もあるので、この小ささを気にされる方もいらっしゃるかもしれません。
スリクソンのほうが、安心感があるという方もいらっしゃると思います。
試打を開始しました。

<左>スリクソン <右>ホンマ
『打感』はどちらも大きな違いはないのですが、ホンマのほうが少し『芯』がある感じがしたので、あえて優劣をつけるとするならば、ホンマにしたいと思います。

<左>スリクソン <右>ホンマ
『球のあがりやすさ』は、少しスリクソンのほうがあがりやすいと思いました。
しかし、これはシャフトも違うのではっきりとしたことは分かりません。
ただ、もし同じシャフトだったとしても、おそらくスリクソンのほうが少しだけあがりやすいのではないかな?と思いました。

『安定性』は、少しスリクソンのほうが高いような気がしました。
しかし、これは大きな違いではありませんでした。
どちらも寛容さをウリにしたモデルではないと思います。
ある程度ユーザー層を絞っていると思います。
共通しているのは、ウッド系よりもアイアン系のクラブを好まれる方には親しみやすいクラブだということです。

<左>スリクソン <右>ホンマ
『飛距離』も、大きな違いは見られませんでした。
あえていうなら、私はホンマのほうがちょっとだけ出ているかな?という感じでした。
『操作性』も、ホンマのほうが少し扱いやすい感じがしました。
反応の良さを感じました。
どちらも優れたアイアン型ユーティリティですが、こうして打ち比べてみると、細かな性格の違いもあるのだと分かりました。
この2本が牽引役となって、これからも素晴らしいアイアン型ユーティリティが誕生していってくれたら嬉しいです。
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