キャスコ ビッグスーパーハイテン TARO アイアン - ゴルフクラブ試打日記。


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2015年03月29日
  

キャスコ ビッグスーパーハイテン TARO アイアン

                 
キャスコ ビッグスーパーハイテン TARO アイアン
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは キャスコ ビッグスーパーハイテン TARO アイアン の7番 です。



TR-14I
シャフトは TR-14I です。

ロフトは31度、クラブ長さは37インチ、シャフトフレックスはR、シャフト重量は49g、トルクは4.3、バランスはC9、キックポイントは中調子、クラブ総重量は365gです。



正面
キャスコTAROシリーズのアイアンです。


以前、ドライバーとFWを試打したのですが、今日はアイアンを試打する機会に恵まれました。


キャスコのクラブはドライバーやウェッジのイメージが強いので、アイアンは新鮮に感じられます。



側面
形状自体は、オーソドックスなフルキャビティです。


特に変わったところは見られませんでした。


今はポケットタイプのアイアンが多くなったので、このようなシンプルなキャビティアイアンは珍しい感じがします。


どちらにも一長一短あると思いますが、『掃除のしやすさ』という点では、完全に、このシンプルなキャビティアイアンに軍配が上がります。


クラブの性能とは直接関係ないですが、『掃除のしやすさ』は、私にとって重要なポイントです。



彫りの深さ
彫りも深いです。


可能なだけ大きく、くり抜かれている感じがします。



ソール幅
ソール幅は少しワイドでした。


予想していたよりも広くありませんでした。


ソールにある線は、どのような意味があるのでしょうか?


『7』の刻印と共に、オレンジ色になっています。


この色がイメージカラーなのでしょうか?



ネック長さ
ネックは短めです。


よく見かける長さです。



ソールが重そう
このソールのほぼ全てにウェイトが組み込まれていそうな感じがします。


こうして見ただけで、ソール部分が重そうな雰囲気があります。


かなり重心が低いアイアンだろう・・・。と思いました。



トップライン
トップラインはノーマルな感じでした。


ただ、白い線がありました。


トップラインに線があるのはとても珍しいです。


どのような意味があるのでしょうか?



ミーリング無し
フェース面にミーリングはありませんでした。


ごく普通のフェース面です。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップは、ソフトなフィーリングでいい感じです。


最近は普通にカラフルになってきました。


多くのメーカーのグリップのカラーバリエーションが増えてきました。


この赤い色のグリップを好まれる方もたくさんいらっしゃるだろうと思いました。



振り感
カーボンシャフトが装着されているということもあり、素振りをしてみても、かなり軽く感じました。


私はこの軽さに難しさ・親しみづらさを感じるのですが、これくらいがちょうといいという方もおられると思います。


オーバースイングにならないよう、コンパクトに振っていこう・・・。と意識しました。



構え感
ボールを前にして構えてみると、まずまずだな・・・。と思いました。


これまでたくさん出会ってきたような感じがします。


大らかそうな雰囲気がありました。


やや面長な感じです。


私はもっと引き締まった小顔が好きですが、この大きさがちょうどいいという方も多いと思います。


グースも利いていますが、強すぎないので、苦手意識は芽生えませんでした。


トップラインにある白い線は全くといっていいほど、気になりませんでした。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』は、まずまずだと思いました。


ある程度予想していた通りのフィーリングでした。


大きな不満はないですが、すごく魅了されることもありませんでした。



トゥ側
球はとてもあがりやすいです。


弾道も高いです。


クラブ全体の軽量感を感じていたせいか、球質が少し軽い感じがしました。


風に持って行かれやすいかな?と思いました。


低く抑えていきたかったのですが、なかなか上手くいかず、どうしても高くあがってしまいました。


こういったところがDGと違うところです。



バックフェース
『安定性』は高いと思いました。


フルキャビティらしい易しいアイアンです。


見た目とても大らかそうな印象があったのですが、実際に打ってみても、その通りでした。


シビアさとは無縁のアイアンだと思いました。



飛距離性能
『飛距離性能』は高いと思いました。


今主流の『飛距離系アイアン』といっていいと思います。


そんなに強く弾く感じはしなかったのですが、距離はしっかりとでていました。


よく飛ぶので、私は『番手感覚』が合わないのですが、アイアンに飛距離性能を求めておられる方には、魅力的なアイアンといえるのではないでしょうか?



操作性
『操作性』という点では、曲げられないことはなかったのですが、大きく曲げたり、敏感に反応してくれる感じはしませんでした。


できるだけ真っ直ぐに近いイメージで運んでいけるアイアンだと思いました。


操作性よりは明らかに寛容性が勝っている感じがしました。



ヒール側
イージー系のアイアンでありながら、見た目がそれほど崩れていない感じがしました。


性能のバランスも取れていると思いました。


一カ所だけ、特に優れているというのではなく、全体的にまんべんなく優れているように感じました。



キャスコ BIG SUPER HYTEN TARO アイアン
今はたくさんの機能が詰め込まれたハイテクアイアンも多くなりましたが、このアイアンはそれらとはちょっと違う感じがしました。


もちろんたくさんの技術が、このアイアンに組み込まれていると思うのですが、それほど派手さを感じさせず、どこか落ち着いた雰囲気があるな・・・。と思いました。



キャスコ BIG SUPER HYTEN TARO アイアン
特に目新しい感じはしなかったのですが、キャスコのアイアンに触れる機会はそれほど多くないので、今日はじっくりと試打をしました。


また機会があれば試打してみたいと思いましたし、次のモデルにも期待したいと思いました。

                         
        

                         

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