タイトリスト VG3 ユーティリティ - ゴルフクラブ試打日記。


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2016年05月24日
  

タイトリスト VG3 ユーティリティ

                 
タイトリスト VG3 ユーティリティ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブはタイトリスト VG3 ユーティリティ の5番 です。



VGH
シャフトは VGH です。

ロフトは23度、クラブ長さは39.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は59g、トルクは3.7、キックポイントは中調子、クラブ総重量は333gです。



正面
タイトリストVG3シリーズの新しいユーティリティです。


いい雰囲気があります。


ハイテクさを感じさせるのですが、自然なところも失っていないような感じがして好感がもてます。



側面
タイトリストらしく、オーソドックスな形状です。


奇をてらったところはなく、正統派という感じがします。


全体的に丸っこさがあって、易しそうな印象を受けます。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていました。


タイトリストの今のクラブには、もう『常識』といっていいような気もします。


調整システム自体は特に変わったところは見られませんでした。


『これまで通り』といっていいと思います。



ネックの長さ
ネックの長さはしっかりありました。


『横から』というよりは、『上からしっかり押さえ込んで』打っていけそうです。



ソールのウェイト
ソールにはひとつだけウェイトがありました。


ヘッドの大きさに対して、結構大きいウェイトです。


この位置にあるということは、ある程度の重心の深さも維持されているのでしょうか?



ソールの溝
ソールには溝がありました。


この溝も、今はよく見られます。


メーカーによって、ドライバーには溝を入れるけど、UTには入っていない物もあります。


タイトリストが溝を入れているということは、それだけメリットが大きいのでしょうか?



溝の深さ
深い溝です。


溝の深さも、メーカーによって違います。


強度の問題等もありますし、深ければ深いほどいいということでもないと思うのですが、この深さも、メーカーの緻密な計算によるものだと思いますし、通常の使用に耐えうるだけの強度は確保されているのだと思います。



セミシャロー
セミシャローバックといっていいでしょうか?


今一番ポピュラーな形状だと思います。



顔
いい顔をしています。


タイトリストらしい、美顔です。


とても好感がもてます。



振り感
素振りをしてみた感じは、まずまずでした。


VG3らしいソフトスペックに仕上がっています。


見た目はとてもカッコいいですが、親しみやすくなるように組まれているように感じました。


カッコ良さと親しみやすさの両立ができているクラブだと思います。



構え感
構えやすいです。


形状もいいですし、大きさもちょうどいいです。


大きすぎないので、ボールとのバランスもいいです。


地面から直接打つクラブは大顔過ぎると難しく感じることがよくあるのですが、このクラブの大きさは好感がもてました。


5番という番手だからということもあるのかもしれませんが、少し出っ歯タイプで、フェース面がよく見えました。


球を拾いやすそうですし、高くあがりそうな感じがしました。


FWは苦手だけど、かといってロングアイアンは球が浮きづらいのでUTを使いたい・・・。という方には、好まれやすい顔をしているのではないかな?と思いました。


方向性も出しやすそうですし、易しそうな印象を受けました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はまずまずでした。


ソフトというよりも、あまり抵抗感がない感じでした。


打つ前の予想とは違っていましたが、好感のもてるフィーリングです。



打球音
『音』はおとなしめでいい感じでした。


音に邪魔されることもなく、気持ち良く振り抜いていくことができました。



トゥ側
球はあがりやすいです。


構えたときの印象通りの浮きやすさ・弾道の高さがありました。


とても親しみやすいUTです。



バックフェース
『安定性』は、なかなかいい感じです。


シャフトが少し動く感じでしたが、方向性も出しやすく、まとめやすい感じがしました。


『易しすぎない』感じがしたので、こちらの感覚も出しやすく、ラインの幅も限定させることができました。



飛距離性能
『飛距離性能』も、いい感じでした。


最近はFWだけでなく、UTの飛距離性能もアップしてきていますが、このクラブもその流れに乗っていると思いました。


『飛んだり飛ばなかったり』『飛ぶときはすごく飛ぶけどミスしたら極端に距離が落ちる』という感じはしませんでした。


安定して距離を稼いでくれるUTだと思いました。


計算しやすい飛距離性能といったらいいでしょうか?


実戦向きだと思いました。



操作性
『操作性』は、なかなかいい感じでした。


曲がりやすさよりも、安定性が勝っているように感じたので、極端に大きく曲がる感じはしなかったのですが、左右にも同じように反応してくれました。


変なクセのない、易しいUTだと思いました。



ヒール側
『構えやすさ』と『安定性の高さ』が特に印象に残りました。


顔の良さは、さすがタイトリストといったところです。



タイトリスト VG3 ユーティリティ
飛びも優れていますが、今は高性能なUTがたくさんあるので、驚くようなことはありませんでした。


ただ、安定して高いパフォーマンスを発揮してくれるところに好感がもてました。



Titleist VG3 UTILITY
いい顔をしたUTを使いたいけど、タイトリストは上級者用で難しそう・・・。と思い、敬遠されている方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、このVG3はそんな敷居の高さは感じにくいので、是非試していただきたいと思いました。


構えやすさ・安定性・あがりやすさ・飛距離のバランスがとれている秀作といっていいと思います。


                         
        

                         

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