グランプリ ONE MINUTE D63 ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。

その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2016年07月10日
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グランプリ ONE MINUTE D63 ドライバー

                 
グランプリ ONE MINUTE D63 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは グランプリ ONE MINUTE D63 ドライバー です。



Tour AD
シャフトはTour AD です。

ロフトは9度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、クラブ総重量は312g です。



正面
久し振りに出会った、グランプリのドライバーです。


もう一年以上出会っていなかったので、今日手にすることができて、とても嬉しく思いました。


気持ちの昂ぶりを抑えることができません。


グランプリのドライバーは、まだそれほど多く出会ってきたわけではないのですが、とてもいい印象が残っています。


魅了されています。


特に、初めて出会った GP PLATINUM ドライバー の衝撃は今でも忘れることができません。



側面
形状的には、これまでのグランプリらしい、大型サイズでシャロー感があるタイプです。


これまでと同じ感覚で打てそうだな・・・。と思いました。


あの飛びを体感しているからでしょうか?


こうして見ているだけでも、力感があるように見えました。


ヘッドが黒いということも、いいイメージを与えてくれます。


グランプリといえば、『飛行機』が描かれている印象がありますが、このドライバーには見られませんでした。


また次のモデルで復活するのかもしれません。


性能とは直接関係ないところではありますが、そういったデザインは好きです。


『D63』とは、どういう意味があるのでしょうか?



2つのウェイト
バックフェース部分には、2つのウェイトが配置されていました。


これは今までも見られた工夫です。


浅重心設計のドライバーが増えてきましたが、この位置にあるということは、真逆の設計になっているのかもしれません。


浅重心と深重心。


どちらも優れた特長があると思いますが、私たち日本人に合いやすいのは深重心タイプのほうが多いような気がします。



ネック長さ
ネックの長さは、しっかりとありました。


こういったところもグランプリらしいです。


グランプリのドライバーは結構ロングネックという印象があります。


今はショートネックタイプがとても多いので、少し珍しい感じがします。



フェース面のデザイン
フェース面のデザインも、グランプリらしいな・・・。と思いました。


独特のデザインです。


柔らかそうな印象を与えてくれます。



TOUR FORGED
トゥ側には『TOUR FORGED』の文字がありました。


これまでは『FORGED』だけだったので、この文字があるということは、ツアーモデルなのかな?と思いました。


グランプリのドライバーは高性能な物が多いので、実際にプロが試合で使えば、かなりの威力を発揮するだろうと思います。


ポテンシャルの高さは実証済みです。



ソールの溝
ソールには溝のようなものがありましたが、これは『性能の為』ではなく、『デザインの一部』といえるのかな?と思いました。


あらゆる角度から見ても、いい雰囲気がありました。


それは性能に対する信頼というのもあるのですが、なかなか出会えない、希少性というのも関係しているのかもしれません。



セミシャロー
今のドライバーの中では、セミディープの部類に入るでしょうか?


最近はシャローな物も多いですし、適度に厚みもあるように見えますが、『分厚い』という印象はありませんでした。


私の中では、どちらかといえば、シャローという印象があります。


ディープタイプを敬遠される方もいらっしゃると思いますが、この適度なシャロー感は好感を持たれやすいのではないでしょうか?


以前も書きましたが、今はシャロー系でも力強くてポテンシャルの高いドライバーがたくさんあります。


グランプリのドライバーを試打して特にそのように感じましたし、それ以外にもリョーマやPINGなど、素晴らしいシャロー系ドライバーがたくさんあります。


シャロー化が進んでゴルフが易しくなったのは間違いないと思います。


変な気難しさのようなものがなく、『大らかさ』がクラブの魅力に加わりました。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップもソフトなフィーリングで好感がもてます。


最近は色々な工夫がされているグリップが多くなりましたが、このグリップはとてもシンプルです。


手にしっとりと馴染んでくれました。



顔
いい顔をしています。


親しみやすい顔です。


『グランプリ顔』といっていいと思います。


ラージサーズで投影面積も大きく見えるので、安心感をもちやすいという方も多いのではないでしょうか?


逃がすというよりはつかまりやすそうな印象を与えてくれますが、トゥ側が主張しすぎていないのがいいと思いました。


バルジの微妙なカーブも綺麗です。



振り感
素振りをしてみても、いい感じです。


それほどハードな感じはしませんが、タイミングもすぐに合いました。


シャフトフレックスはSでしたが、硬いという印象はありませんでした。


結構動く感じがしましたが、遅れることなく、しっかりとついてきてくれました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、グッドでした。


構えやすいです。


変なクセはありませんでした。


少しつかまり顔に見えましたが、『つかまり』『逃がし』の両方をイメージすることができました。


大型サイズのヘッドではありますが、投影面積が大きすぎず、適度に締まって見えるのがいいな・・・。と思いました。


最近は『46インチ以上』を試打することも多く、最初のうちは苦戦することもあったのですが、少しずつ慣れてきました。


このドライバーは少し短く感じ、ヘッドが近くに見えました。


『振り切りやすさ』を感じることができました。


クラブが長すぎると、どうしても当てにいってしまったり、タイミングを合わせにいってしまったりすることもあるのですが、今日はそんな心配は無用だと思いました。


しっかり振り切って楽しもう・・・。と思いました。


楽な気分で構えることができました。


この長すぎないところにも親近感をもちました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は適度な柔らかさがあって、とてもいいです。


柔らかさがありますが、ボヤけたところはなく、しっかりと手応えがあるのがいいと思いました。


グランプリらしい打感といったらいいでしょうか?


