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2017年02月01日
プロギア RS ユーティリティ

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは プロギア RS ユーティリティ の3番です。

シャフトは M-43 です。
ロフトは19度、クラブ長さは40インチ、シャフトフレックスはM-43、シャフト重量は58g、トルクは4.0、バランスはD1.5、クラブ総重量は349gです。

プロギアのシンプルでカッコいいユーティリティです。
プロギアは何といっても、ユーティリティブームを作ったメーカーですし、これまでも優れた製品を世に送り出しているので、ユーティリティのトップメーカーといっていいと思います。
勿論、ドライバーやFWなど、他の番手のクラブも、名器を多く生み出しているメーカーです。
先日試打したFWもすごくいいですし、このユーティリティを手にすることができて、とても嬉しく思いました。

全体的にはとてもシンプルな形状です。
色々なパーツが付け加えられていたり、調整機能なども見られません。
シンプルですが、このシンプルなところに、メーカーの深い研究があるのだと思います。
おそらく、見えないところにたくさんの工夫がされているのだと思います。

ネックの長さは平均的です。
特に変わった感じはしませんでした。
すごくシンプルだけど、プロギアのニューモデルだから、おそらくこれまでに無い工夫がされているのだろう・・・。と思いました。
そう思わせてくれる魅力が、プロギアにはあります。
私はこれまで、プロギアの素晴らしいクラブにたくさん出会ってきました。

ヒール側

トゥ側
ヒール側とトゥ側には、溝のようなものが見られます。
これは以前試打したドライバーやFWにも見られました。
同じシリーズということもありますし、番手が違っても採用されているということは、それなりの理由があるのだと思います。

セミシャローといっていいでしょうか?
よく見かける形状です。
今のUTの多くが、このような形状だと思います。

シンプルなグリップです。
FWなどと同じだと思います。

いい顔をしていました。
ストレートではなく、多少オフセットになっていて、やや出っ歯タイプです。
今のUTの『標準顔』といったところでしょうか?

素振りをしてみた感じは、まずまずでした。
結構ソフトスペックに仕上がっていました。

ボールを前にして構えてみると、好感がもてました。
球を拾いやすそうですし、ラインもイメージできました。
このまま真っ直ぐ振り抜いていこう・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』は、ややしっかりめでした。
ソフトというよりは、しっかりという印象をもちました。
結構手応えがありました。

『音』は高めでした。
これまでもよく耳にしてきた金属音です。
高くて、やや大きめの音でしたが、インパクトが邪魔されることはなく、しっかりと振り抜いていくことができました。

『球のあがりやすさ』は、まずまずでした。
こうして見ると結構ディープな感じもしますが、決してあがりづらいタイプではなく、しっかりと浮かせてくれました。
ソールを上手く滑らせて球を拾っていく感じがちょうどいいような気がしました。
ボールの前後を上手く使っていけるので、見た目以上に易しい感じがしました。
高めの弾道というよりは、中高弾道というほうが合っているように思いました。

『安定性』は、平均的だと思います。
特別易しさが秀でているようには感じませんでしたが、ラインも出しやすかったですし、シビアに感じるところはありませんでした。

『飛距離性能』は優れていました。
とてもシンプルなUTですが、よく飛ぶな・・・。と思いながら、球を目で追っていました。
ゴチャゴチャしたところはなく、スッキリしていますが、色々な工夫がされているのだろうと思いました。
さすがはUTのトップメーカーでもあるPRGRだな・・・。と思いました。

『操作性』は、なかなかいい感じでした。
球離れが速い感じがしますが、左右にも曲げることができました。
右左、どちらにも同じように反応してくれました。
適度な球のつかまりやすさがあると思います。

落ち着いたデザインと、飛距離性能に長けたユーティリティです。
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