テーラーメイド GLOIRE G ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2015年10月16日
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テーラーメイド GLOIRE G ドライバー

                 
テーラーメイド GLOIRE G ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブはテーラーメイド GLOIRE G ドライバー です。



GL5000
シャフトは GL5000 です。

ロフトは10.5度、クラブ長さは45.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は45g、トルクは5.0、バランスはD4、キックポイントは先調子、クラブ総重量は268gです。



正面
テーラーメイドグローレのニューモデルです。


つい先日、Royal GLOIRE ドライバーに出会ったばかりだと思っていたのですが、早くもニューモデルの登場です。


グローレらしく、白いデザインでとても美しいです。


テーラーメイドはたくさんのシリーズのクラブを発売していますが、おそらくこのグローレシリーズが今、一番人気が高いのではないでしょうか?


美しさがありながらも、決して頼りないタイプではなく、しっかりとした性能を持ち合わせているところが人気の秘密だと思います。



側面
シャローなタイプのドライバーです。


光沢感のある白いヘッドです。


これまでのグローレと共通するところです。



ソールの大きな溝
ソールにはとても大きな溝がありました。


ここの部分がこれまでのモデルと一番違うところだと思います。


RBZの良いところを、このグローレにも取り入れているのでしょうか?


それにしても大きな溝です。


私がこれまで出会ってきた中で最も大きくて目立つ溝です。


『過去最大級』といってもいいのではないでしょうか?


強度的に大丈夫かな?と思ってしまいましたが、こうして製品として形になっているということは、見事クリアできているのだと思います。



深い溝
かなり深い溝です。


今は溝があるドライバーも珍しくないですが、ここまで深い物は見たことがありません。


溝が深ければ深いほどいいとは一概にいえないと思いますが、この溝の深さも計算され尽くしてのことだと思います。



ヒール側のウェイト
ヒール側にあるウェイトがよく目立っていました。


かなり大きなウェイトです。


ヒール寄りにあるということで、重心距離を短くして、球のつかまりを良くしているということがうかがえます。


今はこのようにメーカーがたくさん工夫をしてくれているので、昔のように鉛をべったり貼ることが少なくなりました。


ネックには調整システムが搭載されていませんでした。


少し意外でした。


これまでは当たり前のように搭載されていたので、このドライバーのようにそれが無いと新鮮に見えます。


テーラーメイド=調整システムが一般化したような気がします。


ロフトなどが変えられないようです。


このドライバーは10.5度ですが、『ワンスペック(ワンロフト)』でいくタイプなのだと思いました。


それだけ、このドライバーの仕上がりにメーカーが自信をもっているということなのではないでしょうか?


テーラーメイドは本当にウッド系(特にドライバー)を得意にしているメーカーだと思います。



ライオンマーク GLOIRE G
グローレのトレードマークともいえる、ライオンマークもよく目立っています。


グローレGということで、グローレFの後継モデルであることが解ります。


次のモデルは『H』でしょうか?



顔
白くて美しいヘッドですが、はっきりとした『つかまえ顔』でした。


私が得意なタイプではないのですが、これまでもたくさん経験しているので、強い苦手意識のようなものは芽生えませんでした。


何とかなるだろう・・・。と思いました。


逃がし顔が苦手な方。ドローをイメージしたい方には、とても好まれやすい顔といえるのではないでしょうか?


バックフェースにある、黒い模様もよく目立っていました。


これも、何らかの視覚効果が期待できるのでしょうか?



クラウンマーク
クラウンマークでもある、このライオンマークも、目立ちすぎず控えめな感じで好感がもてます。


私はできればクラウンマークが無いほうが好きなのですが、これくらいの大きさや色であれば特に気になることはありません。


それよりもフェースアングルのほうが気になりました。



ヒール側の独特な模様
ヒール側にある、このパーツも存在感を放っていました。


この模様は何か特別な意味があるのでしょうか?


それとも単なるデザインなのでしょうか?



シャローバック
シャローバックタイプのドライバーです。


これまでのグローレと同じですし、今のドライバーの主流といっていい形だと思います。


ディープタイプは敬遠してしまうけど、この形状だと安心できる・・・。という方も多いのではないでしょうか?



盛り上がったクラウン
クラウンが大きく盛り上がっていました。


かなりはっきりしていました。


ここまで盛り上がっているのは珍しいな・・・。と思いました。


最初はディープフェースにする為なのかな?と思いましたが、フェース高よりも、さらに盛り上がっています。


これも、メーカーの深い研究によるものなのでしょうか?



