Post
≪ダンロップ ゼクシオ9 ドライバー | HOME | ミステリー CF-445 TOUR LIMITED ドライバー≫
2015年11月16日
PR
キャロウェイ APEX PRO アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは キャロウェイ APEX PRO アイアン の7番 です。

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは34度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはS200 です。

キャロウェイ APEXシリーズの新しいアイアンです。
APEXのアイアンといえば、私は昨年試打したモデルを思い出します。
このアイアンも前のモデル同様、軟鉄がベースになっているようです。

軟鉄タイプでありながら、かなり機能性も感じさせるデザインになっています。
打ちやすくなるように、色々な工夫がされているのでしょうか?
メカニカルな印象のアイアンです。
同じ海外メーカーのアイアンでも、タイトリストはシンプルでカッコいいですが、キャロウェイは機能性を重視したモデルが多い印象があります。
キャロウェイのアイアンは昔、かなり苦手にしていたのですが、『X フォージド』というアイアンに出会って以来、すごく親しみをもつようになりました。

彫りの深さも、結構あります。
不格好で構えづらくなってしまうと魅力が半減してしまいますが、これくらいで抑えられていれば、おそらく構えづらくはないだろう・・・。と思いました。

ソール幅は標準的です。
トゥからヒールにかけて、大きな丸みがありました。
キャロウェイのアイアンらしい感じがします。
タイトリストはもっと直線的でシャープな印象がありますが、これもメーカーによる『特色の違い』といえるのではないでしょうか?
人によって、好みが分かれると思います。

ネックは平均的な長さだと思いました。
よく見かけます。

ホーゼルに『91』となっていたので、どんな意味があるんだろう?と思っていたのですが、よく見てみると『’』があったので、逆さにして『’16』なのだということが分かりました。
つまり『2016年モデル』ということでいいのだと思います。
4年に一度のオリンピックイヤーです。

フェース面にミーリングはありませんでした。
普通のフェース面です。

このベルベットタイプのオリジナルグリップがとてもいいです。
すごくソフトで、このしっとりとした感じがたまりません。
このアイアンに対する親近感が増してきました。

ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
グースが少し利いていましたが、苦手意識が芽生えるほどではありませんでした。
私はもう少しグースが弱いほうが好きなのですが、このようなタイプはよく見かけますし、一番支持されているのではないでしょうか?
つかまりが良さそうな顔をしています。
何となく『ドライな気分』で見つめていました。
試打を開始しました。

『打感』は、なかなかだな・・・。と思いました。
ソフトな感じもしますが、どちらかといえば『人工的な柔らかさ』といった印象をもちました。
ピュアでシンプルな軟鉄アイアンが『自然な柔らかさ』だとしたら、このアイアンは様々な工夫が組み込まれた『機能的』といいますか『人工的』な柔らかさだと思いました。
『深み』はあまり感じないものの、『当たりの柔らかさ』のようなものがあるな・・・。と思いました。
『そつなく無難な感じ』といったらいいでしょうか?

『球のあがりやすさ』は、いい感じでした。
タフなタイプではありません。
バックフェースの工夫が、よく効いているのだと思います。
打つ前は、もう少し抑えめな弾道を予想していたのですが、それよりも高くあがっていきました。
上から落としていくイメージが出せました。

『安定性』は、まずまずでした。
難しいタイプではないと思いました。
名前に『PRO』という文字が入っていますし、形状などから見て、おそらく『アスリートモデル』という位置づけのアイアンだと思うのですが敷居は高くなく、親しみやすい印象をもちました。
こういったところは他のメーカーも含め、今の傾向といえると思います。
シビアな感じは全くしませんでした。

『飛距離性能』は、まずまずでした。
今のアイアンの中では、それほど飛距離を追求したタイプではないと思いますが、キャリーもしっかり稼ぐことができましたし、『予想の範囲内』での飛びが期待できるアイアンだな・・・。と思いました。
飛距離を追求しておられる方には、やや物足りないところがあるかもしれません。

『操作性』は、いい感じでした。
バックフェースの形状などから、オートマチック系かな?と思っていたのですが、結構素直に反応してくれました。
左右にも同じように曲げていくことができました。
見た目以上に扱いやすいアイアンだと思いました。

APEXシリーズは、これからもどんどんニューモデルが登場してくるのでしょうか?
キャロウェイは、色々な名前のクラブが出るので、よく分かりません。

このアイアンはなかなかいい感じだな・・・。と思いましたが、打感や顔などの印象から、私は昨年試打したモデルのほうが好きです。
もし機会があれば同時に打ち比べてみたいと思いますが、おそらく印象は変わらないように思います。
ただグリップは圧倒的に、このアイアンのほうが好きです。

これからのモデルにも期待していきたいです。
コメント