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2016年08月04日
ブリヂストンゴルフ PHYZ ユーティリティ

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ブリヂストンゴルフ PHYZ ユーティリティ のU3番 です。

シャフトは PZ-506U です。
ロフトは19度、クラブ長さは40インチ、シャフトフレックスはSR-MK、シャフト重量は64g、トルクは3.8、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は331g です。

ブリヂストンPHYZのユーティリティです。
高級感があり、ブランドイメージに合致しています。

先日試打したFW同様、クラウンが緑で美しいです。
ドライバーやFW同様、クラウンの塗装には気を遣っているように感じられました。
チープさはありませんでした。

形状的には、オーソドックスなタイプです。
イージー系のユーティリティといっていいと思います。

ネックの長さは適度にありました。
扱いやすそうな印象を与えてくれます。

ソールにはひとつだけウェイトが配置されていました。

ヒール側にはアクセサリーのような物も見られました。
この位置にあるということはウェイトの一部なのかな?と思いましたが、特に意味はなく、空いているところに後から貼り付けているようにも見えました。

シャロータイプのユーティリティです。
重心も低そうです。

これまで試打してきたFWなどと同じように、フェース面にはミーリングがありました。
ブランドの統一感が図れているので、とてもいいと思いました。

顔は特徴的でした。
やや面長で、ちょっとクセのある顔をしていました。
しかし、苦手意識が芽生えてしまうことはありませんでした。

素振りをしてみると、予想通り、かなり軽く感じますし、シャフトも軟らかいです。
FWなどと同じフィーリングです。
このソフトスペックが、PHYZらしいところなのかもしれません。
イージーがブランドコンセプトといえるのかもしれません。

ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
最近よく見られる『出っ歯』タイプです。
球を拾いやすそうです。
弾道の高さもイメージできました。
試打を開始しました。

『打感』は、ややソフトでなかなかいい感じでした。
球の重さを感じとることができました。

『音』も好感がもてました。
『大人しめ』で良いです。
音に邪魔されることなく、気持ち良く振り抜いていくことができました。

球はとてもよくあがりました。
タフなユーティリティではありません。
敷居の低いタイプだと思います。

『安定性』も高いです。
寛容さを感じました。
高級感のあるUTですが、気難しさのようなものは全く感じられませんでした。

『飛距離性能』は、なかなかいい感じです。
期待していたところまで、確実にボールを運んでくれました。

『操作性』は、まずまずでした。
できればあまり細工をしたくないタイプです。

PHYZらしい、『美しさ』と『易しさ』の両立ができているユーティリティです。
敷居が低いので、多くのゴルファーが親しみやすさを感じやすいのではないでしょうか?

PHYZも素晴らしいですが、ブリヂストンには昔の『J’s』や『TOURSTAGE』のようなワクワクするようなカッコ良くて骨太な感じのブランドを復活して欲しいと思いました。

これからもブリヂストンには期待していきたいです。
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