リョーマゴルフ Ryoma F - ゴルフクラブ試打日記。


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2017年05月29日
  

リョーマゴルフ Ryoma F

                 
リョーマゴルフ Ryoma F
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは リョーマゴルフ Ryoma F のF5 です。



BEYOND POWER F
シャフトは BEYOND POWER F です。

ロフトは18度、クラブ長さは42.5インチ、シャフトフレックスは∞ です。



正面
久し振りに出会った、リョーマのFWです。


リョーマは高性能なドライバーのイメージがとても強いですが、FWもドライバー同様、高性能なイメージがあります。


以前試打したRyoma D-1 Fは、強く印象に残っています。



側面
ヘッドのほぼ全てが黒いデザインになっていて、精悍さがあり、カッコいいです。


かなりシャローな感じがします、


こういったところはリョーマらしいです。



ネック長さ
ネックは、やや短めですが、今のFWの中では標準的といっていいでしょうか?


調整機能も搭載されておらず、とてもシンプルなヘッドです。



シャローヘッド
こうして見ても、かなりシャロータイプのヘッドだということが分かります。


ロフト(18度)やF5という名前から、このクラブはクリークという認識でいいと思うのですが、他のクリークよりもシャロー感が強いです。


直打ちなら球があがりやすそうだけど、ティアップして打つときは『ダルマ落とし』みたいにならないかな?と、ふと思ってしまいました。



顔
丸っこい顔をしています。


丸っこい顔をしたFWはたくさんありますが、このクラブはその中でも個性的な感じがします。


『リョーマ顔』といっていいと思います。


リョーマファンの方には、愛着のもてる顔といっていいのではないでしょうか?



リョーマゴルフ Ryoma F 振り感
素振りをしてみた感じは、シャフトがよくしなって動くのが印象的でした。


このBEYOND POWERという名前のシャフトは以前試打したことがあります。


フレックスは『∞』で、無限大ということでいいと思うのですが、硬い感じの無限大ではなく、ひたすら軟らかいほうの無限大だと思いました。


ワンフレックスで全てをカバーしているのでしょうか?


ちょっと種類が違いますが、洋服のサイズのフリーサイズを思い出しました。


私にはフリーサイズの服は合いません。



構え感
ボールを前にして構えてみると、なかなかいい感じでした。


精悍さというよりは、この丸っこさが柔和な雰囲気を醸し出していました。


直打ちで試すことにしたのですが、かなり球があがりやすそうだな・・・。と思いました。


シャロー感が、こうして見ていても伝わってきて、直進性も高そうです。


ヘッド後方の膨らみも少しありました。


これまで、他のメーカーのクラブでは、『易しさ』を追求するあまり、形がいびつになってしまった物もたくさんありましたが、このクラブには、そういったことを感じませんでした。


物理的な易しさが、感覚を邪魔していない感じがしました。


こういったところにも、メーカーの工夫が感じられます。


構えづらいクラブは、たとえ理論上の易しさがあっても、実際はかなり難易度が上がってしまいます。


構えたときにイメージできないクラブは、目隠しをして歩くようなものかもしれません。


このクラブは安心感がありましたし、リラックスして構えることができました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで好感がもてました。


リョーマらしいグッドフィーリングでした。


これまでも何度かリョーマのクラブを試打しているので、この打感はある程度予想していました。



打球音
『音』も良いです。


はっきりしていますが、耳に障る音ではなく、心地いい音でした。


気持ち良く振り抜いていくことができました。


これまでも、スイングにブレーキをかけてしまいそうな音を耳にしたこともありますが、この音は違いました。


最後までアクセルを踏ませてくれました。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。


直打ちでも、充分あげてくれました。


タフな感じは全くしませんでした。


ボールを上手く拾ってくれました。


極端にいえば、フェースがボールにコンタクトするだけで、自然にあがっていく・・・。という感じでした。


ユーザー層を絞り込まず、幅広い層に対応していけるFWだと思います。



バックフェース
『安定性』も高いです。


かなり寛容といいますか、『曲がりづらい』印象をもちました。


オートマチックタイプのFWといっていいと思います。



飛距離性能
『飛距離性能』も、リョーマらしいレベルの高さを感じました。


他のメーカーの『ぶっ飛びFW』という感じではなく、『穏やかにしっかりと飛ばすFW』といった印象をもちました。


浅重心タイプで低スピン性能に優れたFWが苦手な方も、このFWは親しみやすさを感じやすいのではないでしょうか?


多くの日本人にマッチした、日本人の為のFWといっていいと思います。



操作性
『操作性』は、まずまずでした。


色々と細工をしようとしましたが、どうしても直進性のほうが勝ってしまう感じで、大きく曲げることは難しく感じました。


しかし、何とか左右に曲げることができました。


あまりクセを感じなかったので、ドローヒッターの方にもフェードヒッターの方にも合いやすいのではないでしょうか?


特にフェードヒッターの方には、相性が良さそうだな・・・。と思いました。



ヒール側
ゴチャゴチャした感じは全くなく、シンプルなFWですが、とても性能が高いと思いました。


シンプルなヘッドは高性能な物が多いと、私はいつも思っています。


調整機能に逃げていなくて、クラブ本来の性能で勝負しているクラブが多いように思います。



リョーマゴルフ Ryoma F
調整機能は確かに便利な機能ですが、クラブ本来の性能がもうひとつだな・・・。と感じたクラブはこれまでもたくさんあります。


このクラブはそういったクラブとは真逆だと思いました。



リョーマゴルフ Ryoma F
装着されているシャフトがもうひとつ私には合いづらい感じがしたのですが、違うシャフトに変えると親しみやすさが増すと思いましたし、ヘッドがもつポテンシャルをもっと高めていけそうだと思いました。



リョーマゴルフ Ryoma F
クラブを見ていると、そのメーカーの特徴といいますか、個性のようなものが垣間見られることがあります。


ブレているな・・・。と感じることもあれば、このメーカーは軸がぶれないしっかりしたクラブ開発がされているな・・・。と思うことはよくあります。


リョーマはしっかりとした軸をもったメーカーだと、私は思っています。


クラブ自体、かなり高価なので、なかなか購入することができないのですが、これまでも購買意欲を強く刺激されたクラブはいくつかあります。


いつかリョーマのクラブを購入して、ラウンドできたらいいな・・・。と思いました。

                         
        

                         

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