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2015年09月06日
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RODDIO FAIRWAYWOOD SPOON

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは RODDIO FAIRWAYWOOD のスプーン です。

シャフトは ATTAS EE です。
ロフトは15.5度、シャフトフレックスはS、シャフト重量は64g、トルクは4.0、キックポイントは中調子 です。

先日、このロッディオのクリークを試打することができたのですが、今日はスプーンを手にすることができたので、試打してみることにしました。
すごく変わった形をしていますが、その高性能はクリークで経験済みです。

シャロータイプです。
スプーンではありますが、こういったところはクリークと変わりません。
最近は個性的なクラブが少なくなってきているように思いますが、このクラブはとても個性的です。
すぐにロッディオのFWだということが分かります。

ネックは、やや短めです。



このソールの溝もお馴染みです。
このような溝は今ではポピュラーになってきましたが、昔では考えられなかったと思います。
メーカーの深い研究がうかがえます。

このソールのパーツもお馴染みです。
交換できるようになっているのだと訊きました。

クラウンの溝もお馴染みです。
この溝の効果がどれだけ大きいのかは、私は分からないのですが、いくつかのメーカーで見られるということは、それだけの理由があるからだと思います。
他のメーカーからも、同じようなタイプが発売されるかもしれません。

フェース面の模様も、個性的です。
雑な感じがなく、丁寧に仕上げられています。
チープさはありませんでした。

かなりのシャローヘッドです。
最近のFWはシャロー系が圧倒的に多いですが、このクラブもかなりシャローです。
スプーンだと、もうちょっとディープさがあってもいいのかな?と思いましたが、これにも大きな理由があるのだと思います。
クリークと殆ど同じに見えました。
ロフトが違うだけなのかもしれない・・・。と思いました。

まずまずの顔です。
異型でなく、違和感などはありません。
見とれるような美顔とは、またちょっと違いますが、このような顔もアリなのだと思います。
機能性を感じさせる顔をしています。

素振りをしてみても、いい感じでした。
余計に暴れることもなく、タイミングもすぐに合わせることができました。
このロッディオのFWが飛距離性能に優れていることは、クリークを試打していて実感しているので、このしっかりとしたところに好感がもてました。
飛距離のでるクラブこそ、適度なしっかり感が欲しいです。
暴れてしまうようでは余計な気を遣ってしまい、気持ち良く振ることができません。

構えやすいです。
普通にリラックスして構えることができました。
クリークをそのまま構えているように感じました。
これまで経験してきたクラブの中には、番手によって顔の感じを少しずつ変化させてある物もありました。
フェースの被り具合なども違っている物がありました。
しかし、このクラブにはそのようなことは感じませんでした。
あくまでも他の番手との『共通感』を出しているように見えました。
実際に見比べてみないと詳しいことは分かりませんが、ヘッドの大きさもクリークとあまり変わらないのではないかな?と思いました。
これまではスプーンとクリークでは一目で大きさの違いが分かるものが殆どでした。
こういった大きさの違いをあまり感じさせないところも斬新だな・・・。と思いました。
クリーク同様、マニュアル感よりもオートマチック感がありました。
曲げるイメージはあまり出せなかったのですが、まずはこのクラブに任せる感じで振ってみよう・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』は、なかなか良いです。
硬すぎないのがいいです。

『音』は、はっきりしているのですが、大きすぎないので好感がもてました。
甲高いタイプでもなく、落ち着いた感じの音です。
程良い感じの『金属音』です。

球はあがりやすいです。
最初は直打ちで試してみたのですが、充分あがってくれました。
このあがりやすさは、大きな武器になるな・・・。と思いました。
色々なシーンで活躍してくれそうです。

『安定性』も、いい感じでした。
オートマチック系の、いいところが充分感じられました。
寛容さがありますし、いい意味でアバウトに打っていくことができました。
ラインも出しやすいです。

クリーク同様、飛距離性能はかなり優れています。
球はあがりやすいのですが、適度にスピンが抑えられているのだと思います。
ドーンという無機質的な感じといいますか、あまり感情を持たずに機械的に飛ばしてくれるような印象をもちました。
何となくではあるのですが、『熱さ』を感じさせる飛距離性能ではなく、『冷静さ』を感じさせるハイレベルな飛距離性能だな・・・。と思いました。
『HOT』ではなく、『COOL』な印象をもちました。
インパクトからフォローにかけて飛距離のイメージを出していきたいタイプのクラブだな・・・。と思いました。

ティアップしても試してみたのですが、いい感じであがってくれました。
クリークを試打しているのでは?と思えるほど、充分高さを出していくことができました。
これまで飛距離性能に優れたFWは、結構ハードな物が多く、使えるユーザーも限られていたところがあったと思います。
しかし、このFWには、そのような敷居の高さは感じられません。
この親しみやすさも、このクラブの大きな特長といえるのではないでしょうか?

『操作性』はまずまずでした、
やはりオートマチック系だと思いました。
球のつかまりがいいので、日頃球がつかまりきらない・・・。と感じておられる方にも、易しく感じられるのではないでしょうか?
『逃げる』というよりも、『つかまる』印象のほうが強いです。

ティショットでも、充分使っていけそうです。
ホールによっては、どうしてもドライバーではイメージが出しづらかったり、ハザードが気になってしまったりすることもあります。
そういったときはFWやUT。
場合によってアイアンでティショットを打つこともありますが、そういったときにも、このクラブは大活躍してくれそうだな・・・。と思いました。

飛距離よりも、方向性重視でいきたい。
いいところに置きにいきたい。
そういったことはラウンド中何度もありますが、このクラブだと、それが易しいように感じました。
飛距離をあまり求めていないときでも、しっかりと距離を稼いでくれるような感じがしました。
自然と飛んでくれるので、あまり力まず、運ぶ感覚で飛ばしていけるところがいいです。
15.5度というロフトも、絶妙な角度なのだと思います。

以前試打したクリークが、他のクラブのスプーン並に飛んでくれるので、いわゆる『番手感覚』がズレる感じがします。
このスプーンも、ドライバーが不調なときに充分代役を果たしてくれそうだな・・・。と思いました。
方向性もオートマチックな感じがしましたし、飛距離もオートマチック的に稼いでくれるタイプだと思いました。
このクラブのハイテクさに委ねてみるのも面白いな・・・。と思いました。

今年は、かなり優れたFWがたくさんあるように思います。
ロッディオはFWのイメージが無かったのですが、先日試打したクリークは強烈なインパクトを残しました。
今日はスプーンを試打してみて、その印象がさらに強くなりました。
このスプーンもいいですが、どちらかといえばクリークのほうを使ってみたいな・・・。と思いました。
クリークをクリークの感覚で振っていき、スプーンと同等かそれ以上の飛距離を稼いでいくのが面白いような気がしました。
まだコースで試していませんが、機会があれば是非コースでも試してみたいと思いました。
購買意欲が刺激されましたし、今年の『フェアウェイウッド・オブ・ザ・イヤー』の、候補のひとつであることは間違いありません。
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