アキラプロダクツ PROTOTYPE アイアン KS-601 - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2016年03月20日
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アキラプロダクツ PROTOTYPE アイアン KS-601

                 
アキラプロダクツ PROTOTYPE アイアン KS-601
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは アキラプロダクツ PROTOTYPE アイアン KS-601 の7番 です。



N.S.PRO MODUS3 TOUR 120
シャフトは N.S.PRO MODUS3 TOUR 120 です。

ロフトは34度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS、キックポイントは中元調子 です。



正面
アキラの、とてもカッコいいアイアンです。


一目見て、そのカッコ良さに惹かれました。


アキラのクラブは、まだ購入したことが無いですが、いいクラブがとても多いです。


このアイアンは、デザイン的に派手さは無いですが、印象に残りやすい美しさがあります。


このカッコいい外見に加え、アキラのクラブなので、きっといいアイアンなんだろうな・・・。と思いました。


すごくいい雰囲気がありました。



側面
シャープな形状で、オーソドックスなハーフキャビティといっていいと思います。


奇をてらった感じはなく、正統派といえるアイアンです。


ゴチャゴチャした感じはなく、このシンプルな形状がとても魅力的です。


アキラらしい、カッコ良さと美しさの両立が出来ているアイアンです。



彫りの深さ
彫りは浅いです。


これまでもたくさん出会ってきた、ノーマルなハーフキャビティといっていいように思います。



ソール幅
ソール幅はノーマルです。


このソールも、とても美しいです。


何ともいえない魅力がありました。


目の保養ができました。



ネック長さ
ネックは、やや短めといった感じもしますが、今のアイアンの中では平均的といえるでしょうか?


ロングネックというタイプではありませんでした。


こういったところが、今のアイアンの特徴だと思います。



トップライン
トップラインは厚くなく、ノーマルな感じです。



リーディングエッジ
リーディングエッジも削りが入っていました。


端から真ん中にかけて、削りが大きくなっています。


この削りも、メーカーによって色々と特徴があるように思います。



バックフェースの仕上げ
このバックフェースの仕上げがとても綺麗でした。


ここまで緻密で丁寧に仕上げているところが、アキラらしい感じがします。


このような丁寧さのあるクラブを見ると、そのメーカーの印象も良くなります。


性能とは直接関係のないところかもしれませんが、細部にまで手を抜かないというところが、日本メーカーらしいように思います。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


ごく普通の、美しいフェース面です。


軟鉄の見慣れたフェース面とはちょっと異なりますが、このフェース面もいい雰囲気がありました。


温かみがある・・・。というよりは、少しクールといいますか、冷たい感じもしました。


気持ちを入れ込みすぎず、どこか冷静でいよう・・・。と思いました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、いい印象をもつことができました。


構えやすいです。


ほんの少しグースが利いているように見えましたが、気になるほどではありませんでした。


いいイメージを出すことができ、リラックスして構えられました。


逃がすイメージも出せたので、左へのミスが怖い私は安心できました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、いい感じでした。


程良いしっかり感がありながらも、硬くなくいい感触が手に残りました。


球をターゲットまで運ぶ感覚で打っていくことができました。


『球乗せ感』もありました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、普通だと思いました。


タフ過ぎず、かといって上がりすぎず、イメージした通りのあがりやすさでした。


多機能アイアンとは違う、シンプルアイアンがもつ、自然な感じのあがりやすさといったらいいでしょうか?



バックフェース
『安定性』という点では、正直なところがあり、いわゆる『イージー系』ではないような気もしますが、構えやすさからなのか、球筋も安定していました。


装着されているモーダスも、力を発揮しているのだと思います。


『曲がりにくさ優先』のアイアンではありませんが、この正直なところがまた魅力といえるのかもしれません。



飛距離性能
『飛距離性能』は、今のアイアンの中では飛ばないほうだと思います。


最初から飛距離優先で作られているアイアンではないと思います。


『飛びすぎない』『狙った円に落としていける』という、実戦的なアイアンといっていいのではないでしょうか?



操作性
『操作性』はとても良いです。


左右にも曲げやすいです。


ハーフキャビティらしい、反応の良さがありました。


球を操作したい方には、ピッタリのアイアンだと思いました。



ヒール側
カッコいい外見と、その印象通りの扱いやすいアイアンです。


シンプルなクラブだけがもつ、『クリアな感じ』といったらいいでしょうか?


クラブが最初から主張し過ぎているのではなく、必要最低限に抑えて、あくまでもイニシアチブはプレイヤーに任せてくれているように感じました。



アキラプロダクツ PROTOTYPE アイアン KS-601
ハイテクタイプではないと思います。


とはいってもメーカーの高い技術が、このアイアンにもたくさん注ぎ込まれていると思うのですが、余計な雑味が無い・・・。といいますか、必要な物だけが取り入れられているように感じます。



AKIRA KS-601 アイアン
『寛容さ』というよりは、『正直』なタイプ。


『飛距離』というよりは、『距離感』を出しやすいタイプ。


『多機能』というよりは、『シンプル』なタイプ。



AKIRA KS-601 プロトタイプアイアン
なので、今の多くのニーズには応えていないところがあるかもしれません。


練習を積み重ねていって技術を高め、そのときに易しく感じられるアイアンといえるのかな?と思いました。


『構えやすさ』『扱いやすさ』が、このアイアンの長所だと思います。



AKIRA KS-601 PROTOTYPE アイアン
アキラは色々なタイプのアイアンを、これまでも発表してきました。


いわゆる『イージータイプ』もたくさんありました。


このアイアンは『PROTOTYPE』という名前がついているので、一般向けではないのかもしれません。



AKIRA KS-601 PROTOTYPE アイアン
契約プロに渡すモデルなのでしょうか?


昔から『プロトタイプ』という言葉には惹かれますが、昔よりは敷居が低くなって親しみやすくなっているのが今のクラブの特徴だと思います。


性格が尖っていなくて、どこか丸さがあるといいますか、見た目の印象以上に易しいクラブが多いように思います。


このアイアンもそんな易しさをもっているように感じました。


ただ難しいだけのクラブは、今はもう無いように思います。


どこか親しみやすさが感じられる部分があります。


このアイアンでいえば、リーディングエッジの削り、ショートネックです。



AKIRA KS-601 PROTOTYPE アイアン
アキラのアイアンは、これまでも色々と試打してきて、魅了された物もたくさんあります。


このKS-601というアイアンも、それらの仲間に入る、素晴らしいアイアンだと思いました。


あっと驚くような性能は無いのですが、このいい意味での『普通』な感じがいいのかもしれません。


飛び抜けたところは無い分、予想に反した動きをしないので、易しく感じられるのではないかな?と思いました。


コースでも是非試してみたいアイアンです。

                         
        

                         

コメント

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No title
こんばんは。

アキラのクラブいいですよね、私も3,5番ウッドとウェッジはアキラを使っています。
このアイアンも非常に魅力的です。
私はスリクソンのZ745アイアンを使っていますが、性能面を比較するとどちらが好印象だったでしょうか。
初めまして!
アキラキラ様。初めまして。golfdaisukiと申します。
この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。

アキラのクラブはいいですね。
魅力的なクラブがたくさんあります。

スリクソンの745も大好きなアイアンです。
『傑作』といっていい名器だと思っています。

この2つを打ち比べてみたわけではないのですが、性能面は大きな違いは出ないような気もします。
あえて『私の好み』で選ばせていただくと、Z745のほうが少しリードしているかな?と思っています。

日本にはいいクラブがたくさんあるので、迷ってしまいますね。
私たちは恵まれているのだと思います。

これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼いたします。