Post
≪ミズノ MP CLK-F フェアウェイウッド | HOME | ロイヤルコレクション TRI-ONE IRON Dr.FC≫
2015年09月23日
ピン Cadence TR Anser 2 パター

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは PING Cadence TR Anser 2 パター です。

シャフトは オリジナルスチールシャフト です。
クラブ総重量は598g です。

PINGのカッコいいパターです。
PINGのパターはカッパーのイメージが強いのですが、このように黒い色も引き締まって見え、いい感じです。

オーソドックスな感じのPING型パターです。
結構ロングネックタイプです。
昔、スコッティキャメロンのロングネックが流行ったこともありましたが、ルールで規制されるようになって、ネックの長さも落ち着いてきたように思います。
何回かロングネックパターを試してみたことがあるのですが、あまり馴染めませんでした。
なので、このような長すぎないネックは好感がもてます。

フェース面には溝がありました。
これは最近のPINGのアイアンによく見られる工夫です。
こうすることによって、ボールの転がりが良くなるのでしょうか?
以前『KARSTEN TR Anser2』というパターを試打したことがあるのですが、フェース面のほぼ全面に溝がありました。
しかし、このパターはそうでもありません。
やはりヒットする部分だけ溝があればいいということなのではないでしょうか?
このパターの溝も、結構広い面に見られます。
ミスヒットを考慮してのことだと思いますが、ここまで広くなくてもいいのかな?と思いました。
ただ、あまり狭くなりすぎてしまうと、プレイヤーにプレッシャーが掛かってしまうのかもしれません。
『芯』に当てよう・・・。という意識が強くなりすぎてしまって、スムーズなストロークが出来にくくなるのかもしれません。

フェース面の溝を指でなぞってみたのですが、結構凹凸がはっきりしていました。
これはボールによく食い付きそうだな・・・。と思いました。
実際に比べてみないと詳しいことは分かりませんが、今回のこのパターのほうが凹凸感といいますか、ザラザラ感のようなものが強くなっているように感じました。

長さ調節機能が付いていました。
これもPINGのパターですっかりお馴染みになりました。
平均的な背の高さの方だけでなく、背の高い方など、あらゆる層に対応できているので、画期的なシステムだと思います。
ただ、このシステムを採用すると、重量が少し増えてしまうので、そこが気になる・・・。という方もいらっしゃるかもしれません。

美しいデザインのソールですが、特に変わった工夫のようなものは見られませんでした。
それほど低重心ではなく、結構重心の高さのあるパターではないかな?と思いました。

『Anser 2』の文字を見ると懐かしくなります。
PINGのアンサー2にはずっとお世話になってきました。

PING型らしい、オーソドックスな構え感です。
黒い色のPING型パターはあまり経験していませんが、見慣れた形状ですし、黒い色はパターだけでなくクラブに適した色だと思うので、とても好感がもてました。
いいイメージが湧いてきました。
ほんの少しアップライトかな?と思ったのですが、全く問題ない範囲だと思いました。
試打を開始しました。

『打感』はソフトで好感がもてました。
フェース面の溝がよく効いていて、球への食いつきがとてもいいです。
『滑り』ではなく、明らかに『前進回転』をイメージさせる食いつき感です。
かなり食いつきがいいですが、正直、ここまで食い付かなくてもいいな・・・。と思いました。
もう少し滑らかに流すようなインパクトのほうが、タッチが合いやすいな・・・。と思いました。
このままだと、あまりにもインパクトがはっきりし過ぎのような気がしました。
もちろん違和感があるというほどでもないですし、ある程度球を転がしていれば慣れていくとは思うのですが、少し気になりました。
以前試打した、KARSTEN TR Anser2はもっとソフトな食いつき感だったような気がします。
少し目が粗いように感じました。

球の転がりがいいので、小さめのテークバックで打っていったほうがいいような気もしました。
ただ、今日は練習グリーンの芝が伸びていて、グリーン全体が重い感じがしたので、もっと速いグリーンのほうが、このパターのもつ威力を発揮しやすいように感じました。
私は遅いグリーンはどちらかというと苦手で、あまり練習しすぎないようにしています。

オーソドックスでいいパターだとは思いましたが、購買意欲が強く刺激されることはありませんでした。
また次のモデルに期待したいと思います。
コメント