grindworks Forged Dual Pocket Iron - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2017年02月26日
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grindworks Forged Dual Pocket Iron

                 
grindworks Variant ONE Driver
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは grindworks Variant ONE Driver です。



GRAPHITE DESIGN Tour AD AD-65TypeⅡ
シャフトは GRAPHITE DESIGN Tour AD AD-65TypeⅡ です。

ロフトは30度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は384g です。



正面
初めて出会った、grindworksのアイアンです。


先日、ドライバーを試打することができたのですが、今日は、この美しいアイアンを手にすることができました。


初めてなので、いつも以上にドキドキします。



側面
オーソドックスなポケットタイプのアイアンです。


サイズも大きめでした。


一口にアイアンといっても、今は色々なタイプがありますが、このアイアンはイージー系で親しみやすそうな雰囲気があります。


これまでも同じようなタイプのアイアンをたくさん試打したことがあり、時には雑に感じたこともあったのですが、このアイアンにはそういうものは感じませんでした。


ラージサイズですが、『丁寧さ』『カッコ良さ』がありました。



彫りの深さ
彫りの深さもたっぷりあります。


こうして見ていても、重心深度がかなり深そうなのが分かります。


球がブレにくい、大船のような雰囲気があります。


アイアンはドライバーなどの『ウッド系クラブ』と比べると『浅重心』ですが、このアイアンは浅重心というよりは深重心という印象をもってしまいます。


『お尻の重たさ』を感じさせます。



トップライン
トップラインは、やや厚めでしたが、極端な感じはしませんでした。


適度な厚みを維持しているな・・・。と思いました。


構えたときに、このトップラインの見え方で、感じ方が大きく変わってくることもあるので、私は重視しています。


厚すぎたり丸っこさがありすぎたりすると、イメージがぼやけてしまうこともあるのですが、このアイアンはいい感じだろうな・・・。と思いました。


易しさを追求していながらも、決してフィーリングを軽視していない・・・。といいますか、『かゆいところに手が届く』感じがしました。


私はgrindworksというメーカーのことを全く知らないのですが、好感度が上がってきました。



ソール幅
ワイドソールタイプです。


こういったイージー系ではノーマル幅といえるかもしれません。


これだけ広いと、『上から』というよりは『横から拾っていく』イメージが出しやすいかもしれません。


私はもう少し狭いほうが易しく感じるのですが、これくらいのワイドなほうがいいという方もたくさんいらっしゃるように思います。


今はゴルファーの細かい好みにしっかりと応えてくれるクラブがたくさんあるので、私たちゴルファーは幸せです。


どれを選べばいいんだろう?と迷ってしまうこともあるかもしれませんが、この迷ってしまうのも、ゴルフの楽しみのひとつだと思います。



ソール形状
ソールは丸みがはっきりしているというよりは、平らに近い感じもしますが微妙に丸みを帯びていて、『滑り』も良さそうです。


リーディングエッジが削られているのがすぐに分かりました。


芝の抵抗に負けない『抜け』の良さがありそうです。


最近は『大手メーカー』『地クラブメーカー』問わず、このようなタイプが圧倒的に多くなりました。


削りの入っていないアイアンのほうが少ないように思います。



ネック長さ
ネックは短めでした。


こうして見ていても、かなり重心が低そうです。


いわゆる『頭でっかち』タイプでした。


グースが効いているのも分かりました。


かなりはっきりとしたグースネックでした。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


ごくノーマルな美しいフェース面です。



グラインドワークス フォージド デュアル ポケット アイアン 振り感
素振りをしてみると、イメージよりも軽くて、少し戸惑うところがありました。


ヘッドだけを見ると、ラージサイズですし、しっかりとした造りになっているので、結構重量があるように見えたのですが、実際はそうでもありませんでした。


もちろん、装着されているシャフトの影響も大きいと思います。


私には軽すぎる感じがしたのですが、今はこういう軽めのスペックの人気も高いのだと思います。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。


この大きさに安心感をもたれる方は多いのではないでしょうか?


グースの利きも目立っていました。


私が好むタイプとは異なるところもあるのですが、強いクセのようなものは感じませんでした。


このようなラージサイズのアイアンだと、グースを効かせるのが自然なことのように思います。


これがもしストレートだったら、球がつかまりきらずに、右に抜けやすくなるかもしれません。


私はフェースターンを強くして、球をしっかりとつかまえて運んでいきたいタイプなので、小顔タイプが易しく感じるのですが、フェースターンを小さく、できるだけ変えないようにして打ちたい方には好ましい構えやすさといえるのではないでしょうか?


大顔タイプのアイアンではありますが、丁寧さが感じられ、大味な感じはしませんでした。


軽量であることと、グースタイプということで、私が苦手に感じるところがあったのですが、そこに気をつけて振っていこう・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はまずまずでした。


