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2017年01月28日
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ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-F フェアウェイウッド

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ブリヂストンゴルフ TOUR B XD-F フェアウェイウッド の3番 です。

シャフトは TOUR AD TX1-6F です。
ロフトは15度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は60g、トルクは4.9、バランスはD2、キックポイントは中調子、クラブ総重量は323g です。

ブリヂストンゴルフの新しいフェアウェイウッドです。
以前試打したドライバーと同じく、ツアステの匂いがしてカッコいいです。
ツアステ誕生時からのファンである私は、ブリヂストンからこのようなカッコいいクラブが発表されると嬉しくてたまりません。
昔のいい記憶が蘇ってきます。
『TOUR B』もいいですが、やっぱり『TOURSTAGE』のほうが、しっくりくるな・・・。と思いました。

シャロー感のあるFWです。
ディープという感じはしませんでしたが、とても整っています。
こういうシャローな形状は、今のFWの特徴といっていいと思います。
昔のスプーンはディープな物も多く、バフィやクリークになってシャローになっているモデルもありました。
しかし今は、ドライバーだけでなく、FWもシャロー化が進みました。

ネックの長さは適度にありました。
調整システムは搭載されていません。
こうして見ていても、いい形をしているな・・・。と思いました。

ソールにあるウェイトがよく目立っています。
ドライバーと同じです。
ウェイトには『6』と表示されていたので、6gということでいいのだと思います。

ソールには、大きな溝がありました。
これもドライバーと同じです。
わざわざこのような形状にしているのだから、溝の効果は大きいのだと思います。

フェース面には、とても美しいミーリングがありました。
最近のBSのドライバーにはずっと採用されています。
ドライバーのフェース面にミーリングは、他のメーカーではあまり見られませんが、これもBSの深い研究によるものだと思います。

シャロータイプのFWです。
今の主流といっていい形状です。
昔だったら、BSらしくない形状だな・・・。と思ったと思うのですが、今はすっかり見慣れましたし、シャローでもカッコ良さが崩れていないところがいいです。
この形を見ても、球があがりやすそうな感じが伝わってきます。
今日もティアップせずに、直打ちで試してみよう・・・。と思いました。

とてもいい顔をしています。
BSのイメージに合う、男前です。
アイアンのBS顔もいいですが、FWのBS顔もいいな・・・。と思いました。
形は整っていますが、シャープ過ぎず丸みがあって、どこか和ませてくれる感じがします。
親しみやすい顔だな・・・。と思いました。

素振りをしてみると、なかなかいい感じでした。
今のFWの中では、結構しっかりしたスペックに仕上がっているように感じました。
とはいっても、決してハードな設定になっていないですし、親しみやすいところがありました。
何回か素振りをして、すぐにタイミングを合わせることができました。

ボールを前にして構えてみても、とてもいいです。
すごくいいイメージが出てきました。
とても楽に感じられました。
いいイメージばかり浮かんで、ミスのイメージは全く浮かびませんでした。
フェース面の見え具合ではスプーンらしいところがあるけど、ヘッド全体で見たら、バフィのようなところもあるな・・・。と思いました。
ラインも出しやすそうですし、球もいい感じであがってくれそうに感じました。
試打を開始しました。

『打感』はソフトでした。
とても好感のもてる打感です。
期待通りでした。

『音』は、おとなしめの金属音でした。
気持ち良く振り抜いていけます。
『品位のある音』といったらいいでしょうか?
この音の良さが、このクラブの価値を、より高めてくれるように感じました。
とても好感のもてる音です。

『球のあがりやすさ』も、いいです。
打つ前に予想していた通りでした。
直打ちでも詰まることなく、ボールをしっかりと拾ってくれ浮かせてくれました。
予想していない動きをしないので、易しいな・・・。と思いました。
最近の3Wは直打ちでも高いパフォーマンスを発揮するものが本当に多くなりました。
直打ちで浮きづらい3Wを試打した記憶は、最近ではありません。
このFWはタフな印象はありませんが、今のFWの中では標準的なほうかな?と思いました。
タフな印象は全くないですが、もっと浮きやすい3Wがあるのも、また事実だと思います。

『安定性』は、まずまずだと思いました。
高い寛容性・直進性のあるクラブだとは思いませんでしたが、構えやすいですし、ラインも出しやすいです。
方向性に不安を感じさせるクラブではありませんでした。
当てにいくのではなく、しっかりと振り切ってラインを出していける感じがしました。

『飛距離性能』は、なかなかいい感じでした。
『押し』の利いた、力強い球を打つことができました。
フェース面のミーリングや、ソールにあるウェイトや溝なども、効果を発揮しているのでしょうか?
高さも充分だせましたし、推進力が高い弾道だと思いました。

『操作性』は、いい感じでした。
どちらかに偏ったということもなく、左右同じように反応してくれました。
最近はつかまりのいいFWが多いですが、このFWはどちらかというと中立的な印象をもちました。
右に逃がすのも易しくできました。
顔が整っていて、左へのプレッシャーを感じさせないので、とても扱いやすいクラブだと思いました。

昨年試打したドライバーもいいですが、このFWもいいな・・・。と思いました。
ドライバーと同じ流れで使っていけそうだと思いました。
ドライバーは『三兄弟』でしたが、このFWはどうなのでしょうか?
姉妹モデルは作られているのでしょうか?

このFWを試打しながら、ずっと『XD-7』のことを思い出していました。
XD-7と相性が良さそうですし、一緒にバッグに入れてプレーしたら楽しいだろうな・・・。と思いました。

BSらしく、とても硬派でカッコいいデザインですが、実際に打ってみると、それほど敷居の高さは感じず、むしろ親しみやすさのほうが強く残りました。
カッコいいクラブですが、敬遠すべきクラブではないと思います。
どちらかといえばヒッター向けだと思いますし、単に『易しさ』だけが特化したクラブではありません。

しかし、このちょうどいい感じの『しっかり感』が、頼もしく思えてきました。
今日は練習場での試打でしたが、もしコースに持っていったら楽しくプレーできただろうな・・・。と思いました。

昔のBSと、今のBSではちょっと印象が変わったところもありますが、いいメーカーであることは変わりないので、これからも私たちファンを大いに楽しませて欲しいと思いました。
これからもBSには期待していきたいです。
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