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2016年12月20日
ヨネックス N1-CB フォージドアイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ヨネックス N1-CB フォージドアイアン の7番 です。

シャフトは N.S.PRO MODUS3 SYSTEM3 TOUR125 です。
ロフトは32度、クラブ長さは36.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は129g、バランスはD2 です。

ヨネックスのカッコいいアイアンです。
機能性を感じさせるデザインですが、全体の形が崩れていません。
工夫の見られるキャビティアイアンです。

大きさも普通です。
機能性の感じられるアイアンは、ラージサイズが多いような印象もありますが、このアイアンはノーマルタイプです。

彫りの深さは、結構ありました。
ハーフキャビティといえなくもないすが、こうして見ると深く見えます。
私にはフルキャビティという認識がピッタリきました。

真ん中の黒い部分を近くで見てみたのですが、『GRAPHITE HYBRID』という文字がありました。
これは以前試打したアイアンと同じです。
金属の中にプラスチックのような質感の物が組み込まれている感じがしました。
ゴムやプラスチックはずっと日に当たり続けていると劣化していきますが、このパーツの場合はどうなのかな?と思いました。
クラブをすぐに買い替える方は気にならないかもしれませんが、私は一度気に入ると結構長く使うタイプなので、こういったことは気になります。

トップラインの厚さは適正でした。
薄いという感じはしませんでしたが、分厚いタイプでもないので、好感がもてます。
トップラインの厚みや輪郭などで、構えたときのイメージも変わってくるので、とても重要な部分です。

ソール幅は少し広く見えましたが、今のアイアンの中ではノーマルなほうだと思います。

リーディングエッジとトレーリングエッジが大きく削られているのが、よく分かりました。
はっきりとしています。
打ちやすさ(抜けの良さ)にも気を配っているようです。
私たちユーザーに、是非手にとってもらいたい。購入して欲しい。というメーカーの思いが伝わってきます。
色々なメーカーのクラブを試打していると、それぞれに特徴が感じられます。
あまりユーザーに歩み寄らない感じのメーカーもあれば、できるだけ多くの工夫を取り入れ、ユーザーに歩み寄っている感じのメーカーもあります。
『目に見える工夫』に力を入れているメーカーはとても多いように思います。

ネックは少し短く見えましたが、今はこれくらいが普通といえるのかもしれません。

ホーゼルには、やや大きめの『MADE IN JAPAN』の文字がありました。
先日試打したマッスルバックと同じです。
ヘッド全体の工夫もありますが、かなり『削り』に力を入れているようです。

フェース面にミーリングはありませんでした。
いい感じのフェース面です。
使い込んでいけば、きっと味のあるフェース面になるだろう・・・。と思いました。
アイアンやウェッジは新品のときももちろんいいのですが、ある程度使い込んでいって、いい味が出る場合が多いです。
『使い減り』せずに、いい風合いがプラスされることが多いように思います。
そういったクラブは愛着が湧きやすいです。

このベルベットタイプのグリップはとてもいいです。
ポピュラーなグリップです。
しっとり感があって、手に馴染みやすいです。

ボールを前にして構えてみると、好感がもてました。
ちょっとグースは利いていますが、苦手意識が芽生えるほどではありませんでした。
見とれるということは正直無かったのですが、打ちやすそうだな・・・。と思いました。
小顔というよりは、少し大きく見えました。
ボールとの大きさのバランスも崩れていないと思いました。
いいイメージを描くことができました。
試打を開始しました。

『打感』はソフトな感じで、好感がもてます。
ガツンとくる感じではなく、適度にマイルドでした。

球はあがりやすいな・・・。と思いました。
外見からくる印象では、もっとタフな感じだと思っていたのですが、そうでもありませんでした。
あがりやすくなるような工夫がされているのだと思います。
こういった見た目との印象のギャップがあるところが『機能性アイアン』の特徴だと思います。
ヒッター向けのアイアンであることは間違いないと思うのですが、それほど難しいタイプではないと思いました。

『安定性』は、まずまずでした。
キャビティタイプらしい寛容さがありました。
ある程度の正直さはもっていますが、それが全面に出過ぎていない感じがしました。
ラージサイズのポケキャビとはまたちょっと違いますが、それなりの大らかさはもっていると思いました。

『飛距離性能』は普通といったところでしょうか?
今のアイアンの中では、それほど飛ぶタイプではないかもしれませんが、私の感覚では『6番くらい』に感じます。
決して飛距離を最優先していないけど、今の飛距離を求める時代に逆らっていないといいますか、流れに乗っているといっていいのかもしれません。
今はアスリートタイプのアイアンでも距離が出るものが多くなりました。

『操作性』は、いい感じでした。
少しグースが利いていましたが、強いクセのようなものはなく、自然に左右に打ち分けることができました。
どちらかといえば、少しつかまりやすいかな?と思いましたが、左が気になることはありませんでした。

ヨネックスのクラブは、大きな機能性や独自の技術を駆使して開発されているイメージがありますが、このアイアンもヨネックスの技術が注ぎ込まれているように感じました。
シンプルさが武器になるアイアンで、敢えて異材を組み込んでいるところが凄いです。

これまでならソールにタングステンが組み込まれている物が多かったと思うのですが、このアイアンはまた違う工夫がされています。
ひとつの形にこだわるのではなく、色々な発想でクラブ開発されているんだな・・・。と思いました。

まずまずの構えやすさと打感の良さ。
そして、カッコ良さもあります。
カッコいいですが、難しすぎないのも長所だと思います。

なかなか面白いアイアンだな・・・。と思いました。
コメント
No title
2016-12-21 08:06 勇太 URL 編集
初めまして
golfdaisukiと申します。
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。
そうですか、このアイアンは池田選手が使っていたのですか。
知りませんでした。
来年も池田選手には活躍して欲しいですね。
これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼します。
2016-12-24 20:13 golfdaisuki URL 編集