DOCUS DCI701 TOUR アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


Post

      
2017年07月09日
  

DOCUS DCI701 TOUR アイアン

                 
DOCUS DCI701 TOUR アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは DOCUS DCI701 TOUR アイアン の7番 です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールドです。

ロフトは32度、クラブ長さは36.75ンチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。



正面
DOCUSのカッコいいアイアンです。


DOCUSらしい個性的なところは見られますが、全体的にシンプルで美しいアイアンです。



側面
今風のフルキャビティといっていいでしょうか?


キャビティ部分にも独特な工夫が見られます。


質感のいいアイアンだな・・・。と思いました。


柔らかそうな雰囲気があります。



TOUR
バックフェースの中央部分には、控えめに『TOUR』の文字がありました。


色も変えていなくて、刻印だけなのも好感がもてます。



彫りの深さ
彫りの深さはたっぷりあります。


こうして見てみると、ポケキャビに匹敵するくらいの深さだと思いました。



トップライン
トップラインの厚さはノーマルな感じです。


丸っこすぎず、適度にシャープなのも、すごくいいです。


構えても、イメージがボヤけてしまうことはないだろうな・・・。と思いました。



ソール幅
ソール幅はノーマルです。


トゥからヒールにかけて、テーパーが強くなっているタイプです。


ストレートに近いアイアンも今は多いですが、フェースターンをイメージしやすいので、私はこのようなテーパータイプのほうが好きです。



ネック長さ
ネックの長さは少し短く見えますが、今はこれくらいが平均的といえるような気がします。



MADE IN JAPAN
これまでのモデル同様、『MADE IN JAPAN』の文字がありました。


海外製が圧倒的に多い中で、日本製というのは魅力的です。


価格は関係無く魅力があります。


ゴルフクラブの場合、海外製だからといって極端に安くなることもないので、もっと国産品が増えてきてもいいのではないかな?と思っています。


以前は海外製だったけど、今は国産品のクラブを扱っている国内メーカーも増えてきたと聞きました。


日本製というだけで、イメージも良くなりますし、贅沢な感じがします。


贅沢というといけないことのように思われがちですが、実は贅沢がいけないことではなく、無駄がいけないことなのだと聞いたことがあります。


ちょっと例えは違うかもしれませんが、例えば、うどんに海老の天ぷらを乗せるのが自分にとっての贅沢だとすると、本当は1つでいいのに、安かったからと食べきれないと分かっていながらトマトを3つ買ってしまい、腐らせてしまうようなことを無駄といえるでしょうか?



リーディングエッジ


トレーリングエッジ
リーディングエッジもトレーリングエッジも、『手削り感』がありました。


削りが不均一な感じがしました。


ゾディアのアイアンを思い出しました。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


スコアラインの間隔もやや広めで、日本的な感じがしました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい感じです。


構えやすいです。


グースも少し利いていますが、これくらいであれば苦手意識は芽生えませんでした。


小顔というよりは、標準的な大きさです。


球を逃がすというよりはつかまりそうな感じがしましたが、これくらいであれば対応しやすいと思いました。


どのクラブもそうですが、アイアンは『顔が命』といえます。


それは重心深度の深いドライバーなどのウッド系クラブではなく、重心深度の浅いアイアンやウェッジは特にそうです。


構えた印象のまま球が飛び出すことが多いからです。


『スッピンの構え感』といったらいいでしょうか?


