エポン AF-302 & 303 アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


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2015年06月04日
  

エポン AF-302 & 303 アイアン

                 
エポン AF-302 & 303 アイアン
<左>302   <右>303

今日は、この2本のエポンのアイアンを同時に試打することができました。

試打クラブは エポン AF-302 と 303 アイアン の7番です。



ダイナミックゴールド
シャフトはどちらもダイナミックゴールドです。





<左>302 のスペック

ロフトは34度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。




<右>303 のスペック

ロフトは33度、クラブ長さは36.5インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。




正面
エポンAF-300シリーズの人気モデルです。


最新モデルと、そのひとつ前のモデルを同時に手にすることができたので、打ち比べてみようと思いました。


同時発売で違うモデルを打ち比べてみることはあっても、ひとつ前のモデルと打ち比べることはそれほど多くないので、今日はとても嬉しく思いました。



側面
全体的な印象はちょっと違います。


303のほうがキャビティ部分が多くなっていて、より易しさに焦点を合わせて作られているように見えます。


今はイージー系クラブの人気が高いので、そのニーズに応えた形になっているのでしょうか?


形状以外でいえば、仕上げの方法も違っています。


部分的にミラー仕上げになっている302と、全体的に艶消しタイプの303です。


どちらもいい感じではありますが、私は艶消しタイプのほうが好きなので、仕上げという点では303がいいな・・・。と思いました。



彫りの深さ
彫りの深さも結構違います。


ニューモデルの303のほうが、かなり深いです。


初めて303を試打したときにも思っていましたが、やはり303は500シリーズに近い感じがします。


一方の302は、前のモデルの301の流れを上手く汲んでいるように見えます。


どちらがいいか、人によって好みが分かれるところだと思いますが、ヒッティングポイントは肉厚になっていて欲しいので、私は302のほうが好きです。



ソール幅
<左>302   <右>303

ソール幅は大きな違いはないのですが、ほんのちょっとだけ303のほうがワイドに見えました。



ネック長さ
<左>302   <右>303

ネックの長さは、303のほうがちょっとだけ短いです。



顔
<左>302   <右>303

顔の感じもちょっと違います。


面長感のある303と、適度にコンパクトな印象の302です。



トップラインの厚さ
<左>302   <右>303

トップラインの厚さは、少しだけ303のほうが厚く見えました。


ノギスで測れば明確な数字が出ると思いますが、目で見る限りは、ごく僅かな差です。



303
303

302
302

ボールを前にして構えてみると、どちらもいい感じですが、302のほうが小顔感があり、まとまっているので、より好感がもてました。


303もいい感じです。


どちらも以前試打したことがありますし、エポンのクラブなので、気持ちも盛り上がってきました。




試打を開始しました。

フェース面
<左>302   <右>303

『打感』はどちらもいい感じですが、少しだけ302のほうがいいかな?と思いました。



トゥ側
<左>302   <右>303

『球のあがりやすさ』は大きな違いはありませんが、より敷居が低くなっているのは、ニューモデルである303だと思いました。


タフな感じはしません。


300シリーズはアスリート仕様のイメージもありますが、それをあまり感じさせないのが303だと思います。


名前だけの違いですが、303ではなく『504』という名前でも良かったのかな?と思いました。


303の次のモデルである、304がどのような形状になるのかが、とても楽しみです。


発売はまだまだ先のような気もします。


おそらく数年後ではないでしょうか?



エポン AF-302 & 303 アイアン
『安定性』という点では、303だと思います。


かなり寛容さが感じられます。


軟鉄の優れたオートマチックタイプのアイアンといっていいと思います。



ヒール側
<左>302   <右>303

『飛距離』は少し303のほうが高いかな?と思いましたが、操作性が高いのは302のほうだと思いました。


私はまだ301からしか試打していないので、よく解りませんが、やはり303は300シリーズよりも500シリーズのほうがイメージに合いやすいような気もしました。


これはもうアイアンでやり尽くしちゃったのかな?と思いました。


大体のことは既に形になっているのかもしれません。


新しい形の物は生まれにくいような気もします。


アイアンというクラブの特性上、これは仕方のないことなのかもしれません。


バックフェースのデザインも似たようなものが多く、大きく変わったものは見られません。


あまり変えすぎてしまうと、アイアン本来の機能が失われることにもなりかねません。


最新モデルが必ずしも最高ではないと、たくさんのクラブを試打していると、よく思います。


今回のニューモデルの303もいいアイアンだと思いますが、どちらかを選ぶとするならば、私は302を選びます。

                         
        

                         

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