テーラーメイド R15 レスキュー - ゴルフクラブ試打日記。


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2014年12月26日
  

テーラーメイド R15 レスキュー

                 
テーラーメイド R15 レスキュー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは テーラーメイド R15 レスキュー の4番 です。



KBS C-Taper 90 Plus
シャフトは KBS C-Taper 90 Plus です。

ロフトは21度、クラブ長さは39.5インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は99g、トルクは1.8、バランスはD2.5、キックポイントは中調子 です。



正面
テーラーメイドR15シリーズのユーティリティです。


ユーティリティは日本で呼ばれる呼び名で、海外ではハイブリッドと呼ばれることが多いのは知っていますが、テーラーメイドは昔からこの『レスキュー』という言葉を用いてきました。


それだけ、ユーティリティクラブは、ピンチの場面からの救出的な意味合いが昔からあったのかもしれません。


昔は『サブ的』な印象もありましたが、今は『主役のひとつ』にまで上り詰めているように思います。


ユーティリティクラブの活躍の場面はすごく多いと思います。


『スコアメイクの鍵のひとつ』といっても間違いないと思います。


今は優れたユーティリティクラブがたくさん登場しています。



側面
こうして見る限り、特に変わった感じはしません。


見慣れた感じのユーティリティ(ハイブリッド)です。



ネック長さ
ネックの長さも適度にありますが、これも見慣れた感じがします。


最新モデルなので、何か大きな変化があるのかと思ってしまいますが、こうして見る限りは、ノーマルな感じがします。



ネックの調整システム
テーラーメイドのクラブなので、調整機能が付いているのは、もはや『常識』ともいえますが、特に変わったところもなく、普通だと思いました。


同じシリーズのドライバーは個性的でしたが、このユーティリティは見慣れた感じがします。


シンプルに見えました。



セミシャロー
セミシャローといっていいでしょうか?


今の主流といえる形状だと思います。



顔
顔もクセがなくて打ちやすそうです。


白い色は黒よりも、より形状が浮き出てくるので、異型だと違和感がさらに増してしまいますが、このクラブの形状は好感がもてました。


このオーソドックスなところも魅力のひとつだと思いました。


見とれるようなことはなかったのですが、違和感もありませんでした。



振り感
素振りをしてみても、なかなかいい感じです。


装着されているスチールシャフトとの相性もいいと思いました。


カーボンシャフト装着モデルもあるそうですが、このモデルで試打してみることにしました。


より、『アイアンフィーリング』で打っていけそうな感じがしました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、なかなかいい感じです。


ヘッドの白さが際立ってきて、何だか浮いてきそうな感じがしました。


形状もクセがなく、ラインもイメージしやすいクラブだと思いました。


適度に締まって見えますし、ある程度抑えて打っていけそうだな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はまずまずだと思いました。


『機械的な柔らかさ』といったらいいでしょうか?


テーラーメイドらしいフィーリングです。


『自然』とか『ピュア』といった感じではなく『人工的な柔らかさ』といった印象をもちました。



打球音
『音』も、聞き慣れた感じがします。


これまでのテーラーメイドのユーティリティやFWなどでも耳にしてきた音です。


『カチッ』といった感じのはっきりとした音です。



トゥ側
『球のあがりやすさ』という点では、今のユーティリティの中では、結構タフなほうだと思います。


高~くあがりやすいタイプではないと思いました。


勿論、球が上がりきらずに途中からドロップする感じではないのですが、今の高弾道系ユーティリティとは、一線を画すように感じました。


ユーティリティを『ウッド感覚』で打っていきたい方には、ちょっと合いづらいところがあるかもしれません。


逆に『アイアン感覚』で打っていきたい方には、弾道のイメージが合いやすいかもしれません。


私はアイアンが好きなので、このクラブの弾道には好感がもてました。



バックフェース
『安定性』という点では、結構『正直』な感じがしました。


『易しさ』が全面に感じられるタイプではないと思いました。


ミスヒットには、それなりの答えを用意しているように感じました。


高い直進性があるようには思えませんでした。



飛距離性能
『飛距離性能』という点では、好みが分かれるところがあるかもしれません。


どちらかといえば『ヒッター向け』なのかな?と思いました。


ある程度のHSがあったほうが、いいパフォーマンスが期待できるのではないかな?と思いました。



操作性
『操作性』という点では、なかなかいい感じでした。


左右に曲げるのも難しくありませんでした。


『自在に操るタイプ』という感じでもなかったのですが、特に左右のどちらかが曲げづらい・・・。ということもなく、同じように曲げることができました。


ドローヒッターの方にも、フェードヒッターの方にも、扱いやすいクラブといえるのではないでしょうか?



ヒール側
いい意味で、テーラーメイドらしいユーティリティだな・・・。と思いました。


『既視感』を感じていました。


最新モデルではありますが、特に斬新なところは感じませんでした。


もちろん、おそらく色々な新しい技術が組み込まれているだろうとは思ったのですが、試打をしていて、驚くようなことはありませんでした。


これまで出会ってきた過去のモデルと印象が被るところがありました。



Taylor Made Golf Rescues R15
幅広い層に対応できているクラブとはいえないような気がします。


ある程度ユーザーの幅を絞っているような気がします。



Taylor Made Golf Rescues R15
何故かあまり気持ちが盛り上がることはなく、淡々とした感じで試打をしていたのですが、また試打してみたいと思いましたし、コースでも試してみたいと思いました。


テーラーメイドは、他のメーカーよりも、『フルモデルチェンジ』の回数が多いように思いますが、今回は『マイナーチェンジの範疇』だな・・・。と思いました。

                         
        
                         

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