アキラプロダクツ ツアーウェッジⅡ - ゴルフクラブ試打日記。
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その練習に目的を ローンチモニターの可能性

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2014年12月18日
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アキラプロダクツ ツアーウェッジⅡ

                 
アキラプロダクツ ツアーウェッジⅡ
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは アキラプロダクツ ツアーウェッジⅡ です。



ダイナミックゴールド
シャフトは ダイナミックゴールド です。

ロフトは50度、クラブ長さは35インチ、シャフトフレックスはS200、バランスはD2、キックポイントは元調子、クラブ総重量は464gです。



正面
アキラのとてもカッコいいウェッジです。


アキラのウェッジはあまり試打したことはありませんが、以前『ツアーウェッジ』を試打したことがあり、とてもいい印象が残っています。


ノーマルなメッキタイプもいいですが、この黒染めがカッコ良くてたまりません。



側面
形状的にはシンプルでオーソドックスです。


余計なものは全てそぎ落としているように見えます。


このシンプルさがとてもシブいです。


ウェッジ好きの私には、たまらない魅力があります。


しばらく見つめていました。


目で楽しむことのできるウェッジです。



ソール幅
ソール幅はノーマルな感じです。


少し広めにも見えますが、極端な感じはしません。


ロフトが50度ということで、『アプローチウェッジ』ということでいいと思うのですが、AWでのノーマル幅といっていいように思います。


いわゆる『テーパータイプ』ではなく、ストレートに近いタイプです。


ソール形状が微妙に丸みを帯びていて、抜けも良さそうです。


何ともいえない、独特の美しさをもったソールだな・・・。と思いました。


今はウェッジのソール形状も多様化していて、見ているだけでも、何か語ってくるように感じることもあります。


このソールからも、伝わってくるものがありました。


シンプルな形状ですが、きっと深い研究を重ねて作られているんだろうな・・・。と思いました。



ネック長さ
ロングネックです。


いわゆる『首長美人』です。


とても綺麗だな・・・。と見とれていました。


最近は色々なタイプが見られますが、このオーソドックスなところに気持ちが和みます。


私が好きなストレートタイプのウェッジです。



ミーリングあり
フェース面には、細かなミーリングがありました。


今はウェッジに、色々なミーリングが施されるようになりましたが、一目見て、


これは『効きそうな』ミーリングだな・・・。と思いました。


前のモデルとも共通します。



CNC GROOVE
トゥ側には『CNC GROOVE』と記されていました。


アキラ独特の高い技術と工夫が施されているのだと思います。



フラットバック構造
このフラットバック構造がたまりません。


今はキャビティタイプのウェッジも見かけるようになりましたが、このようにフラットバックタイプのほうが多いように思います。


アイアンでフラットバック構造はちょっと敬遠するけど、ウェッジでは全然構わない・・・。という方も多いのではないでしょうか?


それだけロフトの寝たクラブであるウェッジでは、キャビティ構造のメリットはそれほど大きくはないのかもしれません。



トップラインの厚さ
トップラインの厚さも、ちょうどいいです。


今は色々な厚みの物が見られますが、私はこのようなオーソドックスな厚さが好きです。


太く丸みを帯びてボヤけた感じではなく、きっちりとシャープなところもいいです。


何といいますか、目新しい感じはしないのですが、この見慣れた感じにすごく好感がもてましたし、魅力的でした。


寒さは厳しいですが、今日は楽しい試打になるな・・・。予定の球数を軽くオーバーしてしまうだろうな・・・。と思いました。



構え感
ボールを前にして構えてみても、すごくいいです。


『安堵感』がありました。


大きさや形状もちょうどいい感じで、ストレートネックなのも魅力的です。


球を拾いやすそうです。


自分の普段の感覚をそのまま、このクラブ伝えていけそうだと思いました。


これまで、苦手なタイプのウェッジにも出会ってきた・・・。ということもあるのかもしれないですが、今日はすごく気分的に楽でした。


『丸型』というよりは、『ティアドロップ型』といっていいでしょうか?


少し面長な感じもします。


このような形状にはいい思い出がたくさんありますし、得意な形なので、いいイメージがどんどん膨らんできました。


最初は普通に打ってみるか、それとも少しダフらせながらすくってみるか、潰し気味にいってみるか、転がしにいこうか、上げにいこうか、強いカットでいこうか、ハーフトップ気味にいこうか・・・。など、色々と思考回路が働きました。


目尻が下がり、笑みがこぼれていたと思います。


この球筋や高さをイメージしているときも、私にはすごく楽しい時間です。


ロングショットの練習では、なかなかここまでイメージは膨らみません。




試打を開始しました。

フェース面
打感はすごくいいと思いました。


適度な柔らかさがあり、心地よい感触が残ります。


フェースに球を乗せやすいです。


いわゆる『球持ち』のいいウェッジです。



スピン性能
スピン性能は、かなり高いと思いました。


今は適合モデルでも研究が進んで、スピン性能も向上してきましたが、このウェッジはそれらのなかでも、トップクラスといっていいスピン性能をもっていると思いました。


ボールが『ギュギュッ』という感じで止まりました。


ミーリングも、よく効いているのだと思います。


ボールにしっかりと食い付いてくれました。



トゥ側
球もとても拾いやすいです。


1球目から、すごくいい感じで打っていくことができました。


強いグースネックタイプを好まれる方は、合いづらいところがあるかもしれません。



AKIRA TOUR WEDGEⅡ
『スコアラインの下1番目と2番目を有効活用できる感じ』といったらいいでしょうか?


