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2014年12月22日
RODDIO ウェッジ

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは RODDIO ウェッジ です。

シャフトは ダイナミックゴールド です。
ロフトは52度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、キックポイントは手元調子 です。

初めて手にした、ロッディオのウェッジです。
今まで、ドライバーとユーティリティは試打したことがあるのですが、ウェッジ初めてです。
ロッディオには、いいイメージがあるので、自然と期待感も高まります。

すごくシャープでカッコいいです。
『プレーン』な感じ・・・。といったらいいでしょうか?
これ以上ないくらいシンプルなウェッジです。
独特な削り出し感がたまりません。

ソール幅は、ノーマルです。
見慣れた幅です。
ロフトが52度なので、『AW』という認識でいいと思うのですが、どちらかといえば、アイアンに近い感じもします。

ロフト表示が『手書き風』なのがオシャレだと思いました。
ほとんど見かけません。
こういった遊び心のようなものは、とてもいいことだと思います。

ネックの長さは、しっかりとあります。
ウェッジにはもっていて欲しい長さをきちんと維持できているように思います。
この角度から見ても、グースが利いているのが解ります。

トップラインの厚さはちょうどいい感じです。
それにしても、輪郭がシャープなウェッジだな・・・。と思いました。

フェース面には独特のミーリングがあり、ゾディアのウェッジとそっくりだ・・・。と思いました。
見た目だけでなく、指で触れた感じもそっくりです。
ミーリングだけでなく、全体の輪郭のシャープさや、独特な削り出し感など、ゾディアのウェッジとイメージが被りました。
店員さんに訊いてみると、やはりゾディア製とのことでした。
ゾディアのウェッジはすごく気に入っているので、このウェッジにもすごく興味がもてました。

ボールを前にして構えた感じも、なかなかいいです。
丸顔です。
『和顔』といっていいように思います。
これまでたくさん見てきたように思います。
ゾディアのウェッジのいいところのひとつに、これだけミーリングが強烈に利いているのにもかかわらず、構えたときにそれが邪魔しないところがあります。
このウェッジも、まさにそんな感じです。
これまでミーリングが目立ちすぎて、構えづらく感じたウェッジには何度か出会ってきましたが、このウェッジにはそんなマイナス的なことは全く感じませんでした。
グースの効きが目立っています。
私はもっとストレートなタイプが好きなのですが、これくらいのグースの効きがちょうどいい・・・。という方も多いのではないでしょうか?
『セミグース』といえるのかもしれません。
私はグースタイプを苦手にしているのですが、これくらいであれば、何とか打っていけそうだな・・・。と思いました。
試打を開始しました。

『打感』はソフトですが、ボールへの『食いつき感』がすごいです。
やはりゾディアのウェッジだな・・・。と思いました。
フェースが仕事をしてくれているのがよく解ります。
強く擦られるので、ボールも痛いんじゃないかな?と思えるほど、高い摩擦力を感じます。
まさに『キング・オブ・食いつき』だな・・・。と思いました。
これまで、たくさんのウェッジに出会ってきましたが、ここまで食いつき感が鋭いのは、なかなか出会えません。
この食いつきの良さも、個性のひとつだと思います。

強烈なスピン性能です。
ボールには急ブレーキが掛かりました。
やはりゾディアのウェッジだな・・・。と思いました。
普通に球を拾っていくだけで、ボールはピタピタ止まります。

『球のあがりやすさ』は普通だと思いました。
グースは利いていますが、これくらいであれば、特に球を拾いづらいという感じもありませんでした。
ダフることもなく、自然に球を拾っていくことができました。

『安定性』という点では、まずまず・・・。といったところでしょうか?
特に難しく感じることもなく、普通に打っていくことができました。
あくまでも私の好みとしては、もっとグースが弱いほうがラインを出しやすいのですが、これは好みによるところが大きいと思います。

距離感も出しやすいです。
かなりボールが止まるので、少し『足』を短めに計算して、突っ込み気味でいくのもいいんじゃないかな?と思いました。
私はまだゾディアのウェッジを購入できていないのですが、もしコースで使うことができたら、どんな感じだろう・・・?と思うだけでワクワクします。

『操作性』はいい感じでした。
色々と細工をしてみたのですが、上手く対応してくれました。
AWはSWほど細工をしないですが、このウェッジは変なクセがないので、上手く対応してくれました。
打感がいいので、落としどころも小さめに限定することができました。

いいウェッジだな・・・。と思いました。
軟鉄のソフトな打感も楽しめましたし、球を操る楽しさも味わうことができました。

RODDIOのウェッジですが、ずっとゾディアのウェッジのつもりで打っていました。
ゾディアのウェッジは色々とバリエーションが豊富なようですが、RODDIOはどうなのでしょうか?
正直、もう少しグースが弱ければ、かなり購買意欲が刺激されたと思います。


特に強く印象に残ったのは、『食いつき感』と、それに伴う『スピン性能の高さ』です。
大きめ(粗め)のサンドペーパーに触れている感じ・・・。といったらいいでしょうか?
他のウェッジでは、なかなかここまで感じることができません。
練習場でなく、コースだったらすごく楽しいだろうな・・・。と思いました。

ウェッジ好きの私は予定の球数と時間をオーバーして、このウェッジを楽しんでしまいました。
楽しんでいるときは、寒さも若干和らぎます。
色々な打ち方のイメージをしているだけでも楽しくなりました。

RODDIOのドライバーは高価でしたし、このウェッジも『ゾディア』ということで、一応値段を訊いてみたのですが、やはり高価なクラブだと思いました。
ただ、とても優れているクラブなので、コストパフォーマンスが低いとは思いませんでした。

今回はAWでしたが、もしまた試打する機会があればSWも試してみたいです。
今年はたくさん素晴らしいウェッジに出会いましたが、間違いなく、このウェッジは強く印象に残るだろう・・・。と思いました。
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