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2014年11月23日
マルマン マジェスティ ROYAL BLACK アイアン

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは マルマン マジェスティ ROYAL BLACK アイアン の7番 です。

シャフトは MAJESTY LV510 です。
ロフトは27度、クラブ長さは37.5インチ、シャフトフレックスはR、トルクは4.2、バランスはD0、クラブ総重量は352gです。

マルマンマジェスティシリーズの新しいアイアンです。
マジェスティのイメージにピッタリの高級感あふれる仕上がりになっています。

全体的に厚みがあり丸みを帯びています。
シャープな感じはしませんが、易しそうな雰囲気がすごく伝わってきます。

かなり彫りも深く、球があがりやすそうです。
『フルポケットキャビティ』といったらいいでしょうか?

ソール幅は広めです。

独特なソール形状をしています。
これにも何かの狙いがあるのではないでしょうか?

ネックは短くて、いわゆる『頭でっかち』なタイプのアイアンです。
これまで、たくさん出会ってきました。

トップラインは厚めです。

バックフェースのアクセサリーのような物がとても綺麗で、存在感を放っていました。
さすがはマジェスティといったところです。

フェース面にミーリングはありませんでした。
ごくノーマルなフェース面です。

このオリジナルグリップも、なかなかいい感じです。
滑りにくくてグリップ力があります。

素振りをしてみた感じは、かなり軽くて、フィーリングが出しづらいところもありましたが、マジェスティということで仕方ないのかな?と思いました。
アイアンにも、色々なタイプがあるのだと思います。

ボールを前にして構えてみると、正直ちょっと構えづらい感じがしました。
ヘッドが『巨大』でした。
違和感はあるのですが、これは仕方ないことなのだと思いました。
グースの効きも強いですし、なかなかイメージがまとまりませんでした。
このまま構えていても、固まってしまいそうだったので、とりあえずは出たとこ勝負的な感じで、打つしかない・・・。と思いました。
試打を開始しました。

一球目は、フェースが返りきらずに右にスライス気味の球が出てしまいました。
いつも通りのタイミングで打てないのは解っていたつもりでしたが、やはりイメージが出ないまま打ってしまっては、なかなかいい結果にはつながらないのだと、改めて感じました。
意識的にフェースを返すようにしたら、今度はフック系の球を打つことができました。
なかなかフェースターンのタイミングが合いませんでした。
普段はそれほど意識していないのですが、今日はフェースターンを意識しなければいけない日なのだと自分に言い聞かせました。

『打感』は、まずまずでした。
軟鉄アイアンとは違うフィーリングですが、こういった打感を好まれる方もたくさんいらっしゃるのだと思います。

球はあがりやすいと思いました。
普通に高くあがっていきました。
店員さんの話によると、このアイアンはライナー系で強い球が出る・・・。ということなのだそうですが、実際に打ってみた感じは、ライナー系という感じはしませんでした。
外見から想像できる、高弾道系のアイアンだと思いました。

『安定性』は高いです。
かなり寛容なタイプだと思いました。
ラージサイズアイアンですし、フェース面のほとんどの部分で打っても、上手くボールを運んでくれる敷居の低さを感じました。

『飛距離性能』も優れていると思いました。
キャリーも出ますし、確実に距離を稼いでくれます。
実際に今、自分が何番のアイアンをもっているのかが、全く解らなくなってしまいそうです。
『番手の概念』を最近は感じにくいアイアンが多くなりました。

『操作性』という点では、少し難しい感じがしました。
あまり操作したくない・・・。と思いました。
私は左へのミスが怖いですが、それでも重心距離が短くてフェースが自然にターンしやすいアイアンが好きです。
このアイアンは正反対で、あまりフェースローテーションを使わないで打つタイプのアイアンだと思います。
なので、私には合いづらい感じがしましたが、このアイアンの性能が劣っているとは全く思いませんでした。
あくまでも、私には合いづらい・・・。ということに過ぎません。

マルマンのマジェスティシリーズのクラブということで、最初から少し緊張していましたが、やはり高価なアイアンなのだということを教えてもらいました。
『セレブリティゴルファー』に使ってもらいたい・・・。というメーカーの思いがあるように思います。

このマジェスティを筆頭に、マルマンには色々なブランドがあって、それぞれ対象となるゴルファーがはっきりしているところに好感がもてます。
マジェスティブランドは、私にはまだ早いとは思ったのですが、とても美しいデザインだったので、思わず手に取ってしまいました。

私がアイアンに求めたいものと、このアイアンは一致していないところもありましたが、それはあくまでも好みなどが違うだけであって、このようなタイプのアイアンへのニーズも高いのだと思います。
私には合いづらいアイアンだな・・・。とは思いつつも、高価なアイアンなので、少し緊張していたように思います。

これからもマジェスティブランドは輝き続けて欲しいと思いますし、思わず見とれてしまうような美しいクラブに出会いたいです。
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