ある程度予想といいますか、期待していた通りの打感でした。


とにかく飛べば打感なんてどうでもいいよ・・・。と仰る方もいらっしゃるかもしれませんが、私は打感をとても大切にしています。


遠くに飛ばすクラブだからこそ、打感が良くないと、最大限の性能を活かしきれないと思いますし、しっかりと振っていけないと思います。


飛ばせるクラブといいますか、飛距離性能の高いドライバーは、打感の良い物が圧倒的に多かったように思います。


高性能ドライバーの共通点だと思います。


そういった意味でも、このドライバーの打感には好感がもてましたし、気持ちがさらに盛り上がってきました。


『やる気』にさせてくれるクラブだな・・・。と思いました。



打球音
『音』は、はっきりしていました。


甲高くなく、心地いい音です。


インパクトが緩むこともなく、しっかり振り切ることができました。


『飛び』をイメージさせてくれる音だと思いました。


私はビギナー時代、とにかくよく曲がったので、ボールの行方が常に気になっていました。


ドライバーをコントロールするという意識はなく、常に『マン振り』状態でした。


しっかりと真っ直ぐ飛んだときは、結構飛距離を稼いでいくことができたのですが、大きく曲がることが多く、何処に飛んでいったのかが分からないことが常でした。


OBやロストボールは数え切れないほど打ちました。


『ヘッドアップ』と『体のスウェイ』が私の悪い癖でした。


そういうスイングをしていると、よく師匠からも注意されました。


どうしてもボールを目で追いたくなる私に師匠は、


「ボールの行き先を目で追うな。左耳で感じとれ。左耳から聞こえる音がボールの方向性を伝えてくれる。」


とアドバイスしてくれました。


『頭を残せ』『最後までボールを見続けろ』という言葉よりも、『左耳で音を感じとれ』というアドバイスが私の胸に刺さりました。


おかげでヘッドアップの悪い癖はかなり修正されましたし、方向性も安定しました。


なので、毎日行う素振りでも、左耳に入ってくる音を大切にしています。


実際に球を打つときもドライバーからパターまで左耳で音を聞くようなクセがついています。


このドライバーの発する音は、私の左耳にいい感じで入ってきました。


音にも『相性』というものが、人によってあると思うのですが、このドライバーの発する音は好感がもてました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、結構しっかりしている印象をもちました。


もちろん、ロフト(9度)も関係していると思うのですが、見た目の印象以上にタフな感じがしました。


しかし、球があがりきらずにドロップするという感じでもありませんでした。


高~くあがって急速に衰えるような弱々しい打球ではなく、力強さがありました。


シャロー系に感じるドライバーですが、ディープ系のようなライナー系に近い球を打つことができました。



バックフェース
『安定性』は、まずまずだと思いました。


シビアさは全く感じませんでした。


適度にスイートエリアの広さも確保されていると思いますし、ある程度の寛容さはあると思いました。


今は多くのメーカーで『曲がりにくい』と感じられるドライバーがたくさん発売されているので、それらと比べると、そこまでの寛容さは無いのかな?と思いましたが、決して難しいタイプではないと思いました。


普通に打っている限り、変な暴れ方をしない安定感がありました。



飛距離性能
『飛距離性能』は、かなり優れています。


グランプリなので最初から期待していましたが、その期待通りでした。


ボールが力強く飛んでいきました。


フェースの弾きもすごくいいです。


何といいますか、『軽くて速く飛ぶ』のではなく、『適度な重みがあって力強く飛ぶ』という印象をもちました。



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じでした。


変なクセは感じなかったですし、左右に曲げるのも難しくありませんでした。


自在に操作するタイプではないと思いますが、いい感じで対応してくれました。


ドローヒッターの方にも、フェードヒッターの方にも扱いやすいドライバーといえるのではないでしょうか?



ヒール側
グランプリらしい、飛距離と易しさ、打感が優れているドライバーだと思いました。


易しさが前に出すぎていないで、飛距離が優れているところに魅了されます。


実戦向きのクラブだと思います。



GRANDPRIX ONE MINUTE D63 DRIVER
ゴルフクラブの中には、英語で色々な特長を表示している物もあります。


かなり研究されていて、機能性も高いのだと思います。



GRANDPRIX ONE MINUTE D63 ドライバー
しかし、グランプリにはそういった工夫は一切見られません。


それでも実際に試打してみると、圧倒的なパフォーマンスを発揮してくれます。


文字で表さなくても、打ったら分かる・・・。とメーカーが言っているように感じます。


主張は文字でなく、飛んでいくボールに込められているような気がします。



GRANDPRIX ONE MINUTE D63 ドライバー
このドライバーで球を打つのが楽しくて、あっという間に予定の時間をオーバーしてしまいました。


ここまで球を打つのに夢中になったドライバーは久し振りだな・・・。と思いました。


今日は練習場だったのですが、このドライバーでラウンドできたら楽しいだろうな・・・。と思いました。



GRANDPRIX ONE MINUTE D63 ドライバー
ドライバーのヘッドは白でないと嫌だ。


調整機能が付いていないとダメだ。


ゴルファーならば誰もが知っているような有名メーカーのクラブでないと使いたくない。


という方には合いづらいかもしれませんが、かなりポテンシャルが高いドライバーですし、色々なスペックが用意されているようなので、多くの方に試していただきたいと思いました。


もし機会があれば何度でも試打したいですし、できればコレクションに入れたいな・・・。と思いました。


                         
        

                         

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