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2016年01月28日
テーラーメイド M1 460 ドライバー & GLOIRE F ドライバー

今日は、この2本のテーラーメイドドライバーを試打しました。
試打したドライバーは テーラーメイド M1 460 ドライバー と テーラーメイド GLOIRE F ドライバー です。

<上>GLOIRE F <下>M1 460
<右>GLOIRE F のスペック
シャフトは GL3300 です。
ロフトは10度、クラブ長さは46インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は56g、トルクは3.8、バランスはD4、キックポイントは中調子 です。
<左>M1 460 のスペック
シャフトは TM1-116 です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は57g、トルクは5.0、バランスはD4.1、キックポイントは中調子 です。

テーラーメイドの二大人気ドライバーを試打する機会に恵まれました。
どちらもテーラーメイドらしい高機能で優れたドライバーです。
M1シリーズは、これからどのようになっていくのか分かりませんが、続いていって欲しいと思っています。
対してグローレシリーズは、もうすっかり定着しています。
グローレは初期モデルから試打しているのですが、私はこの『F』が一番好きです。
この2つの人気ドライバーを同時に手にすることができて、嬉しく思いました。
できれば『カスタムシャフト』で、同じシャフトを挿して試してみたかったのですが、なかなか思うようにはいきません。
どちらも、このシャフトが『純正』ということでいいのだと思います。

ラージサイズでシャロータイプのヘッドです。
こうして見比べてみるとグローレのほうがすっきりしていますが、M1の調整機能を好きな方も多いのではないでしょうか?
これからもグローレはそれほど大きな変化は見られないような気もするのですが、M1シリーズはどんどん進化していきそうです。

ネックの長さはほぼ同じで、大きな違いは見られませんでした。

顔にも、それぞれ個性があります。
単一色のグローレFと、『パンダカラー』のM1です。
黒い色が目立っていますが、白がベースなのは間違いありません。
白をくり抜いて、黒を貼り合わせたような印象を受けます。
どちらもラージサイズのドライバーですが、黒い色があるせいか、M1のほうが少し締まって見えました。

GLOIRE F

M1 460
どちらも構えたことがありますが、こうして構えてみると単一色であるグローレのほうが少しすっきりしているかな?と思いました。
私は白いヘッドも好きですが、どちらかというと黒のほうが好きです。
しかし、こうして見比べてみると単一色であるグローレのほうが好感がもてました。
どちらもいい印象が残っているので、いいイメージをもったまま始動することができました。
試打を開始しました。

『打感』は、少しグローレFのほうがソフトに感じられました。
球の質感を軽く感じられたのもグローレFです。

『音』はあまり大きな違いはなかったのですが、少しだけグローレFのほうがおとなしいかな・・・。と思いました。

『球のあがりやすさ』という点では、ロフトもシャフトも違うので正確な比較はできないのですが、今日試打した感じではグローレFのほうが、ややあがりやすいと感じました。
しかし、M1のほうもタフ過ぎず、充分高さを出していくことができました。

『安定性』という点では、グローレFのほうが、優れていると思いました。
しかしM1には調整システムを使える強みがあるので、自分に合うように調整すればM1のほうが易しく感じられるかもしれません。
どちらもシビアなタイプのドライバーではありません。

『飛距離性能』はどちらも優れていますが、ポテンシャルの高さでいいますと、少しだけM1なのかな?と思いました。
対して幅広い層に対応できているということではグローレFだと思います。
今日、こうして打ち比べてみても、グローレFがM1に見劣りすることは全くありませんでした。
むしろ、グローレFのほうが上回っているんじゃないかな?と思える打球がいくつもありました。
どちらも今のシャフトでは物足りない部分はありますし、カスタムシャフトを挿せば、もっと飛距離を伸ばしていけるのは間違いないと思いました。
どちらかひとつを購入するとするならば、私は迷わずグローレFを選びます。

『操作性』という点では、少しだけグローレFのほうが上回っているかな?と思いました。
扱いやすい感じがしました。

『ベストセラー』と『ロングセラー』の競演といったらいいでしょうか?
今のベストセラーはM1ですが、ロングセラーはグローレFですし、これからも売れ続けると思います。
M1シリーズが、これからどのようになっていくかは分からないのですが、ニューモデルが発売されたらおそらくM1は『過去のモデル』といいますか、多少『色褪せた感じ』が出てしまうかもしれません。
もちろん性能が落ちるということでもないですし、魅力が損なわれるわけではないのですが、どうしてもニューモデルが脚光を浴びてしまいます。
対してグローレFは『色褪せない良さ』があると思います。
次のモデルが『G』だと思うのですが、タイプが違うということもありますし、Fが古く感じません。
むしろ、どんどん輝きを増しています。
私はGよりもFのほうが好きです。
テーラーメイドはこれまでも素晴らしいドライバーをたくさん発表してきましたが、このグローレFは後世に語り継がれる『名器』といっていいのではないでしょうか?

M1もいいドライバーだと思いましたが、こうして打ち比べてみて、改めてグローレFの魅力を再確認しました。
色々なシャフトで試してみたいと思わせてくれるドライバーです。
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