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2016年06月25日
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ブリヂストンゴルフ PHYZ フェアウェイウッド

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ブリヂストンゴルフ PHYZ フェアウェイウッド の3番 です。

シャフトは PZ-506F です。
ロフトは15度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはSR-MK、シャフト重量は58g、トルクは5.0、バランスはD1、キックポイントは中調子、クラブ総重量は301g です。

ブリヂストンPHYZシリーズのフェアウェイウッドです。
先日試打したドライバー同様、高級感があり、美しい仕上がりになっています。

ディープというよりは、完全にシャロータイプのFWです。
PHYZのイメージに合います。

ソールにはウェイトがひとつだけ配置されていました。
とてもシンプルなヘッドです。
シンプルではありますが、チープな感じは一切せず、逆にシンプルだからこその高級感があります。
易しそうで落ち着いた感じがします。
イージー&ダンディという言葉が浮かんできました。

ネックの長さは、今のFWの中では、まずまずかな?と思いました。
今はショートタイプが多いですが、このFWは適度な長さがキープされていました。

先日試打したドライバー同様、とても美しいクラウンです。
クラウンの塗装に気を遣っているようです。
こういった『美』というところも疎かにしていないので、ブランドイメージが保たれています。

かなりのシャロータイプのヘッドです。
見慣れてはいますが、かなり薄く見えました。
この試打クラブは、ロフト15度のスプーンなのですが、直打ちのままでも充分あげてくれそうです。

ちょっと個性的な顔をしていました。
『出っ歯タイプ』です。
3Wでは珍しいです。
結構つかまえ顔に見えましたが、それをあまり感じさせないようにクラウンの塗装がされているように見えました。
これまでも、このような工夫をされたクラブには出会ったことがあります。

このオリジナルグリップは前にも経験しましたが、適度なグリップ力があって、なかなかいい感じです。
この独特なグリップパターンは、1度見たら記憶に残りやすいです。

素振りをしてみると、かなり軽く感じましたし、シャフトがとても軟らかいです。
ちょっと注意しなければいけないな・・・。と思いました。
あまり振り過ぎてしまうと、かなりブレが大きくなりそうだったので、コンパクトに振っていくことにしました。

フェース面にはミーリングがありました。
これはドライバーにも見られました。
フェース中央にある『ドット』のようなものも同じです。
このミーリングにも、大きな効果が期待できるのだと思います。
アイアンやウェッジのミーリングは一般化してきたように思いますが、ドライバーやFWにも多く採用されるようになりました。

ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
少しフェースが被っているように見えました。
『出っ歯』も強く感じられました。
この2つがもう少し抑えられていたほうが、構えやすくなると思ったのですが、これがクラブのコンセプトのようなものだと思うので、仕方ないといいますか、当然なのだと思うようにしました。
実際に手にしているクラブは3Wですが、3Wという意識を捨てて打っていくことにしました。
4Wか5Wくらいの気持ちで打ってみよう・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』は、ややしっかりめでした。
手に嫌な衝撃は残りませんでした。

『音』は、大きすぎずちょうどいい感じです。
以前試打したドライバーは高い音だったので、このFWも高音を予想していたのですが、そうではありませんでした。
好感のもてる音です。
同じシリーズのクラブらしく、見た目はよく似ていますが、『音の統一』は図られていないようです。
それはチタンとメタルとの違いなのかもしれません。

球はとてもあがりやすいです。
出っ歯の効果が出ているのでしょうか?
とても球を拾いやすいです。
今日はティアップせずにマットの上から直打ちで試してみましたが、よく上げてくれました。
タフな感じは全くしませんでした。
クリークくらいの感覚でした。

『安定性』は高くて、易しさを感じました。
シビアさとは無縁のクラブだと思いました。
今は、このように易しいFWがたくさんあります。

『飛距離性能』は、なかなかいい感じでした。
このようなイージー系FWの中では、優れているほうだと思います。
ボールをしっかりとつかまえ、弾きの強さで飛ばしていける感じがしました。

『操作性』は、まずまずでした。
あまり操作したくなるタイプではなかったのですが、左右にも曲げることはできました。
球を逃がしやすいというよりは、つかまりやすい印象をもちました。

易しさと飛距離のバランスがとれているFWだと思いました。
3Wでも充分過ぎるくらいよくあがるので、他の番手(5Wなど)は、あまり使うことはないかな?と思いました。

3Wでありながら、5Wの役目も果たしてくれそうだな・・・。と思いました。
使い勝手が良さそうです。

FWとしては、かなり軽量でシャフトも軟らかめなタイプなので、どちらかといえばベテランゴルファーの方に合いやすいような気がします。
『自分がもつ最高のポテンシャル』を発揮させる為のクラブというよりは、易しく楽に飛ばしていく為のクラブという印象をもちました。

『美と『易しさの融合』といったらいいでしょうか?
PHYZらしい感じがしました。

PHYZとくれば、『ViQ』を思い出すのですが、もう発売されることはないのかな?と思いました。
ブリヂストンゴルフになって、ブランドがひとつにまとまったのかと思いましたが、こうしてPHYZに出会うことができたということは、また『ツアステ』が登場してくれるのかな?と期待してしまいました。
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