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2016年09月25日
A DESIGN GOLF A GRIND UTILITY
今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは A DESIGN GOLF A GRIND UTILITY の４番 です。
シャフトは ATTAS EZ です。
ロフトは２３度、クラブ長さは３９インチ、シャフトフレックスは９Ｓ、シャフト重量は９３ｇ、トルクは２．０、キックポイントは中調子、クラブ総重量は３９０ｇ です。
とてもシブい感じのするユーティリティです。
最近はユーティリティもハイテク化が進んでいるように思いますが、このクラブはとてもシンプルです。
形状も、オーソドックスな感じです。
奇をてらったタイプではありません。
クラウンが艶消しなところもいいです。
独特の雰囲気を醸し出しています。
落ち着いて構えることができます。
ドライバーなどもそうですが、このようなクラウンが艶消しのタイプはいいクラブが多い印象があるので、このクラブにも期待感が増します。
ネックの長さもしっかりあります。
適度な高重心を印象づけます。
ショートネックだとウッド系に近くて、横からはらう打ち方をイメージすることが多いのですが、このように適度な長さがあると、アイアンに近い感じで上から打ち込んでいけそうです。
私はこういうタイプが好きです。
ホーゼルには『KOBE JAPAN』の文字がはっきりとありました。
好感度が増します。
神戸で作られているのであれば、さらに魅力が増します。
顔はオーソドックスな感じです。
これまで何度も目にしてきました。
『出っ歯』タイプです。
あくまでも私の好みでいいますと、もっと抑えられているほうがいいのですが、こういうタイプのクラブの経験値もだいぶ上がってきているせいか、特に苦手意識のようなものは芽生えませんでした。
シャロータイプのユーティリティも増えてきているので、そういう意味ではやや厚みがあるほうだと思いますが、全体的にはノーマルな形状といっていいと思います。
ユーティリティはドライバーやＦＷほど、形状のバリエーションは多くないような気がします。
素振りをしてみても、なかなかいい感じです。
装着されているアッタスシャフトとの相性も良さそうです。
タイミングもすぐに整いました。
ユーティリティはスチールを挿したくなることも多いのですが、最近はカーボンの進化が凄まじいので、まずはカーボンから考えてみるのがいいような気もします。
ただ、あまりにもたくさん種類があるので、どれが自分に合っているかは、慎重に選んでいく必要があるように思います。
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
『出っ歯』ということや、ロフトが２３度ということもあると思うのですが、フェース面がよく見えました。
ヘッドの、ほぼ半分近くを占めているのではないか？と思えるほど、フェース面全体が大きく見えました。
球があがりやすそうで大らかそうな印象を与えてくれますが、私はもう少し『絶壁感』といいますか、出球を低く出していくイメージが欲しいです。
なので、最高のイメージが出ることはなかったのですが、違う番手で試すと、また印象も変わってくると思います。
『あがりやすさ』は求めていきたいですが、それ以上に『あがりすぎ』を私は好まないので、少しだけ気になりました。
ドライバーに限らず、ＦＷやＵＴ・アイアン・ウェッジ（アプローチ含む）・パターも、できるだけ『重い球』をイメージして打ちたいと私は考えています。
ビギナーの頃、とにかく高く上げようとし過ぎて、たくさん失敗を重ねてきました。
『軽い球質』をイメージしていたように思います。
軽い球質は不確定要素が多すぎて、スコアメイクが難しいです。
とはいっても、このクラブの場合、気になるほどではないですし、A DESIGN GOLF という好感度の高いメーカーのクラブだからこそ、こちらの要求も大きくなってしまうのかもしれないな・・・。と思いました。
これまでの経験を活かして打っていこう・・・。と思いました。
試打を開始しました。
『打感』は良いです。
ソフトで、心地いいフィーリングです。
外見からくる印象通りでした。
『音』は、かなりおとなしめでいいです。
邪魔することなく、気持ち良く振り切ることができました。
球もあがりやすくて、いい感じでした。
打つ前はもっとタフなタイプなのかな？と思っていましたが、それほどでもありませんでした。
親しみやすさを感じました。
４番（２３度）という番手もあるのだと思います。
ただ、今はあがりやすいＵＴがたくさんあるので、それらをひっくるめて考えてみると、平均的といえるのかもしれません。
ヒッター向けであることは間違いないと思います。
『安定性』という点では、まずまずだと思いました。
それほど高い寛容さはないかもしれませんが、ラインも出しやすいですし、気難しさのようなものは感じませんでした。
普通に打っている限り、大暴れをしにくいですし、計算しやすいＵＴだと思いました。
『飛距離性能』という点では、平均的だと思いました。
飛距離性能が驚くほど優れているとは思いませんでしたが、何といいますか『勘を働かせやすい』感じがしました。
計算しやすいので、コントロールタイプだと思いました。
思っていたよりも飛びすぎたり、逆に飛ばなかったり・・・。といったことにはなりにくいように感じました。
こういったクラブだと、コースに出ても勇気をもらえます。
『操作性』はとても良いです。
『手の延長』として、機能してくれました。
右にも左にも、同じように対応してくれました。
私はフック系が持ち球で、左へ行きすぎるのがとても怖いのですが、いい感じで右に逃がしていくこともできました。
融通が利きやすいな・・・。と思いました。
コントロール性能を楽しむことができました。
それにしても、久し振りの試打は楽しくてたまりませんでした。
一球一球、体に染みこませるように打ちました。
このクラブから、新たな刺激を受けました。
楽しい時間は本当に一瞬だな・・・。と思いました。
今日はあまり時間が無かったのですが、それでも時間の許す限り、このクラブで楽しみました。
やはり、私はクラブを振っていないと落ち着きません。
普段は殆どアプローチとパッティングの練習ばかりなのですが、今日は久し振りにＵＴを思いっきり楽しみました。
このクラブはとてもバランスが取れていると思いました。
カッコいいクラブですが、難しすぎないですし、高くあがりすぎて弱々しい弾道でもありません。
飛びすぎずにコントロールしやすいので、実戦的なクラブです。
『敷居の低さ』ということで考えると、他にもっと色々なクラブがあると思うのですが、使っていけばいくほど、いい味の出るクラブだと思いましたし、多くの方に試していただきたいと思いました。
久し振りの記事の更新ですが、これからもよろしくお願いします。
コメント
ご無沙汰しております
大阪kojiです。
ご無沙汰しております。3年ぶりくらいですか。。
本当に久々にコメントを投稿させていただきます。
（欠かさず試打日記は拝見しております）
「A DESIGN GOLF」は最近よく聞くブランドですね。
懐かしさを感じるデザインと、洗練された機能が詰め込まれていると感じさせるブランドのイメージです。
実は今、ここのパターに買い替えようか検討中です。
アイアンについては、いまでもマッスルバックとロングアイアンに拘り続けておりますが、こういった雰囲気のユーティリティであれば、試しにロングアイアンの代役を任せてみるか、という気にもなりそうです。
機会があれば私も試打してみたいと感じております。
次回のレポートも楽しみにしています。
では失礼します。
2016-09-25 17:42 大阪koji URL 編集
大阪koji様。ご無沙汰しております
golfdaisukiです。
ご無沙汰しております。お元気でしたか？
大阪koji様からのコメントが頂けなくなって、ずいぶんと月日が経っていたので、何かあったのかな？体調を崩されているのかな？と心配しておりました。
しかしお元気そうで、安心しました。
私は約三週間記事の更新が滞ってしまったのですが、ずっと元気に過ごしておりました。
しかし、やはり記事を更新できないのはとても辛いことだと、改めて感じました。
ところで、このA DESIGN GOLFはいいですね。
私はまだそれほど多く接してきているわけではないのですが、好感のもてるクラブが多いです。
まだ購入できていませんが、是非仲間に加えたいクラブがいくつかあります。
このメーカーのパターを私はまだ目にしたことが無いのですが、アイアンやウェッジなどとても素晴らしいので、パターも良さそうですね。
もし手にされたら、是非ご感想をお聞きしたいです。
これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
2016-09-25 23:41 golfdaisuki URL 編集
試打活動再開おめでとうございます(*^^*)
おかげさまで手術も無事成功し、ようやく立ち上がれる程度には回復しました。
試打日記再開をとても嬉しく思います。
私も早く練習を再開したいものです。
ブログを拝読しながら回復に努めたいと思います。
お仕事、ご都合などあると思いますが今後の末永いブログの更新を一ファンとしてずっと楽しみにしています。
2016-09-26 10:31 入院中 URL 編集
安心しました！
golfdaisukiです。
再びコメントを寄せてくださり、ありがとうございます。
手術が無事成功されたそうで、とても嬉しく思いましたし、安心しました。
先日のコメントを頂いたときに、とても心配だったので、気持ちも楽になりました。
ご報告いただき、ありがとうございました。
私は元気だけが取り柄の人間ですが、人間誰もがいつ病気や怪我になるかもしれないので、日頃から気をつけていく必要がありますね。
なので今の健康に安心し過ぎず、自分自身を見つめ直したいと思いました。
これからもクラブを試打したら、記事に書かせていただきたいと思いますので、どうかよろしくお付き合いくださいませ。
入院中様が早くクラブを握られることを願っておりますが、どうか無理はなされずゆっくりと養生して頂きたいと思いました。
この度は本当に嬉しいコメントを寄せてくださり、ありがとうございました。
何度も読み返させていただきました。
それでは失礼いたします。
2016-09-29 23:49 golfdaisuki URL 編集