エポン AF-Tour アイアン - ゴルフクラブ試打日記。
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スコッティキャメロン専門店【Himawari】

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2009年12月16日
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エポン AF-Tour アイアン

                 
EPON AF-Tour
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは エポン AF-Tour アイアン の7番 です。



DINAMIC GOLD
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは36度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはS200、シャフト重量は121g、トルクは1.2、キックポイントは手元調子、バランスはD2、クラブ総重量は448gです。



P
エポンのマッスルバックアイアンです。

とても美しくて、洗練されているアイアンです。

私もそうですし、『マッスルバック好き』にはたまらないのではないでしょうか?

中央部分に『グルーブ(溝)』がありますが、これは『重心配分』などの理由があって、このような形になっているのでしょうか?

それとも、単なるデザイン上のことだけなのでしょうか?

この溝には興味を持ちつつも、私的にはあっても無くても『打ちやすさ』などに変わりはないような気がしていました。



L
『フェース面』以外のヘッド全体に光沢感があって、かなり光り輝いています。

いわゆる『ミラーアイアン』です。



タイトリスト MB アイアン
タイトリスト MB アイアン

こういったところを見ていると、先月試打したタイトリスト MB アイアンの事を思い出しました。

すごく似ています。

今度いっしょに試打して、比較してみたいと思いました。

同じスチールシャフトですし、かなり似ている部分が多いだろうと思います。



I
『ソール幅』は、今のアイアンの中では、かなり狭い感じがします。

やはりある程度のスイングが要求されるのかもしれないですし、『はらって打つ』打ち方では、球を浮かせてくれないアイアンなのだと思います。

そういった意味では、先日・先々日試打した『ヤマハ インプレスX D BLACK アイアン』や『マグレガー NV-BLUE アイアン』などとは違ったタイプのアイアンです。

やはりアイアンショットの基本である、『ダウンブロー』が要求されるアイアンなのだと思います。



J
『ホーゼル』も、やや長めではありますが、それほど長すぎる感じはしませんでした。

『操作性の良さ』を感じさせてくれます。

ボールが浮きすぎずに、低く抑えていけそうな感じがします。

この角度から見ても、とても美しいアイアンだと思いました。



F
素振りをしてみても、とてもいい感じです。

こういった感覚には慣れているので、それほど新鮮な感じはしないのですが、慣れ親しんだ『落ち着き感』があるような気がします。

初めて行った場所なのに、何故か懐かしい感じがするのと同じ感覚です。

ゴルフクラブにおける『デジャブ』といえるのでしょうか?

初めて手にしたクラブなのに、そんな『初めて感』を全く感じさせません。

こうして振っているだけで、このクラブの感覚をすごく掴みやすい感じがしました。

やはり、こういったアイアンにこれまでたくさん、慣れ親しんできたからだと思います。

エポンのアイアンは今年初めて出会い、まだそれほどたくさん手にしてきてないですし、『マッスルバック』は今日が初めてです。

なのに、そんな『初めて感』がせずに、これまでの経験が活きる感じがしました。



M
ボールを前にして構えてみても、予想通り何とも言えない美しい顔をしています。

ずっと見つめていたくなるほどです。

構えづらいクラブは、こうして構えたときに、どのような球が出るんだろう・・・?とか、上手く打たなくちゃ・・・・。などと様々な雑念が頭の中を駆けめぐりますが、こういったアイアンではそれがありません。

すごく楽に構えられますし、頭の中が『クリア』な状態をずっと維持できています。

肩に余計な力も入りませんし、リラックスして構えることができます。

いいイメージをたくさん描いていくことができましたし、こうして構えただけで『ナイスショット』の確率がぐんぐん増してきているような気がしました。

『マッスルバックのタフさ』を全く感じることがありませんでした。

見た目はいかにもシャープそうな感じのするアイアンではありますが、こうして構えた時にはそれほどシャープ過ぎる感じはしませんでした。

『シャープな顔』ということでは、先日試打したばかりの 三浦技研 MB-5003 アイアン の方がよっぽどシャープだと思います。

この『EPON』も『三浦技研』も『極上の構えやすさ・美しさ』をもったアイアンではありますが、敢えてどちらが『好みの顔』かと聞かれれば、私は『三浦技研 MB-5003 アイアン』と答えます。

どちらも『世界最高レベルの美しさ』だと思います。




すごくいいイメージが残ったまま、試打を開始しました。

O
まず感じたのが、その『距離感の出しやすさ』です。

私が普段使っている『マイアイアン』と同じロフトで、同じシャフトのせいか、一球目からイメージ通り落としたい場所に落としていくことができました。

アイアンの試打をしていて、これほど最初から距離感が合うアイアンに出会ったのは、最近ではちょっと記憶がありません。

かなり記憶をさかのぼらなければならないような気がします。

それほど距離がピッタリと合います。

打っていて、すごく楽しくなってきました。

確かに『飛ぶアイアン』とはいえないのかもしれません。

しかし、アイアンは飛ばす為のクラブじゃなくて、正確に距離を刻むもの・・・。という認識をお持ちの方には、私が感じた楽しさをご理解いただけるのでは・・・・?と思っております。

