Post
≪Orion SPY-1 WED PROSPEC ウェッジ | HOME | プロギア RS 2017 ドライバー≫
2017年06月19日
バルド PROTOTYPE CB16 FORGED アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは BALDO PROTOTYPE CB16 FORGED アイアン の7番 です。

シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 です。
ロフトは30度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、キックポイントは手元調子 です。

バルドの美しいキャビティアイアンです。
最近は機能的なアイアンにたくさん出会ってきているせいか、このシンプルさがとても美しく見えます。
余計な付加価値を付けない、シンプルさで勝負している感じがします。

オーソドックスなフルキャビティアイアンです。
バルドのクラブ(特にドライバー)には『飛び』のイメージが強いですが、それ以外にも『男前』『カッコいい』というイメージもあります。
このアイアンも美しさとカッコ良さが共存していました。
ゴルフクラブは球を打つ前にその雰囲気を、まず目で楽しみたいと思っている私はとても好感がもてました。
最近のアイアンの特徴といえるように思うのですが、ラージサイズでした。
小顔タイプのフルキャビティは少なくなってきているような気がします。

トゥ側にはウェイトのようなものがありました。
もしウェイトの役目を果たしているのだとすると、この位置にあるということは重心距離を伸ばして飛距離性能を高める狙いがあるのでしょうか?
私は小顔で重心距離が短いタイプが好きなのですが、ラージサイズを好まれる方もたくさんいらっしゃいますし、好みが分かれるところだと思います。

彫りの深さは充分です。
昔からある、オーソドックスなフルキャビティアイアンです。

アンダーカットもありました。
これもよく見られる工夫です。

トップラインは厚めでした。

ワイドソールタイプです。

リーディングエッジは微妙に削られていました。

ネックは短めでした。

フェース面にミーリングはありませんでした。
シンプルなフェース面です。
写真を撮り忘れてしまったのですが、ボールを前にして構えてみると、私の好みの範囲からは外れていました。
ラージサイズでグースも目立ちます。
少し『アゴ』も出ていました。
しかし、これまでも同様のタイプはたくさん経験しているので、苦手に感じることはありませんでした。
最初見た『顔(バックフェースのデザイン)』と、構えたときの顔の印象が違っていました。
いいイメージが鮮明に浮かんでくることは無かったのですが、この大らかそうな顔に任せて打っていこう・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』は、なかなかいい感じでした。
厚みのある柔らかさとは違うのですが、しっかりしていて好感がもてました。

球はあがりやすいです。
タフな感じは全くありませんでした。
幅広い層に対応できる、敷居の低いアイアンだと思いました。

『安定性』も高く、大らかなタイプのアイアンです。
フルキャビティの長所が充分感じられました。

『飛距離性能』も高いですが、今のアイアンの中では平均的なほうかもしれません。
安定した飛びを実現してくれていますが、『飛び』に特化したアイアンという印象はありませんでした。
飛ばす為にロフトを立て、そのデメリットを解消するために、色々な工夫がされているアイアンだな・・・。と思いました。

『操作性』は、まずまずでした。
左右に曲げるのも難しくなく、普通に扱うことができました。
扱いやすさと安定性のバランスが取れているな・・・。と思いました。

バルドらしいカッコ良さがありながらも、易しさもあって、親しみやすいアイアンだと思います。
コメント
No title
2017-06-19 20:45 AGO URL 編集
管理人のみ閲覧できます
2017-06-20 11:54 編集
初めまして
golfdaisukiと申します。
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。
今回の記事は、構えたときの写真を撮り忘れてしまい、申し訳ありませんでした。
構えたときの写真は無いですが、コメントは書いております。
これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼いたします。
2017-06-20 22:54 golfdaisuki URL 編集
ありがとうございます
golfdaisukiです。
いつもありがとうございます。
さて、今回は『敷居が高い』という表現についてコメントを頂いておりますが、この言葉の意味は私も一年以上前に知り、ニュアンスが違うことに驚きました。
この言葉は記事にもよく使っているので、表現を変えようかと思ったこともあったのですが、『伝わりやすさ優先』で使わせて頂きました。
仰る通り、本来の意味とは違うので、私がこの言葉を使うのは正しくないという認識がありながら使い続けてしまったことをお詫びいたします。
ただ、言葉というのは『いきもの』のようなところがあり、元々の意味とは違う使われ方をすることが多いのも事実ですね。
それは今回の『敷居』という表現以外にもたくさんあると思います。
『正しい日本語』は残していかなくてはならないですし、他人様の目に触れるのであれば、正しくない言葉は使うべきではないと私も思います。
言葉とは常に『流動的』なところがあるのはヨッシー様のご承知だと思いますし、言葉が『動かなかった』時代など、これまでも無かったのかもしれないですね。
これからどのように言葉が変化していくのか、私は分からないですが、残しておきたいところはきちんと残しておきたいですね。
私はずっと正しい表現ではないと知りつつも、伝わりやすさ優先で誤った使い方をしてしまい、申し訳ありませんでした。
これからは、このような表現は使わないようにしたいと思います。
違う言葉で、なるべく伝わりやすい表現を探していこうと思います。
この度はとてもありがたいご意見を寄せてくださり、ありがとうございます。
感謝しております。
これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼いたします。
2017-06-20 23:05 golfdaisuki URL 編集