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2015年03月28日
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アキラプロダクツ M-509 ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは アキラプロダクツ M-509 ドライバー です。

シャフトはATTAS 6☆ です。
ロフトは10.5度、クラブ長さは45.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は64g、トルクは3.3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は311g です。

久しぶりに出会った、アキラのドライバーです。
アキラはドライバーもいいですが、どちらかというとアイアンやウェッジのイメージが強いです。
アキラのドライバーは機能的なイメージがありますが、このドライバーもそのような感じがします。

『PROTO TYPE M509』と表示されていました。
プロトタイプということは、プロ仕様のモデルなのでしょうか?
レアな感じがします。

シャロー感があります。
ソールも艶消しになっていて、とてもシブいです。
艶消しの黒は強く叩けそうな感じがするので、私は好きです。

ソールには3つのウェイトが配置されていました。
交換できるよう、色々な重さが用意されているのでしょうか?

『FOR TOURNAMENT PLAYRES』と記されています。
『PLAYERS』ではないのかな?と思いました。
表示ミスでしょうか?
とても珍しいです。

ソールには溝がありました。
これまではどちらかというとフェース寄りにあるものが多かったのですが、このドライバーは違います。
どのような効果が期待できるのでしょうか?

ネックの長さは、普通です。
調整機能は搭載されていませんでした。
今は多くのメーカーが調整機能を搭載したドライバーを発売していますが、このように無いタイプだと、純粋にクラブの性能だけで勝負している感じがして好感がもてます。
潔い感じがします。
メーカーも、それだけ自信があるからではないでしょうか?

今の主流ともいえるシャローヘッドです。
今は殆どが、このような形状です。

やや面長で個性的な顔です。
最近はあまり見かけない顔ですが、何年か前まではよく見られていたように思います。
正直、それほど好きな顔ではないのですが、特に苦手意識などは芽生えてきませんでした。

素振りをしてみても、いい感じです。
タイミングもすぐに合いました。

ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
繊細さというよりは、どちらかというと大らかさを感じました。
面長感があったせいか、右に逃がすイメージを出していけました。
スライスに悩んでおられる方には、少し構えづらいかもしれません。
気持ちがぐーっと盛り上がっていくことはなく、どちらかといえば淡々と見ていました。
試打を開始しました。

『打感』は、まずまずだな・・・。と思いました。
硬すぎず適度にソフトな感じでした。
球の質感が伝わりやすいので、フェースに乗せて運ぶイメージを出しやすかったです。

『音』は、あまり馴染めませんでした。
『異音』というほどではなかったのですが、少し変わった音だな・・・。と思いました。
乾いた感じのする大きめの音です。
もう少し静かなほうが集中できるように感じました。

『球のあがりやすさ』は普通だと思いました。
タフな感じはしませんでした。
今のドライバーの中でも、平均レベルではないかな?と思いました。

『安定性』は、いい感じでした。
シビアさは全く感じませんでした。
スイートエリアも広そうです。

『飛距離性能』も、なかなかだな・・・。と思いました。
キャリーをしっかり稼いでいくことができました。

『操作性』は普通かな?と思いました。
左右に曲げるのも難しくありませんでした。
ただ、どちらかというとオートマチックなタイプだと思います。

他のメーカーに比べ、アキラのドライバーに出会う機会はそれほど多くないですし、『プロトタイプ』ということで、期待していたのですが、強く心が揺さぶられることはありませんでした。
最初から最後まで、ずっと淡々とした感じで試打をしていました。

他のメーカーのドライバーと比べても、決して見劣りすることはありませんが、特に『これ』といった特徴を感じとることができませんでした。
ウェイトが3つのドライバーも、これまでたくさん出会ってきましたし、特別ここが変わっている・・・。というところは見られませんでした。

『顔』と『音』が良ければもっと興味がもてたような気もするのですが、それもありませんでした。
ただ、これはあくまでも私の好みによるものですし、このドライバーの顔や音を好まれる方もたくさんいらっしゃると思います。

プロトタイプということで、おそらく契約プロが使うモデルなのだと思いますが、私はこのドライバーにはあまり興味がもてませんでした。
やはりアキラというメーカーは、アイアンやウェッジのほうが好感がもてるな・・・。と思いました。
ドライバーなどもいいと思いますが、それ以上にアイアンやウェッジが優れているのだと思います。
アイアンやウェッジに強いメーカーといえば、ミズノや三浦技研などをすぐに思い出すのですが、アキラもその仲間に入りそうだな・・・。と思いました。

今回は、いい内容の試打ができませんでしたが、また次のモデルに期待したいです。
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