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2016年05月30日
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ブリヂストンゴルフ PHYZ アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ブリヂストンゴルフ PHYZ アイアン の7番 です。

シャフトは N.S.PRO Zelos 8 です。
ロフトは29度、クラブ長さは37.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は87.5g、トルクは2.2、バランスはD1、キックポイントは先調子 です。

久し振りに出会った、PHYZの新しいアイアンです。
先日ドライバーを試打することができましたが、今日はアイアンを手にすることができました。
PHYZらしい、美しいアイアンです。

ラージサイズです。
PHYZらしい大きさです。

彫りの深さはたっぷりあります。
トップラインは、やや厚めでした。

ポケットの中には、黒いパーツのようなものがありました。
これは打感を良くする為なのかな?と思いました。

ソール幅はワイドです。
角張っていて、独特な形状です。
『滑らかさ』とは真逆の形状だと思いました。

ソールのバックフェース側にウェイトが組み込まれているのが解りました。
この位置にあるということは、重心の低さだけでなく、深さも関係しているのだと思います。

ショートネックで、いわゆる『頭でっかち』タイプです。
よく見られる形状です。

フェース面にミーリングはありませんでした。
ブリヂストンのアイアンらしいフェース面だと思いました。
使い込んでいけば、いい感じで打痕を残せそうなフェース面です。

バックフェースのトゥ側には『HUMAN HARMONIZED DESIGN』の文字がありました。
これがPHYZの開発コンセプトなのだと思います。

このオリジナルグリップは、先日ドライバーで試しましたが、好感がもてます。
しっとりする感じはあまり無いのですが、適度なグリップ力があります。
雨の日でも活躍してくれそうです。
バックラインがありました。
私は無いほうが好きなのですが、有りを好まれる方はとても多いと思います。

意外と構えやすいな・・・。と思いました。
もっと違和感があるのかな?と思っていましたが、それほどでもありませんでした。
大顔でグースも利いていましたが、強い苦手意識は芽生えてきませんでした。
極端過ぎないのがいいのかもしれません。
易しさを追求しながらも、この『程良いさじ加減』ができているのが、PHYZらしいところなのかもしれません。
試打を開始しました。

『打感』はしっかりめでした。
フェースに乗るというよりは、バチーンと弾く感じです。
こういう打感のアイアンは最近増えてきたように思います。

球はあがりやすいです。
あがりすぎるくらい、よくあがります。
ほぼ自動的に高弾道が打てる感じがしました。
少々薄めにヒットしても、いい感じであげてくれました。
あがりやすさもありますし、『上下の許容度』も大きいと思いました。
昔から、ゴルフクラブは左右のブレよりも、上下のブレのほうがシビアに結果が出やすいと言われてきました。
上下でミスると致命的なミスショットにつながることも珍しくなかったのですが、最近はこのような高機能なアイアンが増えてきたので、そういった難しさは感じなくなりました。
クラブの進化を感じます。

『安定性』は高いです。
易しいタイプのアイアンです。
最初からドロー系の球が出ました。
球がつかまりやすいです。
球筋が乱れる気配がなかなか無いアイアンだと思いました。

『飛距離性能』は高いです。
『番手感覚』を無くすアイアンといっていいと思います。
この飛距離性能は、今の多くのニーズに応えているといえると思います。
弾道の高さとつかまりの良さ。
そして弾きの良さで飛ばしていけるタイプです。
『スタンディングロフト』だけでなく、様々な要素が絡み合って、この高い飛距離性能につながっているように思います。
ディスタンス系アイアンです。

『操作性』という点では、ラージサイズではありますが、球のつかまりも良く、最初からフック系のほうが打ちやすく感じられました。
大顔タイプのアイアンはフェースが戻りきらず右に抜けてしまうことも少なくないのですが、このアイアンはしっかりと球をつかまえてくれました。
グースが利いているのも影響しているのかもしれません。
右に曲げることもできたのですが、私は左へ曲げることのほうが易しく感じられました。
左右にも対応してくれましたが、オートマチックタイプといっていいアイアンです。

PHYZらしい、高機能なところと美しいデザインのバランスがとれているアイアンだと思いました。
機能性が感じられるアイアンですが、派手すぎず落ち着いたデザインなのも好感がもてます。

試打しながら、ずっとゼクシオアイアンに似ているな・・・。と思いました。
ゼクシオはたくさんのファンを獲得しているので、ブリヂストンもそれに続こうとしているのかもしれません。

今の多くのニーズを、このクラブにギュッと凝縮している感じがします。
どちらかといえば、ベテランゴルファーの方を意識しているのかな?と思いましたが、かなりイージーで敷居も低いので、多くの支持を集めるのではないでしょうか?

これからもPHYZには期待していきたいです。
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