ブリヂストンゴルフ JGR HYBRID FORGED アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


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2015年10月29日
  

ブリヂストンゴルフ JGR HYBRID FORGED アイアン

                 
ブリヂストンゴルフ JGR HYBRID FORGED アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは ブリヂストンゴルフ JGR HYBRID FORGED アイアン の7番 です。



N.S.PRO Zelos 8
シャフトは N.S.PRO Zelos 8 です。

ロフトは26度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は84g、バランスはD0、キックポイントは先調子、クラブ総重量は384g です。



正面
ブリヂストンでは珍しいタイプのアイアンです。


これまでのブリヂストンのイメージに無い、画期的で新鮮な感じのアイアンです。



側面
アイアンというよりは、ユーティリティアイアンといえる形状だな・・・。と思いながら見ていました。



HYBRID FORGED
トゥ側には『HYBRID FORGED』の文字があったので、やはりそういう位置づけなのだと思いました。


ツアーステージの頃も含め、ブリヂストンは昔からハイブリッドタイプのアイアンを生み出してきましたが、このようなタイプはおそらく初めてではないかな?と思いました。


ヤマハのアイアンを思い出しました。



彫りの深さ
彫りの深さもかなりあって、空洞部分が大きいように見えます。


最近は、このようなタイプのアイアンも増えてきました。



バックフェースの凹み
バックフェース中央部の凹みが目立っていました。


これにはどんな意味があるのでしょうか?



ソール幅
広すぎる・・・。ともいえるほどのワイドソールです。


上から潰して打つというよりも、完全に滑らせながら拾っていく・・・。というイメージのほうが強いです。


このようなタイプのアイアンが好きだという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?



ネック長さ
ネックは短くて、太めです。


グースが利いているのも解りました。


性格のはっきりしたアイアンだと思います。



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。



構え感
ボールを前にして構えてみると・・・。


正直構えづらいです。


ヘッドの大きさなどもそうですし、バックフェースの膨らみが見えすぎてイメージが出てきません。


何度か経験してきた構え感ではありますが、落ち着いて構えることができませんでした。


アイアンではなく、ハイブリッド(ユーティリティ)と思って、割り切って打っていくことにしました。


『ニュータイプ(新種)』のクラブに早く慣れなきゃ・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は柔らかいというよりは、ややしっかりめでした。


フェースにボールが乗っかる感じはなくて、バンと弾くような感じでした。


厚み感などもあまり感じられなかったので、なかなか距離感が出しづらいな・・・。と思ったのですが、このようなアイアンは距離感を出していくタイプではないと思いました。



トゥ側
『球のあがりやすさ』は、まずまずでした。


球は浮きやすくタフな感じはしませんが、構えたときにイメージできなかったせいか、高すぎるということはありませんでした。


自分が何番のクラブを持っているかが解りにくかったということもあるのだと思います。



バックフェース
『安定性』は、なかなか高いな・・・。と思いました。


少々のブレにも寛容なタイプだと思います。


私は最初の数球はダフってしまいました。


ワイド過ぎるソールを見るとダフってしまうこともあるのですが、今日はその悪い癖が出てしまいました。


しかし、クラブはスーッと静かにボールを拾ってくれました。


この滑りの良さが好きだという方は多いのではないでしょうか?


大顔過ぎると、私は打点がブレてしまうこともあります。


特にトゥ側に集まってしまうことが多いです。


しかし、このアイアンはそんな私のミスに対しても寛容でした。


なかなか自分のミスには気づけないようなところもあると思いますが、こういったところも今のニーズとしてあるのかもしれません。



飛距離性能
『飛距離性能』は優れていました。


このようなタイプのアイアンの最大の特長といっていいのだと思います。


やはり、ヤマハのアイアンとタイプが似ているな・・・。と思いました。


7番でこれだけ飛ぶのだから、これより上の番手はあまり要らないのではないかな?と思えるほどでした。


弾き感があって、キャリーがしっかり稼げるタイプです。



操作性
『操作性』という点では、苦戦してしまいました。


なかなかイメージが出せなかったので、曲げてみようと思えなかったことも原因のひとつだと思います。


いい意味で鈍感さがあるな・・・。と思いました。



ヒール側
外見通り、かなり『個性』をもったアイアンだと思いました。


私がアイアンに求めるものとは大きくかけ離れているので、やはりアイアンというよりは『ハイブリッド』として接したほうがいいのだと思いました。



BRIDGESTONE GOLF JGR HYBRID FORGED
最近はプロアマ問わず、アイアンの本数が減ってきているように思います。


それはただ単にアイアンの性能が変わっていったというのではなく、ボールが変化したことも関係していると思います。


易しくて優れた性能をもつハイブリッドが高い支持を集めているということもあると思います。



BRIDGESTONE GOLF JGR HYBRID FORGED
『7番アイアン』ではなく『7番ユーティリティ』。


上から打つのではなく、横から滑らせて拾う・・・。


そんなタイプのクラブだと思いました。



BRIDGESTONE GOLF JGR HYBRID FORGED
構え感などもそうですし、私には馴染みにくいところもたくさんあったので、使ってみたいとは思えなかったのですが、このような飛距離系ハイブリッドを求めておられる方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


ユーザーの好みの多様化に、メーカーが応えた形になっているのだと思います。



BRIDGESTONE GOLF JGR HYBRID FORGED
これからもブリヂストンゴルフには期待していきたいと思いました。

                         
        
                         

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