ウッド系では多少『化粧』をしているように感じられることもありますが、アイアンやウェッジでは化粧が利かないと感じることが多いです。


『見た目が勝負』といえます。


そういった意味でも、このアイアンは好感がもてました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は良いです。


適度な柔らかさがありました。


全体的な雰囲気から伝わる柔らかさと合致していました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。


タフな感じは無く、普通の7番アイアンらしい自然な感じがしました。


色々なパーツや異材などが組み合わさった機能性アイアンとは違う、ナチュラルさが魅力的でした。



バックフェース
『安定性』は、なかなかいい感じです。


シビアさは全く感じませんでした。


フルキャビティらしい大らかさがありました。


名前に『TOUR』という文字が使われていますが、気難しさのようなものは全くありませんでした。


親しみやすいタイプのアイアンです。



飛距離性能
『飛距離性能』は、まずまずでした。


やや飛ぶ感じではありますが、今のアイアンの中ではノーマルなほうだと思います。


特別飛距離性能が秀でているとは思いませんが、最低限7番アイアンでこれくらいは飛ばしたい・・・。というところはクリアしているのではないでしょうか?


私の感覚では、だいたい6番アイアンくらいの飛びに感じました。


『アイアンの番手ずらし』は、今では当たり前になってきました。



操作性
『操作性』は、なかなか良いです。


クセが無く、左右にも同じように対応してくれました。


キャビティらしい易しさがありながらも、扱いやすさも残っていて、バランスがとれているように感じました。



ヒール側
なかなか手にすることのないメーカーのアイアンですが、いいアイアンだな・・・。と思いました。


これといって真新しいところは見られなかったのですが、クセの無さ・フィーリングの良さが特に印象に残りました。



DOCUS DCI701 TOUR アイアン
今はハイレベルなアイアンもたくさんありますが、それらと比べても全く引けを取らないといいますか、魅力が感じられるアイアンです。


使い続けても飽きが来ない感じがします。


中古ショップにも、なかなか並ばないだろう・・・。と思いました。



DOCUS DCI701 TOUR アイアン
もっと大顔タイプのアイアンがいい・・・。


もっとあがりやすくて、寛容さのあるアイアンがいい・・・。


もっと飛び性能の高いアイアンは欲しい・・・。


という方もいらっしゃるかもしれません。



DOCUS DCI701 TOUR アイアン
そういった意味では、このアイアンは『易しさ一辺倒』とはいえないかもしれません。


『飛距離最優先』といいうわけでもありません。


全て『適度な範囲』でバランスがとれているように思います。



DOCUS DCI701 TOUR アイアン
尖った性格ではないと思いました。


『円い性格』のアイアンだと思いました。


TOURではありますが、決してプロや上級者限定のアイアンではないと思います。



DOCUS DCI701 TOUR アイアン
先ほども書きましたが『日本製』ということで魅力が増しますし、軟鉄タイプのアイアンなので、購入後も自分に合うように調整できるのも魅力です。


誰もが知っているような大手有名メーカーのアイアンしか使いたくない・・・。


TVや雑誌で紹介されているアイアンしか使いたくない・・・。


もっと大顔でグースの強いアイアンを使っていきたい・・・。


という方にはお勧めできないですが、メーカーの知名度や大きさなどは関係なく、むしろ周りがあまり使っていないようなレアなクラブを使いたい・・・。


軟鉄アイアンを好み、適度な大きさでセミグースタイプが好きだという方には、是非試していただきたいと思いました。



DOCUS DCI701 TOUR アイアン
DOCUSというメーカーのクラブは、まだそれほど多く試打してきたわけではないのですが、どんどん興味をもつようになりました。


これからも私たちゴルファーの為に、素晴らしいクラブを発表し続けて欲しいです。

                         
        
                         

コメント

非公開コメント
        

Do custamize
の略がDOCUSです。わたしもウェッジを使用していますがとてもフィーリングの良い出来です。今回のアイアンの試打の感想をみて、アイアンにも興味がわきました。
いつも試打日記を楽しく読ませて頂いています。これからも読ませて頂きます。
初めまして
S@S様。初めまして。
golfdaisukiと申します。
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。

そうですか、そのような意味があったのですね。
知りませんでした。
勉強になりました。

私はまだ購入できていないのですが、このメーカーのクラブはいいですね。
興味深いクラブがいくつかあります。

これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。

それでは失礼いたします。