今日は練習場でしたが、実戦でも狙った場所へ落として止めてくれるクラブほど頼れるものはありません。

飛ばすだけ飛ばして後は知らない・・・。といったクラブよりも、落としたい場所に落としてくれ、『高さ』と『スピン』でボールを止めてくれるのが、アイアンの本来の仕事なのだと思います。

そういった意味で、このクラブは『アイアンの中のアイアン』といいますか、『本質を貫いている』感じがしました。

余計な機能が付き過ぎていると、時にはそれが邪魔になったり却って欠点になってしまうこともゴルフクラブには起こり得ることですが、このアイアンはそういった『負の部分』が全く見当たりません。

自分がすべきことを完璧にこなし、余計なことが一切しない・・・・。という頼れるけれども決して邪魔はしない感じの『キング・オブ・アイアン』だと思いました。

ゴルファーにも『アマチュア』と『プロ』がありますが、もしゴルフクラブにも『プロ』と『アマ』があるとするならば、このアイアンはまさに『プロ中のプロ』といった感じがしました。

『プロ野球選手』に例えるならば、明らかに『名球会』に入るような素晴らしいアイアンだと思います。

そういった素晴らしいアイアンを、アマチュアでエンジョイゴルファーである私が使わせてもらっていることがいささか申し訳ない感じがしました。

球も気持ち良く高く上がってくれるので、今日のイメージとしては高く打ち上げた球が狙った目的地に、まるで『パラシュート』で降りてきてくれるような感覚でした。

かなりいい感じでボールを集めていくことができました。



C
『打感』は、予想通り『最高』の部類に入ります。

『EPON』と『軟鉄鍛造』ということで、こういったことは最初から約束されていたことではありますが、その期待を裏切らない素晴らしい打感です。

これだから『軟鉄鍛造』はやめられません。

私はこれまで色々なメーカーのアイアンを所有してきましたが、どれも皆『軟鉄鍛造』です。

これ以外のアイアンを購入した経験がありません。

今は他にも色々な素晴らしいアイアンが発売されていますが、同じゴルフをするならば、こういった素晴らしい感触を楽しまないと損した感じがします。

何物にも代え難いものだと思います。

こういった素晴らしい感触が『距離感』を養わせ、打っただけでボールを目で追わなくても、ある程度の『方向性』や『球筋』をイメージできるようになるのだと思います。

『EPON』のクラブだから・・・・。というのではありませんが、こうして見ていても、すごく丁寧に作られている感じがしますし、アイアンにはドライバーなどに比べ、『職人さんの魂や情熱』が伝わりやすい感じがしているのですが、このアイアンもそういった目には見えないものを感じ取ることができました。

『エポン AF-101ドライバー』同様、私ごときが、このような極上の感触を味わっていいのだろうか・・・・?と思いつつも、ずっとこの感触を味わい楽しんでいました。



D
『球のあがりやすさ』という点でも、これまでの普段通りの感覚なので、私はとてもいい感じだと思いました。

低重心ではなく、間違いなく『高重心アイアン』だといえると思うのですが、やはりこういった感じが私には自然な感じがします。

色々な物が組み込まれていたり、かなりの工夫が施されているアイアンも素晴らしいですが、私はやはりこういった『ナチュラルアイアン』に魅力を感じてしまいます。

『ハイテクアイアン』も、とてもいいですが、どちらかというと『ナチュラルアイアン』の方が余計なものが付いていない分だけ、自分の意志をシャフトからクラブヘッドに伝えていきやすい感じがします。

私には『ダイナミックゴールド』が一番易しいシャフトなのですが、あがりづらい・・・・。と感じておられる方は、他のシャフトもラインアップされているそうなので、そちらを試してみられるのもいいと思います。

昨日試打したアイアンとは、かなり性格の違うアイアンですが、このアイアンの方がいい感じで打てる・・・・。と言う方も、きっとたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?



N
『操作性』という点でも、やはり『最高』です。

全く何の不満もありません。

すごく扱いやすいアイアンです。

自分のイメージラインに球を乗せていきやすいです。

『スライス』も『フック』も容易に打たせてくれます。

決して『直進性』が強いアイアンだとは思いませんが、全く曲がらない『ストレートボール』よりも、ほんの少し曲げていった方が距離感が合いやすい・・・・。と感じておられる方もたくさんおられると思います。

そういった方には、このようなアイアンはまさに『鬼に金棒』といえるのではないでしょうか?