こういうポケットタイプのアイアンなので、大体の予想はしていましたが、その予想通りでした。


軟鉄ハーフキャビティやマッスルバックのような柔らかさと厚みのある打感ではないですが、こういう打感もアリだと思いました。


イージー系のアイアンの中には、雑に感じたり何だか擦ったような打感であったりするものがあるのですが、このアイアンにはそういったものを感じませんでした。


イージー系アイアンの中でも、『丁寧な打感』といいますか『おとなしい打感』だと思いました。


伝わってくるものはマッスルバックやハーフキャビティなどと比べると少ないように感じましたが、これまでも経験していますし、大きな不満はありませんでした。


『乗っかり感』よりは『弾く感じ』のほうが強く感じられました。



トゥ側
球はとてもよくあがりました。


『あがりすぎ』というくらい高くあがってくれました。


このアイアンのロフトは30度ということで、私の感覚では『5番と6番の間』になるのですが、それを全く感じさせないあがりやすさでした。


『ロフト崩壊』といったら大袈裟かもしれませんが、そう感じさせるほど、このアイアンの弾道の高さが際立っていました。


今の多くのアイアンはロフトが立っていて、そのデメリットを補うたくさんの技術や工夫が取り込まれていますが、このアイアンも同じだと思いました。


グースタイプなので、最初の数球は球を拾いづらい感じがしましたが、だんだんと慣れてきて、難しく感じることはありませんでした。


低く打つのが難しく感じるくらい、『ほぼ自動的に』球をあげてくれるアイアンだと思いました。



バックフェース
『安定性』も高いです。


完全にオートマチックタイプのアイアンです。


大らかさが感じられました。


船でいうと、『大船タイプ』です。


細かな操作が難しい分、直進性が高いので、そのメリットを活かしていけばいいのだと思いました。


ラージサイズですが、球のつかまりも問題ないと思いました。



飛距離性能
『飛距離性能』も優れています。


よく飛びます。


今はディスタンス系アイアンがたくさんありますが、このアイアンも間違いなくその仲間に入ります。


こういうイージー系のアイアンを試打していると、『飛ばす為』に、易しくしているのではないか?と思うことがよくあります。


よく飛ぶけど、その分よく曲がる。スイートエリアが小さくて、飛ぶときとそうでないときの差が激しい・・・。というのではあまり人気は出ないかもしれません。


ドライバーと同じようにアイアンも飛距離が求められるようになってしばらく経ちましたが、飛距離とオートマチック性とは切っても切れない関係にあるのかもしれません。


キャリーもしっかり出せましたし、『振れば飛んでいく』という印象をもちました。



操作性
『操作性』は、それほど高くはないと思いますが、一応左右に曲げることもできました。


大きく曲げづらかったですし、すごく極端で不自然なことをしているな・・・。と思いました。


グースは効いていますが、球が引っ掛かるという感じはしませんでした。


『ニュートラル』に近い性能をもっているように感じました。


ただ、できればもっと重量のあるスチールシャフトを装着すると、もっと扱いやすくなったのではないかな?と思いました。


今は重量のあるカーボンシャフトも発売されていますが、それならばスチールで充分と思ってしまいます。


コストパフォーマンスはスチールのほうがまだ高いですし、これまでの経験による信頼度の高さがスチールシャフトにはあります。


ただ、スチールシャフトは金属である以上、いつかは必ず『へたり』が出てしまいます。


『耐久性』という点では、今のカーボンシャフトのほうが高いと思います。


昔のカーボンシャフトは品質が不安定でしたが、今のカーボンシャフトはすごくレベルアップしています。


ヘッドよりもシャフトの進化のほうが大きいように思います。



ヒール側
難しく飛ばすといいますか、技術を使って飛ばすのではなく、『易しく飛ばしていく』ということがクラブに求められているのかもしれません。


『飛ばしのオートマチック化』が今の多くのアイアンに求められているように思います。



grindworks Forged Dual Pocket アイアン
アイアンは飛ばす為のクラブではなく、正確に狙った距離を『刻む』クラブだと私は思っていますが、そうではなく、とにかく飛ばしていきたい・・・。アイアンにも距離を求めていきたい・・・。というのも、人の心理なのかもしれません。


今はアイアンを少なくセッティングしておられる方がとても多くなりました。


『5番から』あるいが『6番から』という方も多く見かけます。


『7番から』という方もいらっしゃいます。


それはボールの進化によるところも大きいと思いますし、あがりやすくてイージーなクラブが求められているのかもしれません。



grindworks Forged Dual Pocket Iron
『易しさ』とはまた別に『狙いやすさ』『保険の掛けやすさ』ということで考えてみても、私はアイアンに分があるように思うのですが、ユーティリティやFWの高性能化が、アイアンの本数を減らしているのかもしれません。


このアイアンは7番アイアンですが、まるで『ユーティリティアイアン』を打っているような印象をもちました。



grindworks Forged Dual Pocket Iron
イージー系アイアンらしい、『あがりやすさ』『高安定性』『飛距離性能の高さ』という三拍子が揃っていました。


先ほども書きましたが、大味なところが無かったので、好感がもてました。


チープな感じは全くしないですし、雑な感じもしません。



grindworks Forged Dual Pocket Iron
私が使っているアイアンとは全く異なるタイプのアイアンですが、好感がもてました。


おそらく、これから先も私はこういうタイプのアイアンを使うことは無いと思いますが、もし購入する機会が訪れたとしたら、このアイアンも候補に入れるだろう・・・。と思いました。


易しくても、チープな感じのアイアンは使いたくない・・・。


他の人が使っていなくてカッコいい高性能なアイアンを使いたい・・・。という方に、是非試していただきたいと思いました。



grindworks Forged Dual Pocket Iron
私はこのメーカーのことを全くといっていいほど知らないのですが、先日試打したドライバーに加え、このアイアンを試打して、好感度があがりました。


飛距離や安定性なども印象に残りましたが、一番強く印象に残ったのは『丁寧さ』です。


雑なところが無いのが、一番のポイントでした。


訊くところによると、このメーカーは違うタイプのアイアンも作っているということなので、次回は是非そちらも試してみたいと思いました。


先日初めて知ったメーカーですし、このようなメーカーのクラブに出会うことができる日本に住んでいて、とても幸せなことだと思いました。


海外に出張に行っている友人にも、こういうアイアンがあるんだと知らせてあげたくなりました。


あと約半年海外に出張している友人ですが、帰国後の彼の喜ぶ顔を想像するだけで嬉しくなりました。


また何度でも試打してみたいアイアンです。


                         
        

                         

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