クリーブランド 588 RTX 2.0 CB ブラックサテン ウェッジ - ゴルフクラブ試打日記。


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2015年06月24日
  

クリーブランド 588 RTX 2.0 CB ブラックサテン ウェッジ

                 
クリーブランド 588 RTX 2.0 CB ブラックサテン ウェッジ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは クリーブランド 588 RTX 2.0 ブラックサテン ウェッジ です。



N.S. PRO 950GH
シャフトは N.S. PRO 950GH です。

ロフトは58度、クラブ長さは35.375インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は98g、キックポイントは中調子、クラブ総重量は446g です。



正面
黒くてシブい、クリーブランドのウェッジです。


この独特な風合いはクリーブランドらしいところだと思います。


ウェッジを得意にしているメーカーの風格のようなものが感じられます。



側面
ウェッジでは珍しいキャビティバック構造になっています。


アイアンはともかく、ウェッジではあまり見ません。


ロフトの多いウェッジは、アイアンに比べ、キャビティにするメリットがそれほど大きくないのだと思います。


ウェッジのキャビティも色々ありますが、フォーティーンのウェッジや、先日試打したムジークのウェッジとは、またちょっとタイプが異なります。



彫りの深さ
彫りはかなり浅く、マッスルバックに限りなく近いハーフキャビティといっていいのだと思います。


こうすることによって、どのようなメリットが生まれるのでしょうか?



ソール幅
ソール幅は標準的です。


シャープなところはシャープでありながら、ソールのこの独特な丸みがすごくいいです。


滑りも良さそうです。



ネック長さ
クリーブランドらしい、ロングネックになっています。


とても美しい、首長(くびなが)ウェッジです。


ついつい見とれてしまいました。



2つのドット
この2つのドットは、どのような意味があるのでしょうか?



ミーリングあり
フェース面には、かなりはっきりしたミーリングがありました。


これまで出会ってきたクリーブランドのウェッジと共通するところです。


今は色々なメーカーのウェッジがミーリングを採用していますが、このようなタイプは珍しいです。


クリーブランドの深い研究によって生まれたものだと思います。



バンス
バンスは利いています。


見慣れた角度です。


バンスが結構利いていますが、適度に丸みを帯びていて、主張しすぎていないのがいいと思いました。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップがすごくいいです。


微妙なフィーリングを出したいときに、やはりベルベットタイプは最高です。


好感度がさらにあがりました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、好印象でした。


構えやすいです。


いいイメージが出せました。


この『据わりの良さ』は、クリーブランドの大きな特長のように思います。


瞬時にクラブをいい位置に据えることができました。


こういった感覚は『クリーブランドのウェッジならでは』といった感じがします。


フェース面のミーリングが目立っていますが、特に違和感のようなものはありませんでした。


見慣れた感じがします。


できればもう少し目立たないほうがいいのですが、このミーリングが高性能であることは既に経験済みなので、特に気になりませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトでした。


球の乗っかり具合も、ちょうどいい感じです。



スピン性能
『スピン性能』は高いです。


ボールがよく止まります。


安定した感じのスピン性能なので、計算がしやすそうだな・・・。と思いました。



トゥ側
球も拾いやすいです。


とてもあがりやすくて、いい感じです。



バックフェース
『安定性』は、まずまずといったところでしょうか?


キャビティ構造による易しさを実感することは正直なく、普通のマッスルバックのままでもいいんじゃないかな?と思ったのですが、マッスルバックよりは少し易しさもアップしているのかもしれません。


普通に打っている限り、その易しさを感じとることはできなかったのですが、おそらくそれなりの理由があるのだと思います。



距離感
『距離感』も合いやすいです。


初対面を感じさせない易しさです。


いいイメージが湧き、その狙ったところにボールを運ぶことができました。


いわゆる『言うことを訊いてくれる』ウェッジなので、一球一球がとても楽しめました。



操作性
『操作性』も高いです。


バンスが利いていますが、邪魔に感じることはありませんでした。


色々と細工をして遊ぶことができました。


キャビティ構造なので、オートマチックタイプかと思っていましたが、実際はかなりのマニュアルタイプだと思いました。


細工をしたりして、微妙なニュアンスを伝えていきたいけれど、できるだけ寛容さも欲しい・・・。という方には、とても心強い相棒となってくれるのではないでしょうか?



ヒール側
今はウェッジも、かなり高額なタイプが増えてきました。


『2万円オーバー』の物も珍しくなくなりました。


それらはただ値段が高いだけでなく、それに相応しい素晴らしいウェッジが多いです。



クリーブランド 588 RTX 2.0 CB ブラックサテン ウェッジ
このウェッジは、かなり抑えられた価格設定になっているのがとても魅力的でした。


リーズナブルな価格でも、決してチープではない、むしろ所有欲を満たしてくれる高性能でカッコいいウェッジです。


構えやすさや打感はもちろん、スピン性能もいいので、コストパフォーマンスはとても高いと思いました。



Cleveland 588 RTX 2.0 CB ブラックサテン ウェッジ
私はウェッジにはキャビティ構造を求めていないので、おそらくこれからも普通のタイプを購入すると思いますが、このウェッジもいいな・・・。と思いました。


今度は実際の芝の上で、このキャビティバックがどれだけ威力を発揮してくれるのか試してみたいと思いました。



Cleveland 588 RTX 2.0 CB ブラックサテン ウェッジ
様々なハイテクが搭載されていながら、決してフィーリングを邪魔しない、実戦向けのウェッジだと思いました。


やはりクリーブランドのウェッジはいいな・・・。と思いましたし、老舗メーカーの実力の高さを実感しました。

                         
        
                         

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