私は最近、ドライバーでもアイアンでも『スライスボール』の練習をよくしているのですが、今日はとても楽に打つことができました。

『打感に厚み』があるので、スライスを打っても、いい感触を味わうことができました。

かなり『立体的』なゴルフが出来そうな感じがしたので、『右脳』がすごく刺激されているんだろうなあ・・・・。などと考えていました。



E
『安定性』という点では、やはりそれほどミスに対する許容量は大きくないのかもしれません。

ある程度のものは要求されるのかもしれません。

日頃の練習が物を言うのかもしれません。

上手いか下手か・・・・。というよりも、日頃熱心に有意義な練習を繰り返しているかどうか・・・・?ということが問われているような気がします。

日頃豊富な練習量をこなしておられる方は、このアイアンは思っていたよりも『タフ』には感じられないのではないでしょうか?

私もそうですが、『昔の高重心アイアン』を体験されている方は、結構打ちやすく感じられるのではないでしょうか?

決して『敷居が低いアイアン』ではないのかもしれませんが、それほど『敷居が高すぎる感じ』もしませんでした。

私が日頃慣れ親しんでいるシャフトだから、余計そう感じたのだと思いますし、これがまた違ったシャフトだったり、『軽量化』が図られていると、また違った難しさを感じてしまったのかもしれません。

やはり『自分に合ったスペック』を選ぶことがとても重要なので、それが出来ると、このような『マッスルバック』でも、それほど敬遠すべきではないような気がします。



K
今日、私は念願の『エポンのマッスルバック』に出会うことが出来たのですが、予想通りとても素晴らしいアイアンでした。

こういった感じがするときは、練習をしていてもすごく時間が早く経ってしまいますし、球数も予想以上に多く打っていました。

今日は天気のいい日でしたが、かなり寒さが厳しく、身体が芯から冷えていました。

ミスショットをすれば、かなり手に響くような日でしたが、今日はこの素晴らしいアイアンのおかげで最初から最後まで、すごく楽しませてもらいました。

打つ前に素振りもたくさんしましたし、打ち終わった後も身体が程良く温まってくれました。



G
何と言いますか、打ち終わって『後味のいいクラブ』だと思いました。

私はこれまでたくさんのクラブと出会ってきて、一度試打したっきり二度と手にすることのないクラブも多いですし、比率的にはそちらのほうが多いと思います。

逆にすごく気に入ったクラブは、こうして記事を書いた後も何度も試打クラブを借りては、その感触や球筋を楽しんでいます。

今年は特にそういった素晴らしいクラブにたくさん出会ってきたような気がします。

ドライバーでもアイアンでも、今年は例年以上にハイレベルな年だと思います。

今年ほど私の『欲しい欲しい病』に悩まされて年は、無いのかもしれません。



H
このアイアンも、そんな私の『購入意欲』を強く刺激するアイアンです。

なかなか打つのを止められず、ついつい「あと一球、あと一球」と、予定よりも打ちすぎてしまいました。

やはり楽しいクラブだと、なかなかそれが止められません。

『カルビーかっばえびせん』を食べ始めたら、空になるまで止められないのと似た感覚なのでしょうか?

球を打ちながら、なかなか踏ん切りが付かなかったのですが、ようやく試打を終えることにしました。

後半は『試打』というよりは、完全に『楽しみ』に変わっていたと思います。

今夜もおそらくなかなか眠れない夜になるような気がします。

このアイアンのことばかりを思い出しそうです。

明日の朝、寝不足なまま出社するのを覚悟しながら、何とか早めに眠りに就こうと思いました。

エポンらしい、素晴らしいアイアンです。

またこのアイアンを楽しみたいと思いました。
                         
        

                         

コメント

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No title
このアイアンを打ちこなされているのはさすがだと思います。読んでいると、私も欲しくなってきてしまいます。ただ、golfdaisukiさんのように打てないですが・・・(笑)
このアイアンはとてもいいですね。
北の武器商人様。こんばんは。

このエポンのアイアンはとてもいいですね。
私はとても気に入りました。

打ちこなせていたかどうかは疑問ですが、このアイアンの高性能が私を上手く引っ張ってくれていたような気がします。

それと記事にも書いておりますが、普段の感覚で打てたところも大きいような気がします。

やはり『慣れ』というのは大きいですね。

それでは失礼致します。
最高に程度の良い中古品を見つけたので、少々高かったですが自分へのお年玉で購入しました。(AF TOUR 2018モデル 4I~PW)

今更ながら…になりますが、色んなメーカーのMBを使ってきましたが、比較にならないくらいの完成度です。操作性・打感・打音のどれをとっても文句のつけようがありません。おそらく…現在に於いても、市販されているMB系のアイアンの中でNO.1であると言っても過言では無いと思います。手にして満足、使って満足…さすがのEPONです。
初めまして!
ゴルフ大好き様。
初めまして。golfdaisukiと申します。

この度は、私のブログを読んでいただき、またコメントを寄せていただき、誠にありがとうございます。
また、返信が遅くなって申し訳ありませんでした。

仰るとおりEPONのアイアンはとてもいいですね。
私も大好きです。

この度は、私のブログを読んでいただき、またコメントを寄せていただき、誠にありがとうございます。
それでは失礼いたします。