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップはソフトでいい感じです。


バックラインがありましたが、それほど気になることはありませんでした。


今は複雑な模様のグリップもよく見かけるようになりましたが、このグリップはとてもシンプルです。


ヘッドの複雑さなどを見ると、テーラーメイドはグリップにはそれほど力を入れていないのかな?と思いました。



振り感
素振りをしてみると、かなりの軽量タイプですし、シャフトがよく動くタイプだな・・・。と思いました。


特に先が動くタイプなので、つかまりが良さそうです。


つかまりが良さそうなシャフトにフックフェースのヘッドなので、大きな相乗効果が期待できるのかもしれません。


目的がはっきりしているな・・・。と思いました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、少し気をつけなければならないところがあったのですが、緊張してしまうほどではありませんでした。


何となくですが、柔和な印象がありました。


強く大きなフックがでるというよりは、どこかその印象を打ち消してくれるものがありました。


とはいっても、私には左に行きそうな感じがしたので、巻き込まないよう警戒はしました。


ちょっと右を向いて構えて、左を大きく使っていこう・・・。と思いました。


球はよくあがりそうだな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は良いです。


硬くなく、ソフトなところがありました。


柔らかさとしっかり感のちょうど中間くらいかな?と思いました。


手に馴染みやすいフィーリングです。


これまでのグローレと似たような打感です。


今度Fと打ち比べてみたいと思いました。



打球音
『音』ははっきりしていて良いです。


この音を聞いているだけで、『飛ばしている』と実感しやすいのではないでしょうか?


音で弾道の力強さをイメージできたり、ボールの方向がはっきり感じ取れたりすると、すごく助かります。


音は大切な要素です。


練習場でもそうですが、特にコースでは音に頼る部分が大きくなります。



トゥ側
球はとてもよくあがりました。


予想以上にあがりました。


『10.5度』というロフトもあると思うのですが、かなり高くあがっていきました。


最近のテーラーメイドのドライバーは低スピン性能に特化していて、浅重心タイプが多いです。


なので、このドライバーも見た目よりはずっとハードなタイプかな?と思いましたが、そうではありませんでした。


振り感と同じようなソフトスペックのドライバーです。


かなり弾道が高いな・・・。もう少し抑えたいな・・・。という思いがありましたが、このドライバーは『ワンロフト』なので、シャフトで調整するしかないかな?と思いました。


スピンが足りずにドロップする・・・。ということは全くありませんでした。


それほど低スピン過ぎる感じはしませんでした。


私はもっと弾道を抑えていきたいな・・・。と思いましたが、この高弾道はかなり多くの方に支持されるのではないでしょうか?



バックフェース
『安定性』は、かなり高いです。


かなり寛容さがあると思います。


一球目から、とてもいい感じのハイドローボールを打つことができました。


構えた印象とおり、球のつかまりがかなりいいです。


右には行きにくいドライバーです。


頑固なまでの『一方通行ドライバー』といっていいでしょうか?


真ん中から左にしか行かないように感じました。


これまでの大型ヘッドドライバーのような球のつかまりづらさや右にフケる感じはありませんでした。


性格がはっきりしたドライバーだと思います。



飛距離性能
『飛距離性能』は、かなり高いです。


これはグローレFの流れに上手く乗っているように思います。


高弾道でつかまりが良く、伸びのある弾道です。


ソールにある大きな溝も大きく影響しているのではないでしょうか?


グローレFよりも球のつかまりがかなりいいです。


スライサーの方に、かなり心強い存在になってくれそうです。


私はフッカーなので、正直ここまでのつかまりは求めていないのですが、このつかまりやすさに魅力を感じられる方は多いのではないでしょうか?


グローレFを使ってみたけど、もうちょっと球のつかまりがいいドライバーを使いたい・・・。という方には是非試していただきたいと思いました。


球のつかまりが良くなって距離が伸びることも充分ありうると思います。


これまではスライス系の球が出やすかったけど、球がつかまりやすく強くなって、真っ直ぐからドロー系の球が出やすくなった・・・。という方も多くなるのではないかな?と思いました。



操作性
『操作性』という点では、少し苦戦しました。


左には打っていけるのですが、右に曲げることがなかなか上手くいきませんでした。


これだけ性格がはっきりしているのは長所といえるように思います。


大型ヘッドのマイナス点である、ターンのしづらさによるつかまりの悪さを、このドライバーは上手く克服しているように思います。


フェースアングルもそうですし、ヒール側のウェイトしかり、先が動きやすいタイプのシャフトによる『三重の効果』によるものでしょうか?



ヒール側
球のつかまりが良くて、自然とドロー系の球が出やすいドライバーだと思いました。


『ナチュラルハイドロータイプ』といったらいいでしょうか?


構えたときの印象と、実際の弾道がほぼ一致していました。



TaylorMade GLOIRE G DRIVER
左へ行きすぎないようにずっと気をつけてはいましたが、それほど気にしすぎなくてもいいところに親しみやすさを感じました。


性格がはっきりしていますが、それが変なクセになっているとは思いませんでした。


ちょうどいいところに納まるように、計算され尽くしているのでしょうか?



テーラーメイド グローレ G ドライバー
もし私がスライサーだったら、相棒に迎え入れたくなるのではないかな?と思いましたが、私はフッカーなので、正直ここまでの球のつかまりは求めていません。


弾道も高すぎましたし、リシャフトもすると思います。


しかし、とてもいいドライバーだと思ったので、今度機会があったら、グローレFと打ち比べてみたいな・・・。と思いました。


調整システムを購入の条件に入れておられる方もたくさんいらっしゃると思います。


そういった点でいえば、このドライバーには物足りなさを感じられるかもしれません。


しかし、私は搭載されていないドライバーも、いいものだと思いました。

                         
        

                         

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