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2015年03月02日
テーラーメイド AEROBURNER フェアウェイウッド

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは テーラーメイド AEROBURNER フェアウェイウッド の3番 です。

シャフトは TM1-215 です。
ロフトは15度、クラブ長さは43インチ、シャフトフレックスはS、キックポイントは中調子 です。

テーラーメイドAEROBURNERのフェウェイウッドです。
先日ドライバーを試打することができましたが、今日はフェアウェイウッドを試打する機会に恵まれました。

ソールの溝が目立っていますが、とてもシンプルな感じがします。
ゴチャゴチャした感じがしないので、好感がもてます。
ソールの溝はRBZのイメージが強いですが、もうRBZは登場しないのでしょうか?
2まで出たので、3が出るのかな?と思いましたが、このバーナーシリーズに引き継がれていくのでしょうか?

ネックの長さはノーマルな感じです。
ドライバーは短い印象があったのですが、このFWはノーマルな感じです。
調整システムが搭載されていないのは、ドライバーと共通するところです。

溝の深さも、結構あります。
この溝の深さも、メーカーによって様々ですが、この深さがベストなのでしょうか?

クセのない、いい顔をしています。
白いヘッドが好きな方には、たまらない魅力があるのではないでしょうか?
ドライバーのデザインを忠実に受け継いでいる感じがします。
ドライバーを、そのまま小さくしたような印象を受けました。

シャローバックです。
見慣れた形状です。

素振りをしてみた感じは、正直シャフトが軽すぎる感じがしました。
もうちょっと重量感が欲しいな・・・。と思いましたが、元々テーラーメイドはこのようなスペックが多いように思います。
『日本仕様』だからでしょうか?
ソフトスペック過ぎる感じがします。
テーラーメイドファンである私の友人は、必ずリシャフトしてから使っています。
それと、海外仕様モデルをそのまま使うことも多いようです。
彼もそうですし、私もそのように感じますが、日本仕様のスペックに物足りなさを感じておられる方は多いのではないでしょうか?

とてもいい構え感です。
落ち着いて構えることができました。
左右に曲げるイメージは、それほど出せなかったのですが、『真っ直ぐ糸を引くようなストレート』をイメージできました。
そのイメージが濃いまま打っていこう・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』は硬すぎず、なかなかいい感じです。
独特の弾き感があります。
RBZの打感を思い出しました。

『音』は大きすぎず、しっかりとインパクトを感じさせてくれて好感がもてました。
テーラーメイドらしい音です。
これまでもたくさん経験しているので、この音は予め予想できました。

『球のあがりやすさ』という点では、今のFWの中では、結構タフなほうだと思います。
今は15度のスプーンでも、あがりやすいモデルが増えてきましたが、このクラブはそのような敷居の低さはあまり感じませんでした。
今日はティアップせずに直打ちで試してみたのですが、高くあがるような感じはしませんでした。
ある程度のHSが無いと、球が浮ききらないかもしれません。
明らかにヒッター向けのFWといっていいと思います。
ただ、ティアップして打ってみたら、ある程度高さも出していけましたし、タフな印象はありませんでした。
当然このFWも、おそらく違う番手も用意されていると思うので、それらでは直打ちでも、もっとあがりやすくなっているのかもしれません。
性格が、かなりRBZに似ているな・・・。と思いました。

『安定性』は、まずまずだと思いました。
特別シビアな感じはしませんでした。
自然と球がつかまる感じはしなかったので、スライサーの方には、やや難しく感じられるかもしれません。

『飛距離性能』は、好みがはっきりと分かれるところだと思いますが、かなりポテンシャルは高いと思いました。
HSが速くて、日頃『スピン過多』で悩んでおられる方には、とても魅力的なFWだと思います。
性格的に丸くなく、やや尖っているところがあると思いました。
幅広い層に対応できているようには思いませんが、このFWがピタッとハマる方には、かなり心強い相棒になってくれるように思います。

『操作性』は、まずまずでした。
構えたときに、あまり曲げるイメージが出なかったのですが、とりあえず曲げてみました。
球を逃がしやすいタイプのFWだと思いました。
私のような左へのミスが怖いタイプには、安心感がありますが、スライサーの方は、やや難しく感じられるかもしれません。

調整機能が付いていれば、色々と調整して打ちやすくすることもできると思うのですが、メーカーも敢えて付けていないということは、それだけの理由があるのかもしれません。
使い手を『限定』しているところがあるのかもしれません。
今はFWもドライバーと同じように調整機能が付いていたり、ウェイトが付いていたりするものが多いですが、このFWは溝以外、特に変わった部品のような物は見られず、とてもシンプルです。
『すっきり感』が、このFWの特長といえるのかもしれません。

やはり、RBZに似ているな・・・。と思いました。
打感や音、弾道、飛距離性能など、すごく似ているように思いました。
おそらく、色々な改良が加えられていると思うのですが、『ベース』は同じような気がしました。
今度機会があったら、打ち比べてみたいと思いました。

これまで、RBZを使ってきたけど、どうも馴染めなかった・・・。という方は、このFWも馴染みづらいところがあるかもしれません。
すごく易しくなっているようには思えませんでした。
見た目はとてもおとなしくて、クセのない顔をしていますし、全体的な重量なども軽めで『ソフトスペック』のFWだと思いますが、幅広い層に対応しているようなクラブではないと思いました。

なかなか面白いFWなので、今度は違う番手やシャフトでも試してみたいです。
もっともっと好感度がアップするだろうと思います。
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