この2本の溝で、ボールに色々なアクションを働きかけられるように感じました。


わざとライの悪いところからも打ってみたのですが、いい感じで拾っていくことができました。


私はこのようなストレートなタイプが大好きなので、色々と細工をすることができました。


インパクトのタイミングがとても揃いやすいです。



バックフェース
ラインも出しやすいです。


イメージしたラインに易しく運んでいくことができました。


50ヤード以内のアプローチでも、フルショットでも、いい感じでラインを描いてくれました。


『寛容さ』という点では、それほど高いレベルではないのかもしれませんが、『構えやすさ』が安心感と集中力を与えてくれたのか、大きくブレることはありませんでした。


今はウェッジにもキャビティタイプの物もありますが、改めてこのウェッジのように『フラットバック構造』で充分だと思いました。



距離感
距離感もとても合いやすいです。


イメージしたところにボールを運んでいくことができました。


かなり落としどころを絞り込んでいくことができました。


枯れかけた芝といいますか、野芝の抵抗にも負けず、ソールも上手く仕事をしてくれました。



操作性
『操作性』もすごく高いです。


完全にマニュアルタイプだと思いました。


今はウェッジにも優れたオートマチックタイプがありますが、このウェッジはそれらとは違うように思いました。


私はウェッジで色々と細工をしていきたいタイプなので、このウェッジの扱いやすさにはすごく魅力を感じました。



開きやすい
フェースを開いても、いい感じでした。


ボールを上手く拾ってくれました。


高く上げるロブ系のショットも易しく感じました。


こうして構えているだけでも、『出球の高さのイメージ』が強く出せました。



ヒール側
ロフトが50度ということは、番手としては微妙なのかもしれません。


一応、AWだと思うのですが、PWが『48度』、AWが『52度』という『4度ピッチ』感覚が私にはあるので、そういった意味で言えばちょうど中間にあたるような気もするのですが、今はあまりPWとかAWというように考えなくてもいいのかな?と思いました。


今は多くの方が、ウェッジをロフトで呼んでおられますし、プレイヤー個人個人に合ったロフトがあってもいいのかもしれません。


アイアンのロフトが、かなり立つようになってきてから、ウェッジのロフトも多様化しているように思います。


いずれアイアンも、『番手』ではなく『ロフト』で呼ばれるような時代が来るのかもしれません。


バッグに入れる14本(以内)の全てのクラブのロフトをプレイヤー自身が把握しておくことは、とても有効なことだと思います。



AKIRA TOUR WEDGEⅡ
アイアンが飛ぶようになってプラスの面もありますが、逆にマイナスな部分も必ずあると思います。


今まではきちんと捉えられていたグリーンが奥にこぼれるようになった・・・。とか、微妙な距離のニュアンスが出しづらくなった・・・。方向性がバラつくようになった・・・。などといったこともあると思います。


そういったときに活躍するのが、このような優れたウェッジなのかもしれません。



AKIRA TOUR WEDGEⅡ
かなりよく止まるので、イメージしていたよりも前に止まってしまったのですが、これはすぐに慣れるな・・・。と思いました。


これだけ止まるのが解っていると、アグレッシブに突っ込んでいけそうだな・・・。と思いました。


バンカーのすぐ先にカップが切られているような難しいシチュエーションでも、すごく頼りになるだろうな・・・。と思いました。



AKIRA TOUR WEDGEⅡ
ピッチエンドランも易しく感じましたが、『止まり性能』が高いので、ピッチショットがとても効果的だと思いました。


私は寄せでは『ランニングアプローチ』や『ピッチエンドラン』を多用していますし、できるだけ落としどころを手前に置いて、転がしていきたい・・・。と考えています。


私の場合、そのほうが寄る確率は高まります。


しかし、どうしても転がしが使えないときもあります。


そういったときに、このようなスピン性能の高いウェッジの出番のような気がします。


今日は50度を試してみましたが、また試打する機会があれば、是非違うロフトでも試してみたいと思いました。


寄せはピッチショットのほうが距離感を出しやすくて好きだ・・・。という方もいらっしゃると思います。


そういった方には是非、このようなスピン性能の高いウェッジを試していただきたいと思いました。



AKIRA TOUR WEDGEⅡ
それほど多く試打することはないのですが、やはりアキラのウェッジはいいな・・・。と思いました。


ドライバーやアイアンなどもいいですが、このウェッジが特に気に入りました。


今日は練習場でしたが、コースでも試してみたいと思いましたし、購買意欲も強く刺激されました。


寒さも忘れて、寄せの練習に没頭できました。


『試打』ではなく、完全に『マイクラブモード』だったような気がします。

                         
        

                         

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