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2015年02月07日
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SONARTEC SS502 UTILITY

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは SONARTEC SS502 UTILITY のU4 です。

シャフトは ATTAS EZ です。
ロフトは24度、シャフトフレックスは75S、トルクは3.3、シャフト重量は74g、キックポイントは中調子、クラブ総重量は357gです。

久しぶりに出会った、ソナテックのクラブです。
主にFWを手にしていたのですが、ユーティリティは初めてだと思います。
なので、今日はとても嬉しく、また懐かしく思いました。

SONARTECはロイヤルコレクションの海外向けブランドとして、昔から有名です。
名称など、難しい問題があったからだと、以前訊いたことがあります。
円高が今よりも進んでいたときに、ロイヤルコレクションの安価版としても人気がありました。

ロイヤルコレクションの『個性』といってもいい、キャビティソールがありません。
昔のソナテックはキャビティソールがありましたが、これにも大きな理由があるのかもしれません。
ロイコレは今でも深さは浅いですが、キャビティソールが見られます。

その代わりというわけではないと思うのですが、ソールには溝がありました。
『縦に溝』。
これは今、多くのメーカーのクラブに見られる工夫です。
あまりにも多くなりすぎて、個性が感じられなくなるほどです。
それだけ、この溝にすることの意味が大きいのかもしれません。

ウェイトがひとつだけ配置されていました。
溝とウェイト。
この組み合わせも、ずいぶんと見慣れたような気がします。
これも流行なのでしょうか?

ディープヘッドです。
結構厚みがあります。
UTはドライバーほどではないですが、シャロー化が進んできているように思います。
そういった意味でも、このクラブはディープな印象をもちました。
結構、ユーザーを限定するタイプなのかもしれません。

ネックの長さは、結構あります。
今のクラブはUTも含めて、低重心タイプが多いように思いますが、このクラブはそれほど低くはないように見えました。

なかなかいい顔をしています。
いわゆる『出っ歯タイプ』です。
オフセットタイプが今は多いですが、このクラブはそれらとはタイプが異なります。
人それぞれ、好みがあると思いますが、私は好感がもてました。

素振りをしてみても、なかなかいい感じです。
タイミングもすぐに整えることができました。

ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
もうちょっと『出っ歯』が控えめでもいいかな?と思いました。
球を拾いやすそうで、高い弾道をイメージできました。
試打を開始しました。

『打感』は柔らかいのですが、少し物足りない感じがしました。
もう少し、手に伝わってくるものがあってもいいかな?と思いました。

『音』はとても静かです。
おとなしい感じがしました。

球はとてもよくあがりました。
『あがり過ぎ』だと思うほどあがっていきました。
タフな印象は全くありませんでした。
結構『ハイスピンタイプ』だと思いました。

『安定性』は普通だと思いました。
特に高い直進性があるとは思いませんでした。
『見た目通り』の性能だと思いました。

『飛距離性能』は、正直物足りない感じがしました。
高く上がりすぎて、距離を稼ぎづらい感じがしました。
推進力よりも、浮揚力のほうが強く感じられました。
いわゆる『めくれる球』といったらいいでしょうか?
途中でグンと高くあがって、そこから失速するのも早く、落下角度も急でした。
昔のパーシモンの弾道を思い出しました。

『操作性』は、まずまずでした。
左右に曲げるのも難しくありませんでした。

『弾道の高さ』と『飛距離不足』が一番印象に残りました。
弾道に力強さも感じられませんでした。
正直、ちょっと期待外れな感じがしました。

ただ、ここまで大きなパフォーマンスが発揮できずに、吹き上がる弾道になってしまったのは、私の打ち方が悪いからなのかもしれません。
他の方だと、もっといい感じで打っていけるのかもしれません。

しかし、私はどうも上手くいきませんでした。
何球が続けて打ってみたのですが、満足できる球を打つことができませんでした。

今日はあまりいい内容の試打ができませんでしたが、また試打する機会があればトライしてみたいと思いました。
今度は違うシャフトでも試してみたいです。

予定よりも早く試打を切り上げ、パッティンググリーンに向かいました。
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