フォーティーン TC606 フォージド アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


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2015年08月05日
  

フォーティーン TC606 フォージド アイアン

                 
フォーティーン TC606 フォージド アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは フォーティーン TC606 フォージド アイアン の7番 です。



N.S. PRO 950GH HT
シャフトは N.S. PRO 950GH HT です。

ロフトは30度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、クラブ総重量は408gです。



正面
フォーティーンの新しいアイアンです。


これまでのフォーティーンのアイアン同様、奇をてらった感じは全く無く、オーソドックスなタイプです。


柔らかそうな印象をもちました。



側面
すごくシンプルなキャビティアイアンです。


今はキャビティ形状も複雑なタイプが増えてきましたが、このアイアンはシンプルです。


こういったところがフォーティーンらしいといえるのかもしれません。



ソール幅
ソール幅は少しワイドですが、今はこれくらいが普通といえるような気もします。



ネック長さ
ネックは短めです。


重心が低そうです。



彫りの深さ
彫りの深さもしっかりとあって、見慣れた感じのフルキャビティタイプです。


ニューモデルではあっても、既視感を感じてしまいますが、見えないところにも色々な工夫が施されているのだと思います。



ミーリング無し
フェース面にはミーリングはありませんでした。


ノーマルなフェース面です。


『ハンドメイド感』ではなく、『マシンメイド感』のあるフェース面だな・・・。と思いました。


ひとつひとつ手作りというよりは、機械で大量に作られているタイプのアイアンに見えました。


『無表情』といいますか、あまり『熱さ』を感じさせず、淡々とした雰囲気がありました。



トップライン
トップラインは少し厚めですが、それほど目立つ感じはしません。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。


やや面長なタイプです。


グースも少し利いてはいますが、気になるほどではありませんでした。


面長なタイプですが、逃がすよりはつかまるイメージのほうが強く出ました。


ライ角や多少のグースが影響しているのかな?と思いました。


こうして構えてみて、フェース面を見ても、ロフトが立っているのがよく分かります。


今の主流ともいえる、『スタンディングロフト』タイプだということが伝わってきます。


ノーマルな7番アイアンの見え方ではないのですが、今はこのようなタイプが多いです。


一口に『7番アイアン』といっても、様々なロフトがあります。


こういったところは昔では考えられない、今の特徴といえるのかもしれません。


番手毎の『ロフトボーダレス』といえるような気もします。


ロフトは立っているように見えましたが、全体的な大らかさがありました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトでした。


外観から感じられる印象通りの柔らかさでした。



トゥ側
球はよくあがりました。


タフな感じは全くしません。


弾道が高いので、上から落としていくイメージが出しやすいです。


私のホームコースは砲台グリーンが多いので、このようにイメージしやすいアイアンには魅力を感じます。



バックフェース
『安定性』は高いです。


フルキャビティらしい、大らかさをじゅうぶん感じとることができました。


見た目通りの易しさです。



飛距離性能
『飛距離性能』も優れていると思いました。


今は飛びに優れたアイアンが多いので、それほど驚くことはなかったのですが、やはり飛びの性能は優れているな・・・。と思いました。


軽めに振ってしっかりと距離を稼いでくれるタイプのアイアンです。


弾道が高く、キャリーで攻めていくことができそうです。



操作性
『操作性』という点では、まずまずだと思いました。


どちらかといえばオートマチックタイプだと思いましたが、左右に曲げることも、それほど難しくないと思いました。



ヒール側
奇をてらったことをせず、構えやすさなどにこだわりながら、『易しさ』と『打感』『飛び』を追求したアイアンだと思いました。


多くのユーザーの要望に応えているアイアンといっていいのではないでしょうか?



フォーティーン TC606 フォージド アイアン
これまで、同様のアイアンにたくさん出会っているので、このアイアンがそれほど目新しい感じはしなかったのですが、それがまたいいのかもしれません。


変えすぎないのがいいのだと思います。


                         
        
                         

コメント

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TC770no試打を期待します。
クラブを検討する際に必ず参考にさせていただいています。ありがとうございます。ただ、この度、TC530のリーディングエッジに傷をつけてしまい、悩んだ末、TC770を購入しました。ところがシャフトが重くなったせいもあり、スイングが徐々に壊れてきました。気の持ちようによる悪循環もありますが、90そこそこのスコアの私には、TC770が難しいのか、易しいのか判断がつきません。
1日も早くレポートをお願いできないでしょうか。
初めまして
Taniguchi様。初めまして。
golfdaisukiと申します。

この度は私の記事を読んでくださり、またコメントを寄せてくださいまして、まことにありがとうございます。

さて、今回はTC770についてリクエストを頂戴しておりますが、試打することができれば必ず記事に書かせていただきたいと考えております。

これからも記事を書いていきたいと思いますので、お時間がございましたら、また私の記事にお付き合いいただけると幸いです。
それでは失礼いたします。