ブリヂストンゴルフ TOUR B X-CBP アイアン - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2017年07月14日
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ブリヂストンゴルフ TOUR B X-CBP アイアン

                 
ブリヂストンゴルフ TOUR B X-CBP アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ブリヂストンゴルフ TOUR B X-CBP アイアン の7番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR 105
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 です。

ロフトは32度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、バランスはD2、キックポイントは手元調子 です。



正面
ブリヂストンの新しいアイアンです。


今の時期にブリヂストンのニューモデルに出会えるのはちょっと意外でしたが、ブリヂストンにはいつも注目しているので、とても嬉しいです。



側面
ポケットタイプのアイアンですがBSらしく、正統派で美しい仕上がりになっています。


普通のフルキャビティと同じような外観ですが、易しさはアップしているんだろうな・・・。と思いました。


易しさを感じさせますが、形が崩れていないところがBSらしいです。



彫りの深さ
彫りの深さは充分ありますが、普通のポケキャビと違うところは、ヒッティングポイント部分が肉厚になっているところです。


これだったら普通のキャビティにしても良かったのではないかな?と思ったのですが、ポケットにすることに意味があるのかもしれません。



トップライン
トップラインはノーマルな感じです。



ソール幅
ソール幅は少し広く見えますが、今ではノーマルといえるのかもしれません。


昔のアイアンを経験している私は、どうしても広く見えてしまします。


最近のBSのアイアンは、アスリートモデルでも少しワイドなものが多いように思います。



ネック長さ
ネックの長さは、BSアイアンにしては少し短いですが、他のメーカーと比べると標準的な感じもします。


今はこれくらいの長さが普通といえるでしょうか?


ボールの低スピン化が進んでいるので、これくらいの長さが適正なのかもしれません。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


これまで見られた、BSらしいフェース面です。



リーディングエッジ
リーディングエッジは微妙に削られていました。


抜けの良さにもこだわっているようです。



オリジナルグリップ
装着されているグリップは硬めで、これまで他のメーカーでもよく出会ってきたタイプです。


私はこういうタイプがあまり好きではないので、もし購入したら即グリップ交換をすると思いますが、このグリップを好まれる方もたくさんいらっしゃると思います。


何故このグリップにしたのかな?と思いましたが、それだけニーズが高いということなのかもしれません。


このアイアンに対する好感度が下がることはなかったのですが、少しテンションが下がってしまいました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、とてもいい感じです。


さすがのBS顔だと思いました。


ポケキャビということで、少しクセのあるタイプかな?と思っていましたが、そんなことはありませんでした。


オーソドックスな美顔といっていいと思います。


とても構えやすいです。


グースが弱いのがまたいいです。


つかまるイメージが強すぎるのは苦手ですが、このアイアンは逃がすイメージも出しやすいので、安心できました。


強いグースタイプを好まれる方には、構えづらいところがあるかもしれません。


大顔タイプではなく、ボールとの対比もいい感じです。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、なかなかいい感じでした。


全体的な雰囲気からくる、柔らかそうな感じが伝わってきていたのですが、その感じがダイレクトに伝わってきたような気がします。


ソフトではあるのですが、インパクトの衝撃を感じやすいですし、グッと押し込んでいける感じがしました。


くっつき感があるというよりは、少し弾いて運ぶ感じがしましたが、好感のもてる打感です。



トゥ側
球はあがりやすいです。


弾道も、予想していたよりも少し高めでした。


この球のあがりやすさが、ポケットタイプにした大きな理由ではないかな?と思いました。


ロフトは立っていますが、それをあまり感じさせない弾道の高さです。


アスリートタイプのアイアンの中では、かなり『お尻が重たい(重心深度がある)』タイプではないかな?と思いました。


上から打つのが苦手で、横からはらうイメージで打っていきたい・・・。という方にも、このアイアンの球の拾いやすさ・あがりやすさは好感を持ちやすいのではないでしょうか?



バックフェース
『安定性』は、なかなかいい感じでした。


シビアさは感じず、見た目通りの易しさがありました。


イージー系のアイアンに見られるような『超・ワイドスポット』という感じはしなかったのですが、ある程度のゾーンで勝負していけるタイプのアイアンだと思いました。


ワイドスイートエリア系のアイアンに見られやすい、打感がボヤけた感じも、このアイアンには感じられませんでした。


しっかりとインパクトの感触が伝わってきたので、ゴルファーとクラブがお互いに『合わせやすいタイプ』のアイアンだと思いました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、なかなか優れている感じがしましたが、今では標準的といえるでしょうか?


飛距離最優先のアイアンではないですが、決して飛ばないほうではないと思います。


『チョイ飛びタイプ』といったらいいでしょうか?


しっかりと高さを出せますし、大きなキャリーでコースを攻めていきやすい感じがしました。



操作性
『操作性』は、いい感じでした。


どちらかに偏ったタイプではなく、左右同じように対応してくれました。


セミオートマチックタイプの中でのマニュアルタイプといったらいいでしょうか?


ちょっと分かりにくい表現かもしれませんが、そんな印象をもちました。


ドローヒッターの方にも、フェードヒッターの方にも合いやすいアイアンだと思います。


こういったところは、マッスルバックやハーフキャビティにつながる性能だと思いました。



ヒール側
最初見たときはブリヂストンらしい、シンプルで美しいアイアンだな・・・。と思いましたが、実際に打ってみると、見た目以上の易しさを感じました。


本格的でカッコいいアイアンですが、気難しいタイプではないです。


親しみやすさが充分感じられるアイアンです。



BRIDGESTONE GOLF TOUR B X-CBP アイアン
これまでたくさんポケットキャビティアイアンを試打してきましたが、正直私にはあまり縁が無い構造だな・・・。といつも思っています。


ポケットタイプの構造はとても有効だと思うのですが、そこまではまだ必要がないな・・・。というのが正直なところです。



BRIDGESTONE GOLF TOUR B X-CBP アイアン
クラブの性能とは直接関係ないですが、『掃除のしづらさ』というのも理由のひとつですし、それは以前も書いてきたと思います。


しかし、そこまで気にされる方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?


ポケキャビをたくさん見かけるようになって、そのように感じます。



BRIDGESTONE GOLF TOUR B X-CBP アイアン
私はポケキャビを購入する予定は今のところないですし、これから先もないかもしれません。


しかし、購入するとしたら、このアイアンが最有力候補だな・・・。と思いました。


とはいっても、その時にはこのアイアンはとっくに廃番になっていると思うのですが・・・。



BRIDGESTONE GOLF TOUR B X-CBP アイアン
BSアイアンの印象は、カッコ良さとBSらしい精悍な顔があります。


そして軟鉄鍛造のイメージも強いです。



BRIDGESTONE GOLF TOUR B X-CBP アイアン
そして今回のニューモデルは、それに易しさが加わったように思います。


構えやすさ・カッコ良さを犠牲にして易しくするのは簡単だと思いますが、その大切な部分を犠牲にせずに易しくなっているところがいいな・・・。と思いました。



BRIDGESTONE GOLF TOUR B X-CBP アイアン
BSアイアンはカッコいいけど難しそう・・・。と思っておられる方には、是非試していただきたいと思いました。


カッコ良さと易しさの両立ができているアイアンを探している・・・。という方にも試していただきたいです。


今は暑さが厳しいですが、このアイアンを試打していて、涼風が吹き抜けてきたような爽やかさを感じました。


クールでカッコいいアイアンです。


                         
        

                         

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