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2016年04月13日
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ピン G アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブはPING G アイアン の7番 です。

シャフトは AWT 2.0 LITE です。
ロフトは30.5度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g です。

ピンGシリーズのアイアンです。
ピンらしい、個性的な作りになっています。
昨年試打したG MAXアイアンを思い出しました。
ニューモデルではありますが、基本コンセプトは同じようです。

ラージサイズで、機能性を感じさせるアイアンです。
先日試打した A GRIND のアイアンとはタイプが全く異なりますが、このようなアイアンを好まれる方も多いのではないでしょうか?

彫りの深さもしっかりとあって、ピンのアイアンらしい感じがします。
フルキャビティの、そのさらに上をいく多機能フルキャビティといったらいいでしょうか?

バックフェースには、色々なパーツが組み込まれていました。
これも前のモデルのG MAXを思い出します。
ワンピースタイプで鍛造品のアイアンもあれば、このようにたくさんのパーツが組み合わさったアイアンもあります。
いったいどれくらいの数のパーツが、このアイアンに組み込まれているのでしょうか?

ソール幅はワイドです。
ピンらしいです。
『大らか』というよりは『大まか』という言葉が浮かびました。
海外メーカーというより、海外ゴルファーの方の求める『合理性』を追求したら、このような形になるのかな?と、このようなアイアンに出会うと感じることがあります。

ネックは短めです。

トップラインは、やや広めでしたが、気になるほどではありませんでした。
シャープな感じはしませんでしたが、輪郭がはっきりしているので、構えた時にイメージがボヤけにくいのではないかな?と思いました。

ネックの凹みはお馴染みです。
他のメーカーには見られない個性です。

フェース面にミーリングはありませんでした。
ごく普通のフェース面です。
これまでのPINGアイアンと変わらないように思います。

ピンらしい構え感です。
ラージサイズでグースもよく利いています。
これだけ大きいと、グースが利いていたほうが、球がつかまりやすくなるのだと思います。
独特の構え感ではありますが、クセが強すぎないのがいいと思いました。
試打を開始しました。

『打感』は、ややしっかりめでしたが、衝撃が上手く分散されていたように感じられ、好感がもてました。
バックフェースの工夫が活きているのかもしれません。

球はかなりあがりやすいです。
タフな感じはしませんでした。

安定性も高く、スイートエリアは広く感じました。
ピンはオートマチック系のクラブを作るのが上手いイメージがありますが、このアイアンもそんな感じがしました。
少々の打点のブレには寛容なタイプのアイアンです。

『飛距離性能』も高いです。
しっかりとキャリーを出していくことができました。
『乗っかり感』よりも、弾き感があり、飛ばすタイプのアイアンだと思いました。

『操作性』は、やや難しく感じました。
なかなか思うようにはいきませんでしたが、こういったところも、このアイアンの特徴のような気がします。

前のモデルG MAXのマイナーチェンジモデルといっていいと思います。
おそらく、新たな工夫が組み込まれているのだと思いますが、それほど大きな進化といいますか、変化は感じませんでした。
今度機会があれば、打ち比べてみたいと思いました。
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