Post
≪ミステリー C-HT811 ユーティリティ | HOME | キャロウェイ XR PRO 16 フェアウェイウッド≫
2016年03月22日
PR
ピン G ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは PING G ドライバー です。

シャフトは ALTA J50 です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は53g、トルクは4.7、キックポイントは中調子、クラブ総重量は298g です。

ピンGシリーズのドライバーです。
先日FWを試打しましたが、今日はドライバーを試打する機会に恵まれました。
ピンらしく、かなり大型サイズのドライバーです。

シャロー感も、かなりあります。
多少のデザインの違いはありますが、前のモデルのG30によく似ています。
マイナーチェンジといったところでしょうか?
G30はとてもいいドライバーですし、私の周りでも大人気でした。
易しく飛ばせると、評判のドライバーです。
そのG30に近い感じがするので、期待感が高まりました。

ネックは短めです。
見慣れた長さです。

ネックには調整システムが搭載されていました。
これまでのモデルと変わらないようです。
ピンは元々、シンプルな調整システムでしたが、これからもこの流れは続くのではないでしょうか?

ヒール側

トゥ側
ヒール側とトゥ側に、それぞれ工夫が見られます。
おそらく、これにも大きな理由があるのだと思います。

ウェイトがひとつだけありました。
これも、これまでのモデルと共通しています。

かなりのシャローヘッドです。

『TURBULATORS』の文字がありました。
これも、これまでと共通しています。

バックフェースには、『VORTEC』の文字がありました。
何か特別な工夫がされているようです。

PINGらしい、独特の顔です。
ラージサイズでシャロー感が、かなりあります。
ヘッド後方が大きく伸びています。
G30と大きな違いはないようです。

この独特の突起も、同じです。

しかし、この後ろ側の模様が新たに加わっていました。

素振りをしてみると、見た目以上にソフトスペックに仕上がっている感じがしました。
外見は重量感がありますが、実際に振ってみると、それほどでもありません。
今のドライバーの中では標準といえるでしょうか?
軽すぎない、重すぎないという感じがします。

ボールを前にして構えてみても、なかなかいい感じでした。
かなりの大型でシャロー感があります。
好感がもてたのは、少し『開き顔』に見えたところです。
引っ掛からず、素直に振っていけそうに見えました。
これがもし『被り顔』だったら、かなり構えづらかったと思うのですが、そうでもありませんでした。
このままでいいと思いました。
クラウンには色々な模様がありますが、目立ちすぎていないので、特に違和感はありませんでした。
試打を開始しました。

『打感』は良いです。
適度な手応えがありました。
硬すぎないのがいいと思いました。

『音』は、はっきりしていました。
大きすぎることもなく、インパクトが緩むこともありませんでした。
この音と打感は、これまでのモデルで経験してきたように思います。

球はとてもあがりやすいです。
10.5度というロフトもあると思うのですが、かなりの高弾道でした。
重心も深そうです。
いわゆる『お尻の重たい』ドライバーという感じがします。
フェースが上を向きやすい感じがしたので、もう少しロフトが立ったモデルでも良かったかな?と思いました。
外見は重量感があって、タフそうな印象もありますが、実際はとてもあがりやすくて親しみやすいドライバーです。

『安定性』も高いです。
スイートエリアは、かなり広そうです。
ラージサイズ&シャロータイプらしい、大らかさがありました。
この易しさは前のモデルのG30と同じように感じます。

『飛距離性能』も優れていました。
G30もいい印象が残っていますが、このニューモデルも優れているな・・・。と思いました。
弾きもあって、高弾道で飛ばしていけるタイプです。
シャフトがよくしなるからなのか、ヘッドがビュンビュン走っているのが分かりました。
あまりしなりすぎると、いいところに戻りづらいタイプのドライバーも多いですが、このドライバーはそんな難しさは感じませんでした。
オートマチックに、高弾道で飛ばしていけるドライバーだと思います。

『操作性』という点では、なかなか思うように曲げることはできなかったのですが、かなり極端に打っていって、何とか曲げることができました。
これまでのPINGと同様の、『曲げづらい』ドライバーだと思いました。
左右でいえば、ほぼ中立的な感じがしました。
構えたときの印象よりも、球のつかまりはいいと思いました。
かなりオートマチック感が強いので、球を操作していきたい方には、合いづらいところがあるかもしれません。

前のモデルのG30と、かなり近いドライバーだと思いました。
大きな違いはクラウンの模様と、ソールのデザインです。
これによって、おそらく飛距離アップが狙えるのだと思います。
G30はとても優れているドライバーなので、このドライバーと打ち比べてみたいと思いました。
いいところは全て受け継がれているように感じます。

『球があがりやすい』
『方向性が安定している(曲がりにくい)』
『飛距離性能が優れている』
という、はっきりとした長所が感じられるドライバーです。

シビアさを全く感じさせないように、そして易しく飛ばして欲しい・・・。というメーカーの思いが、このドライバーに詰め込まれているように思います。
細かいことを考えず、シンプルに飛ばしていけるドライバーだと思いました。
私はこのようなラージサイズ&シャロー系のドライバーを購入したことがまだ無いのですが、経験をたくさん積んできたせいか、好感のもてるドライバーも増えてきました。
前のモデルのG30は勿論、このGドライバーも好感がもてました。

PINGは老舗海外メーカーですし、ババワトソン選手など、トップ選手が愛用しています。
しかし、日本市場を強く意識してクラブ作りをしているように感じます。
『日本人ゴルファーに優しいメーカー』という印象があります。
浅い重心で低スピンタイプのドライバーもいいですが、このように深重心で大らかさをもったドライバーも素晴らしいな・・・。と思いました。
また何度でも試打してみたいと思いました。
私は今でも操作性の良いドライバーが好きなのですが、オートマチック系にもっと慣れてきて使えるようになったら、このドライバーをコースでも使ってみたいと思いました。
PINGは易しくて高性能なドライバーを作るのが、とても上手いメーカーだと改めて思いました。
コメント
No title
2017-06-17 21:33 Saduke URL 編集
初めまして
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。
いつもゴルフクラブを試打していて、なかなか思うようなスペックに出会えないことも多いですが、Rシャフトを試打することができれば、是非記事に書かせていただきたいと思います。
これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼いたします。
2017-06-20 22:52 golfdaisuki URL 編集