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2016年05月14日
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Cure Putters RX-4J パター & ヨネックス TRIPRINCIPLE パター

今日は、この2本のパターを試打しました。
試打クラブは Cure Putters RX-4J パター と ヨネックス TRIPRINCIPLE パター です。

<左>RX-4J <右>TRIPRINCIPLE
<左> Cure Putters RX-4J のスペック
ロフトは1.5度、クラブ長さは34インチ、クラブ総重量は628g です。
<右> ヨネックス TRIPRINCIPLE のスペック
ロフトは3度、クラブ長さは36インチ、クラブ総重量は560g です。

どちらも、かなり大きいサイズのパターです。
かなり優れたオートマチック系といっていいと思います。

キュアパターは、海外メーカーで、その安定性の高さは群を抜いています。

対して、ヨネックスのTRIPRINCIPLEは日本メーカーの、かなり優秀なオートマチック系パターといっていいと思います。
今日は、この2本の国内外オートマチックパターの競演です。

こうして見ても、やはり大きいな・・・。と思いました。
14本のクラブの中でパターが1番、形や大きさのバリエーションが豊富なクラブといっていいように思います。
ピン型パターの人気も根強いですが、このようなオートマチック系パターの人気も高いです。

顔を見比べてみると、大きさや形の違いが解ります。
Cure Putterのほうが面長ですが、奥行きといいますか横の幅はTRIPRINCIPLEのほうがあるので、『重心深度』はTRIPRINCIPLEのほうがあるのかな?と思いました。

デザインは多少違いますが、グリップはほぼ同じといっていいです。
やや粘着系で独特なフィーリングがあります。
太さなども同じです。
このグリップがオートマチック系に適しているのでしょうか?
今はパターのグリップもバリエーションが豊富になってきました。
『スーパーストローク』をよく見かけるようになりました。

長さは、かなり違います。
34インチのCure Putterに対して、TRIPRINCIPLEは36インチもあります。
2インチといえば、約5センチの違いになります。
36インチという長さも、研究を重ねての長さだと思うのですが、できれば34インチで試してみたかったな・・・。と思いました。
36インチにするメリットがよく解りませんでしたが、この長さでちょうどバランスが取れているのかもしれません。
PINGのパターのように、長さが変えられたらもっと良くなるな・・・。と思いました。

Cure Putters RX-4J

YONEX TRIPRINCIPLE
ボールを前にして構えてみても、どちらも独特な雰囲気があります。
久しぶりに試打したので、ああそうだった・・・。こんな感じだったな・・・。と思いました。
あまり経験のない構え感ではありますが、以前試打したときの記憶が蘇ってきました。
どちらもオートマチック系ではありますが、『感性』にも配慮して作られています。
タイプは違うのですが、構え感での優劣はちょっとつきづらい感じがしました。
方向性が約束されていることは以前試打して体感しているので、とにかく『出球のスピード』だけを意識して転がしてみよう・・・。と思いました。
試打を開始しました。

<左>RX-4J <右>TRIPRINCIPLE
『球の転がり』は、Cure Putterのほうがいいように思いました。
TRIPRINCIPLEもいい感じですが、こうして打ち比べてみると、違いが感じられます。
ロフトの違いも影響しているのだと思います。
重さも関係しているのだと思います。
球の転がりはいいですが、『タッチ』を出しやすいのはTRIPRINCIPLEでした。

『打感』は、TRIPRINCIPLEのほうがソフトで好きです。
これは圧倒的な差がありました。
『音』も、独特な音を発するキュアパターに対して、とても静かなTRIPRINCIPLE パター。
音という点でも、TRIPRINCIPLE パターが圧倒していました。

『安定性』は、どちらもかなりハイレベルでイージーなタイプですが、あえてひとつ選ぶとするならCure Putterを選びます。
かなり寛容といいますか、なかなかブレにくい感じがします。
TRIPRINCIPLEパターも、かなり大らかなタイプのパターですが、こうして打ち比べてみると、多少は『正直さ』があるかな?と思いました。
しかし、そこがまた魅力でもあります。

『距離感』は、TRIPRINCIPLEのほうが私は出しやすいと思いました。
『初速のスピード感』が、TRIPRINCIPLEのほうがイメージに合いやすいです。
Cure Putterもいい感じではありますが、慣れるまで少し時間が必要だと思いました。
ただ『1m以下のショートパット』はどちらもほぼイーブンといった感じがしました。
『タッチ』よりも『方向性』『寛容さ』に長けたパターだと思います。

どちらもなかなか見ない、個性的なパターです。
オリジナリティがあるものは、とても好感がもてます。
しかもCure Putters RX-4J はライ角を変えられたり、ウェイトを交換できたりするのだそうで、『拡張性』という点では明らかにキュアパターに分があるように感じました。
この調整機能を使うことによって、かなり幅広い層のゴルファーに対応できるのではないでしょうか?
タイプは少し違いますが、どちらも個性的かつ機能的で、面白いパターだと思いました。
もしどちらかひとつを選ぶとするならば、私はTRIPRINCIPLEを選ぶだろうな・・・。と思いました。
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