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2017年05月14日
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DOCUS DCI703F アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは DOCUS DCI703F アイアン の7番 です。

シャフトは NS MODUS3 TOUR105 です。
ロフトは32度、クラブ長さは37ンチ、シャフトフレックスはS、キックポイントは手元調子 です。

久し振りに出会った、DOCUSのアイアンです。
私はDOCUSのクラブに出会って、まだ日が浅いですし、特徴など分からないことも多いですが、いい印象が残っています。
他のメーカーには見られない独自性も感じられます。

バックフェースのデザインが独特ですが、いい雰囲気ありました。
決してデザインだけのクラブではないと思いました。
軟鉄の、いい風合いも感じられます。
柔らかそうな印象をもちました。
ミラー仕上げのアイアンも多いですが、このアイアンは艶消しタイプなので、さらに好感度があがりました。

トゥ側にある、この丸い『出っ張り』のようなものは単なるアクセサリーなのでしょうか?
それともウェイトの役目を果たしているのでしょうか?
他のメーカーのアイアンでは、なかなか見られない、面白い工夫だな・・・。と思いました。

彫りの深さもしっかりあります。
最近はポケットキャビティが多いですが、このアイアンはオシャレなデザインのフルキャビティです。
ポケキャビほどの彫りの深さはありませんが、易しそうな感じがしました。

アンダーカットがありました。
一目見て分かるほど、はっきりしています。
こういった工夫も、これまでたくさん見てきました。
アンダーカットの深さや幅も、色々とあるものだと思いました。

トップラインは少し厚く見えたのですが、これくらいであれば問題ないと思いました。
よく見られる厚さです。
全体的な輪郭はシャープな感じがしますが、尖った感じではなく、かといって丸すぎることもなく、ちょうどいい感じでした。
イメージがボヤけることはないだろう・・・。と思いました。

ソール幅はノーマルな感じがしますが、今のアイアンの中では明らかに狭いほうだと思います。
私は見慣れた幅なのですが、狭く感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
ソールの真ん中付近が厚みを増しているのが珍しいな・・・。と思いました。
これも、メーカー独自の工夫なのだと思います。

ネックは短めでした。
ソール幅を見ていたら、もう少しロングを予想していたのですが、そうではありませんでした。
今のアイアンの中でも標準というよりは短いほうに入ると思います。
この角度から見ても、グースが利いているのが分かりました。

フェース面にミーリングはありませんでした。
均一性があって、美しいフェース面です。
スコアラインは『削る』というよりも『スタンプ』的な印象をもちました。
生産性が高いということもあると思いますし、角溝が禁止になって、このようなタイプが圧倒的に多いように思います。

ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
私の好みの顔とはちょっと違うのですが、構えづらいということはありませんでした。
普通にリラックスして構えることができました。
オートマチック性を感じさせる構え感でした。
小顔タイプという印象はありませんでした。
セミラージサイズといっていいと思います。
グースの利きも目立っていました。
これ以上グースの利きがきつくなると、難しくなってしまうかもしれない・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』は良いです。
適度な柔らかさとしっかり感があって、好感がもてました。

『球のあがりやすさ』は普通だと思いました。
タフな感じはしませんでした。
かといって、球があがりやすくなるような特別な工夫が、たくさんされているようには感じませんでした。
自然な感じのあがりやすさといっていいのかもしれません。

『安定性』は高いと思いました。
フルキャビティらしい易しさがありました。
見た目通りの、大らかなタイプのアイアンです。
シビアさは全く感じませんでした。
今はポケットキャビティの人気が高く、このような昔ながらのキャビティアイアンは少なくなってきているように思います。
しかし、今日試打してみて、改めてフルキャビティの易しさを感じました。
私は、今はMBを使っていますが、いずれキャビティを使うようになったときに、おそらくハーフキャビティか、このようなノーマルなフルキャビティにするような気がします。
ひとつ確実に言えるのは、必ず軟鉄タイプを選ぶということです。

『飛距離性能』は、まずまずでした。
私の感覚では6番アイアンくらいの飛距離に感じるのですが、今はもうこれくらいが常識といえるのかもしれません。
もっと飛ぶ7番アイアンにもたくさん出会ってきました。
アイアンにも飛びを求めていきたいけど、決して飛距離最優先というわけではなくて、『縦の距離感』も残しておきたい・・・。という方には、親しみやすさを感じやすいのではないでしょうか?
ちょうどいい『さじ加減』ができているといえるのかもしれません。

『操作性』は、まずまずでした。
左右に曲げることもできましたが、私は左への曲がりのほうが大きくなりました。
ただ、どちらかといえば大らかさが強く感じられたので、この大らかな性格を活かしていったほうがいいのかな・・・。と思いました。
できればあまり細工をしたくないな・・・。と思いました。

バックフェースのデザインや、独特なソール形状に目が奪われがちですが、基本性能はしっかりしていると思いました。

セミラージサイズでグースタイプ。
今、最も支持されているタイプのアイアンといえるのではないでしょうか?

飛距離もそこそこ出て、周りにあまり使っている人がいないアイアンが欲しい・・・。
見た目オシャレだけど、見た目だけではない、基本性能の高さも求めていきたい・・・。
そういう方に試していただきたいと思いました。

あがりやすさ・安定性・飛距離・デザイン。
このバランスが上手くとれているアイアンだと思いました。

競技志向の方はもちろん、エンジョイゴルファー派の方にも、魅力的なアイアンといえるのではないでしょうか?
コメント
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2017-05-16 18:40 編集