フォーティーン TC544 フォージド アイアン - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2016年10月29日
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フォーティーン TC544 フォージド アイアン

                 
フォーティーン TC544 フォージド アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブはFOURTEEN TC544 FORGED アイアン の7番 です。



N.S.PRO 950GH HT
シャフトは N.S.PRO 950GH HT です。

ロフトは30度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g です。



正面
フォーティーンの新しいアイアンです。


これまでとちょっとデザインが変わった感じがしますが、基本的には同じ作りになっています。


フォーティーンらしく、整っていて落ち着きのあるアイアンです。


こうして見ても、やや面長なタイプであることが分かります。



側面
オーソドックスなタイプのキャビティアイアンです。


今はキャビティアイアンもいろいろとありますが、フォーティーンはずっと、このシンプルなタイプです。



彫りの深さ
彫りの深さはたっぷりあります。


かなり易しさにこだわっているように見えます。


最近は高い機能性を感じさせるキャビティアイアンが多くなってきているので、このようなシンプルなフルキャビティは珍しく感じられます。



ソール幅
ソール幅は少しワイドですが、今はこれくらいが標準といえるような気がします。



ネック長さ
ネックは、やや短めでした。



ミーリング無し
フェース面に、ミーリングはありませんでした。


フォーティーンらしく、綺麗なフェース面です。


使い込んでいけそうだな・・・。と思わせてくれるフェース面です。


店員さんの話によると、このアイアンは軟鉄を採用しているのだそうです。


フォーティーンのアイアンは軟鉄以外のイメージが強いのですが、こうして軟鉄を採用するということは、それだけたくさんのニーズがあるからなのだと思います。


軟鉄の長所は、そのフィーリングの良さがありますが、それ以外にも購入した後に、ライ角やロフト角などを自分に合うように、微妙に調整するのが簡単だということが挙げられます。


こういったことをあまり気にされない方もいらっしゃるかもしれませんが、とても大きなことで、いいプレーをするには欠かせないことだと思います。



トップライン
トップラインは、なかなかいい感じです。


これくらいだと、いいイメージが出せそうです。



オリジナルグリップ
このフォーティーンのオリジナルグリップはお馴染みです。


適度なソフトさがあって、好感がもてます。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。


セミラージサイズといっていいでしょうか?


ちょっと大顔に見えました。


セミグースタイプでもあります。


このヘッドの大きさには、少しのグースがちょうどいいような気がします。


今、最も支持されているタイプといえるのではないでしょうか?


やや大きめですが、変なクセは全く無いと思いました。


できれば、もう少し小振りでシュッとしていたほうが、イメージが強く出せそうだな・・・。と思ったのですが、特に難しく感じることもなかったですし、これくらいがちょうどいいという方も多いのではないでしょうか?


大らかさを感じたので、その大らかさを頼りにしながら打っていくことにしました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで良いと思いました。


ソフトな中にも『しっかり感』を感じました。


『芯のあるソフトさ』だな・・・。と思いました。



トゥ側
球はあがりやすいです。


高めの弾道です。


シャフトも関係しているように思います。



バックフェース
『安定性』は、なかなかいい感じです。


フルキャビティらしい易しさを感じました。


見た目通りの大らかさがありました。


シビアさは全くありませんでした。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れています。


よく飛ぶアイアンだな・・・。と思いました。


今はディスタンス系アイアンが多いので、その中では平均的なほうかな?と思いましたが、私のもっている7番アイアンの距離感覚では全くありませんでした。


アイアンにも飛距離性能が求められるようになって、かなりの年月が経ちましたが、このアイアンもそのニーズに応えていると思います。


キャリーを大きく伸ばしていくことができました。


『番手違い』を楽しめるアイアンといったらいいでしょうか?



操作性
『操作性』は、いい感じでした。


左右同じように対応してくれました。


どちらかというと大らかさのほうが勝ってしまうところがあったのですが、決して曲がりにくいタイプではないと思いました。


大らかさの中に操作性が混在しているアイアンといったらいいでしょうか?



ヒール側
フォーティーンのクラブは素晴らしい物が多いですが、特にウェッジとアイアンが秀でていると思います。


多くのファンを獲得しています。


フォーティーンはアイアンにこだわりをもっているメーカーのひとつだと思います。



FOURTEEN TC544 FORGED アイアン
色々と形を変化させて目先を変えるのではなく、ひとつの形にこだわっているところに好感がもてます。


同じような形が多いので、目新しさはあまり感じませんが、MPマッスルバックのように、その中にも細かな変化が見られるんだろうな・・・。と思います。



FOURTEEN TC544 FORGED アイアン
スイングにもありますが、ゴルフクラブにも『バランス感覚』はあると思います。


これまで、数え切れないほどたくさんのクラブを試打してきて、このクラブはバランスが崩れているな・・・。改善したほうがいいな・・・。と思えるクラブはたくさんありました。


それは今でもあります。



FOURTEEN TC544 FORGED アイアン
その点、フォーティーンのクラブはとてもバランスがとれていると思います。


特別目立ったところや奇をてらったところが無い分、プレイヤーの感性や技量を高めてくれるように感じます。


いいクラブというのは、そういうクラブのことをいうのではないでしょうか?


まるで『過保護』ともいえるほどの『易しすぎる』クラブが、プレイヤーにとって最高のクラブといえるのか、疑問が残ります。


ある程度の機能は持たせておいても、プレイヤーの技量を高めてくれるクラブが、長い間相棒として活躍してくれるのではないでしょうか?


いくら力のある人でも、ゴルフボールをただ普通に投げただけでは100Mは、なかなか飛ばせないと思います。


しかし、クラブを使えば簡単です。


またいくら優れたゴルフクラブでも、自分自身では動くことができません。


プレイヤーの力が無いと動けません。


そうしたお互いの力を上手く引き出し合うことによって、最高のプレーが生まれるのではないでしょうか?


そういった意味でも、ゴルファーにとっての『最高のクラブ』に出会えたときの喜びはとても大きいですし、ゴルフクラブも素晴らしいゴルファーに使ってもらえれば、ゴルフクラブとして最高の喜びなのだと思います。


私はマイクラブに、いつも迷惑をかけっぱなしなので、申し訳ないな・・・。と思うことが多いです。


クラブに頼りっぱなしなので、もっとスイングを磨いていこう・・・。と思っています。



FOURTEEN TC544 FORGED アイアン
私の周りにもフォーティーンのクラブを使っている人はたくさんいますが、みんなゴルフを楽しんでいますし、順調にレベルアップしています。


ゴルファーにとって、『いいクラブとの出会い』はとても大切です。



FOURTEEN TC544 FORGED アイアン
フォーティーンは上級者の方が多く使っているので、敷居が高いと感じておられる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に親しみやすいクラブが多いように思います。


先ほども書きましたが、変なクセがないので、回り道をせずに上達していけそうに感じます。


このアイアンはフォーティーンのアイアンの中でも、親しみやすいほうに入ると思います。


易しさに長けたアイアンですが、その易しさが邪魔になっていないところがいいと思いました。


                         
        

                         

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