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2017年05月27日
アキラプロダクツ ADR アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは アキラプロダクツ ADR アイアン の7番 です。

シャフトは N.S.PRO 950GH です。
ロフトは30度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、キックポイントは中調子、クラブ総重量は407g です。

アキラADRシリーズの新しいアイアンです。
ADRアイアンは、これまで何度か試打しているのですが、青がよく目立っています。
派手さはなく落ち着いたデザインですが、見た目のインパクトがあります。

ポケットタイプのアイアンです。
小振りではなく、やや大顔な感じがしました。
ピカピカ光るタイプではないので、落ち着いた感じがして好感がもてます。

彫りの深さは充分あります。

トップラインは、やや厚めでしたが、苦手意識は芽生えませんでした。

バックフェースにある、この青いパーツのような物が、よく目立っていました。
ウェイトのような役目を果たしているのかな?それとも単なるデザインの一つなのかな?と思いました。

ソール幅はワイドでした。
このようなタイプのアイアンでは標準的と言えるのかもしれません。

ネックは少し短く見えましたが、今では見慣れた長さです。

リーディングエッジは削られていました。
はっきりしていました。

トレーリングエッジの削りも目立っていました。
こういったところは、今のアイアンの特徴といえるような気がします。

フェース面にミーリングはありませんでした。

このオリジナルグリップは、いい感じです。
やや乾いた感じのソフトなフィーリングです。
グリップのパターンが珍しいな・・・。と思いましたが、親しみやすいグリップです。

素振りをしてみると、私には重量がちょっと足りない感じもありましたが、これまでもたくさん経験していますし、苦手な感じはしませんでした。
アイアンの特徴がしっかり出ているな・・・。と思いました。

ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
見とれることはなかったのですが、特に大きなクセは無く、不安に感じるところはありませんでした。
セミラージ&セミグースタイプのアイアンです。
今はこういうタイプが一番多いように思います。
『ナウ ジャパニーズ スタンダード スペック アイアン』といったところでしょうか?
あまりシャープなタイプではないですが、そこがいいという方も多いのではないでしょうか?
試打を開始しました。

『打感』は、まずまずでした。
イージー系アイアンらしい打感だな・・・。と思いました。
球への『乗っかり感』というよりは、明らかに『弾き感』がありました。
バーンと弾く感じで球離れも速いです。

球はあがりやすいです。
自動的に球を浮かせてくれる感じがしました。
このようなポケットタイプの重心が深いアイアンらしいあがりやすさだと思いました。
昔ながらの高重心タイプのアイアンのような、『スピンの効いた浮きやすさ・出球の高さ』ではなく、最初の打ち出しからドーンと高くあがっていく感じでした。
高さは安定していて、ほぼ自動的にあげてくれるアイアンだと思いました。

『安定性』も高いです。
寛容さは、かなりあります。
スイートエリアも広く、なかなかブレる感じがしません。
オートマチック系のアイアンです。

『飛距離性能』は優れていました。
この飛距離性能が、このアイアンの大きなウリのひとつだと思います。
ロフトが立っているということもありますが、フェースの弾きも強いですし、かなり飛距離を追求して作られたアイアンという感じがします。
アイアンに飛距離性能を求めておられる方には、とても魅力的なアイアンといえるのではないでしょうか?

『操作性』は、まずまずでした。
あまり操るタイプではないと思いましたが、小さい幅で左右に曲げることはできました。
大きく曲げるのは苦手なアイアンだと思いましたが、それが今のニーズに合っているような気がします。
やや大型のアイアンですが、球のつかまりはとてもいいと思いました。
昔のラージサイズのアイアンのような、右にすっぽ抜けるような球は出ませんでした。
しっかりと球をつかまえて飛ばしてくれました。

かなりオートマチック性の強いアイアンです。
オートマチック系のアイアンは飛距離性能が優れている物が多いですが、このアイアンもそのようなタイプだと思いました。

アイアンに『飛び』と『安定性』と『あがりやすさ』を求めておられる方には、是非試していただきたいと思いました。
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