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2014年11月15日
キャロウェイ BIG BERTHA ALPHA 815◆◆ ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは キャロウェイ BIG BERTHA ALPHA 815◆◆ ドライバー です。

シャフトは BIG BERTHA です。
ロフトは9度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は53g、トルクは5.5、キックポイントは中調子、バランスはD3、クラブ総重量は314gです。

キャロウェイ ビッグバーサ アルファの新しいドライバーです。
先日は BIG BERTHA ALPHA 815 を試打したのですが、このドライバーには『◆◆』というネーミングが付いています。
こうして見る限り、とてもよく似ています。

しかし角度を変えてみると、ディープ感があることに気づきました。
引き締まった感じの、男前ドライバーです。
初期のモデルよりも、カッコ良さが進化しているな・・・。と思いました。

ネックも長めです。
先日試打したモデルと同じように見えます。

ネックには調整システムが搭載されていました。
ここも同じです。
これからも調整機能付きドライバーは存在感を増すのではないでしょうか?

試打するポジションは、このNとSです。
これがおそらく『ノーマルポジション』なのだと思います。
専用の工具があれば、色々試してみたかったのですが、あいにく無いので、このままで試打することにしました。
しかし、このポジションが一番親しみやすいような気もします。

ヒール側のウェイトは『5』と記されていました。

トゥ側には『1』と記されていました。

こうして見ても、ディープな印象を受けます。
いわゆる『円盤』タイプではなく、『ゲンコツ型』に近い感じがします。

クラウンが、かなり盛り上がっています。
かなりのディープフェースです。
これは、先日試打した815には見られなかったところです。
今はディープフェース&シャローバックの組み合わせがとても多いと思いますが、このドライバーもまさにそんな感じです。
叩けそうな感じがしましたし、フェースの反発力も高そうです。

ソールには名前にもなっている『◆◆』が表示されています。
ダブルダイヤモンドということなのだそうですが、どのような意味が込められているのでしょうか?

キャロウェイらしい、いい顔をしています。
このドライバーにはクラウンマークがありません。
『もうひとつのキャロウェイ顔』といっていいでしょうか?
キャロウェイのドライバーにはクラウンマークのあるイメージが強いですが、私はこの顔のほうが好きです。
先日試打した815よりは逃がしやすそうな感じもしますが、基本的には『つかまえ顔』だと思います。

素振りをしてみた感じは、やはり軟らかくて軽く感じます。
オリジナルシャフトはソフトスペックに仕上がっています。
815と共通するところだと思います。

ボールを前にして構えてみても、とても好感がもてました。
『フック』『スライス』でいうと、フック系のイメージのほうが出せました。
しかし、基本的にはどちらにも対応してくれそうなオールマイティーな印象をもちました。
高い弾道というよりは、強い弾道が打てそうな雰囲気がありました。
試打を開始しました。

『打感』はソフトで、とてもいい感じです。
叩きにいっても、嫌な衝撃は全く残りませんでした。
『ダイヤモンド』というと、すごく硬そうなイメージもありますが、このドライバーの打感はとてもソフトでした。

『音』は、はっきりとしていますが、大きすぎず爽快感があります。
気持ちよくインパクトを迎えることができました。

球が思っていた以上にあがりやすいのが印象的でした。
もっとライナー系の低い球が出るのかと思っていたのですが、実際は高くあがりました。
キャリーもしっかり稼いでいくことができました。
結構ディープなヘッドではありますが、見た目ほどタフなドライバーではないと思いました。
敷居も高すぎない感じがしました。
初期モデルのアルファよりは確実にあがりやすくなっていると思います。
ヒッター向けのドライバーだとは思いますが、比較的球があがりやすいタイプだな・・・。と思いました。
装着されているオリジナルシャフトも影響しているように思います。
カスタムで、もっとしっかりとしたシャフトだと、弾道も抑えられたような気がします。

『安定性』という点では、今のイージー系ドライバーがたくさんある中で考えてみると、明らかにシビアなほうだと思います。
『正直さ』をもっていると思いました。
高い直進性があって、『曲がりにくい』というタイプのドライバーではありませんでした。

『飛距離性能』は高いです。
ボールの初速もかなり速い感じがしました。
叩けるタイプですし、ポテンシャルの高さを感じました。
ドロップすることなく、キャリーもしっかりと稼ぐことができたので、計算もしやすいな・・・。と思いました。

『操作性』は、いい感じでした。
左右に曲げることも簡単にできました。
フェースターンがしやすく、自然と球をつかまえやすいです。
やはりウェイトを替えないで、このままでも充分だと思いました。

先日試打した815もいい感じでしたが、この◆◆も、とても好感がもてました。
カッコ良さは共通していて、より叩けるモデルになっています。
おそらく、こちらの◆◆のほうがハードな設定になっているのだろうと思うのですが、ハード過ぎないところも魅力です。

こんなにディープヘッドなのに、意外と打ちやすいな・・・。
球もあがりやすいな・・・。
と感じられる方も、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
先ほども書きましたが、初期のモデルよりは明らかに敷居が低くなっていると思います。

敷居を適度な高さにしておきながら、全体のフォルムや基本性能もハイレベルな改良がなされていると思います。
初期のモデルは球があがりづらかった・・・。
球がつかまり切らずに距離も出せなかった・・・。
という方は、是非ニューモデルの815を試してみられてはいかがでしょうか?

ノーマルな815と、こちらの◆◆とはプレイヤーの好みで選ぶべきなのだと思いますが、『兄弟モデル』と呼ぶに相応しい『性格の似ているところ』がありました。
このソールを見ていると『これでもか』というほど、様々な付属品が取り付けられていますし、機械的な感じがします。
『シンプルさ』とは真逆の位置にあるドライバーといっていいように思います。

シンプルさが美しい『ベーシック』なタイプとは違う、まさに『ハイテクドライバー』といっていいと思います。
調整機能も充実しているので、まさに『至れり尽くせり』といった感じがします。

それでいながら、構えたときにハイテク感を感じさせないところに好感がもてます。
構え感を邪魔していません。
フィーリングにも配慮されているように思います。
打感や音にも好感がもてました。
ちょっと前までは、このようなハイテクな感じのドライバーはフィーリング性能が置き去りにされているような印象もありましたが、今は全く違うように思います。
名前はビッグバーサですが、初期モデルの頃のような甲高い金属音はしなくなりました。

このキャロウェイのニューモデルもそうですが、今年の秋から出会っているニューモデルの充実度は目を見張るものがあります。
他のメーカーも含め、かなりレベルが高いです。
ニューモデルを試打する度に、とても楽しませてもらっています。
印象深いものがとても多いです。
この815もすごく気に入ったので、練習場だけでなく、コースでも是非試してみたいと思いました。
調整機能も試してみたいですが、もっと色々なカスタムシャフトでも楽しんでみたいです。
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