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2016年07月31日
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タイトリスト 712U ユーティリティアイアン & ピン G クロスオーバー

今日は、この2本のユーティリティを試打しました。
試打クラブは タイトリスト 712U ユーティリティアイアン と ピン G クロスオーバー です。

<左>712U <右>G クロスオーバー
<左>タイトリスト 712U ユーティリティアイアン のスペック
シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは21度、クラブ長さは39インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。
<右>ピン G クロスオーバー のスペック
シャフトは ALTA J50 です。
ロフトは18度、クラブ長さは39.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は61g、トルクは2.9、キックポイントは中調子 です。

タイトリストとPINGのアイアン型ユーティリティを打ち比べてみました。
一口にユーティリティといっても、ウッドに近いタイプもあれば、アイアンに近いタイプもありますし、その中間のようなタイプもあります。
私はアイアンやウェッジ系のクラブが好きなので、アイアン型ユーティリティはとても好感がもてるといいますか、『助かる』と思えるクラブです。
『ウッドの短い版』ではなく、『アイアンの延長』として、ユーティリティを使っていきたいと考えています。

タイトリストの712Uはもう廃番になったモデルですが、私がこれまで出会ってきたアイアン型ユーリティの中で一番好きです。
アイアンと同じような感覚で構えることができるアイアン型ユーティリティはとても少ないです。
違和感がなく構えられる物になかなか出会えないな・・・。と思っていた時に712Uに出会うことができて、その衝撃は今でも忘れられません。
対してPINGのG クロスオーバーも、PINGでは珍しいタイプのユーティリティで、いつか712Uと打ち比べてみたいと思っていました。
今日はその思いが叶い、とても嬉しく思っています。

こうして見ても、かなりの違いが見られます。
同じ海外メーカーでも、特徴が異なります。
タイトリストもPINGも『JAPANテイスト』が感じられるメーカーですが、個性が異なるのがとても興味深いです。
ひたすらイージー系に徹したPINGと、易しさよりも感覚を重視したタイトリストといえるかもしれません。

トップラインの厚さもそうですし、フェース全体の厚さもかなり違います。
どちらも中空タイプだと思いますが、その空洞部分の面積も、かなり違うように思います。
『3』という番手は同じであっても、全く違うように感じられます。
アイアンもロフトがどんどん立ってきていますし、もう既に番手感覚は無くなりつつあるのかもしれません。

ソール幅もかなり違っていました。
かなりアイアンに近い712Uと、これ以上はワイドにできないだろう・・・。と思えるほどワイドなG クロスオーバーです。
ネックの形状も違っています。

ネックの長さは、ソール幅ほど違っていませんでした。
712Uのほうが少し長めです。


ボールを前にして構えてみても、かなりの違いがありました。
どちらも個性が違い、異なる良さを持っていると思いますが、敢えて私の好みでいいますと、断然712Uです。
アイアン感覚で構えることができるので、とてもイメージが湧きやすいです。
G クロスオーバーも易しさを感じさせる構え感ですが、イメージの出しやすさや安心感では、712Uに軍配があがります。
G クロスオーバーを構えた後に712Uを構えたら、かなり小顔に見えました。
どちらも以前試打しているので、楽な気分で構えることができました。
試打を開始しました。

『打感』は断然712Uでした。
これはクラブの特徴の違いなどから、最初から分かっていたことですが、私の中では大きな差でした。

『あがりやすさ』という点では、はっきりとG クロスオーバーでした。
一般的に受け入れられやすいのは間違いなく、G クロスオーバーだと思います。
球をさらうようにして打てば自然にあがってくれる G クロスオーバーと、ある程度のHSで振り抜いていく必要のある712Uといったところでしょうか?
好みがはっきりと分かれると思いますが、私はアイアンと同じ感覚で打っていきたいので、712Uがいいな・・・。と思いました。

『安定性』という点でも、G クロスオーバーのほうが勝っていました。
オートマチックタイプのユーティリティです。
この大らかさは実戦でも、心強い存在になってくれそうだな・・・。と思いました。

『飛距離性能』はロフトやシャフトなども違うので正確な比較はできませんが、明らかに G クロスオーバーのほうが、距離が出ていました。
易しく距離を稼いでいきたい方には G クロスオーバーのほうが合いやすいと思います。

『操作性』は712Uでした。
普通のアイアンのように、いい反応をしてくれました。
対して G クロスオーバーは、やや反応しづらいといいますか、ブレにくい印象をもちました。
G クロスオーバーのようなタイプのクラブで細工をし過ぎてしまうと、どんどんスイングが乱れてしまうような気がしました。
なるべく自然に振り抜いていくのがベストだと思いました。

特徴はそれぞれ異なりますし、個性の違いがありますが、どちらもすごくいいアイアン型ユーティリティだと思いました。
あくまでも私の好みでいいますと、712Uに即決しますが、G クロスオーバーも今のニーズに合った優れた性能をもっています。
G クロスオーバーのような最新モデルも素晴らしいですが、数年前のモデルで既に廃番になっているクラブでも、いい物がたくさんあるのだと改めて認識しました。
コメント
No title
2016-07-31 20:34 MAKOTO URL 編集
このクラブはいいですね!
返信が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
このクラブはいいですね。
2番はまだ打ったことがないのですが、とても興味をもちました。
仰るとおり、敷居の低いクラブではないと思いますが、いい球が出たときはとてもいい気分になれますね。
これからもよろしくお願いします。
それでは失礼いたします。
2016-08-04 20:23 golfdaisuki URL 編集