Post
≪ミズノ MP-T5 ウェッジ | HOME | ONOFF FAIRWAY WINGS KURO≫
2014年11月13日
PR
ヤマハ インプレス RMX01 ドライバー

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブは ヤマハ インプレス RMX01 ドライバー です。

シャフトはUST Mamiya ATTAS 6☆ です。
ロフトは9.5度、クラブ長さは45.25インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は64g、トルクは3.3、キックポイントは中調子、クラブ総重量は311gです。

ヤマハ三兄弟のドライバーです。
02とツアーモデルは以前試打していたのですが、すごくいい印象が残っているので、このドライバーにも期待感が膨らんできました。
ヤマハのクラブには『美しい』というイメージがありますが、このドライバーも、そのいい伝統を引き継いでいるように思います。

シャローな感じがします。
先日試打したツアーモデルがディープな感じだったので、違いがはっきりとしています。
『02』に近いモデルなのだと思いました。

ノーマルなネックの長さです。
02と同じ長さのように思います。
今度機会があれば見比べてみたいと思いました。

ネックの調整システムもお馴染みになりました。
このままでも充分だと思うのですが、自分の好みに合うように調整できるところに魅力を感じておられる方も多いのではないでしょうか?

ヒール側にウェイトがひとつだけ配置されていました。
ツアーモデルはトゥ側とヒール側にひとつずつあって、02は、この01と同じくヒール側だけでした。
重さは同じ『13g』のようです。
しかし配置は02とはちょっと違っています。
この01のほうが、よりネックの近くに配置されています。
この位置にウェイトがあるということは、『重心距離』が多少短くなっているのかな?と思いました。

このフェース面のデザインもお馴染みです。
ヤマハといえば、やはり『X模様』が印象深いです。
美しいフェース面です。
弾きも良さそうです。

いい顔をしています。
易しそうな雰囲気がありながらも、美しさが失われていません。
改めて美しいドライバーだな・・・。と思いました。

こうして見ても、やはりシャローバックだな・・・。と思いました。
02よりは少し厚みもあるように感じますが、やはりシャローな印象を受けます。

素振りをしてみても、いい感じです。
最近、このアッタスのニューシャフトを手にする機会が多くなったせいか、とても親近感が湧きます。
走り系なのだと思いますが、動きすぎないので、ラインも出しやすいシャフトです。
ヘッドとの相性も、とてもいいように思います。

ボールを前にして構えてみると、いい感じではあるのですが、少し『つかまえ系』に見えました。
つかまり過ぎに少し警戒しなければ・・・。と思いました。
あとは特に気になるところもありませんでした
シャロー感もありますし、球がよくあがりそうな感じがしました。
試打を開始しました。

『打感』は、すごくソフトです。
期待通りの打感でした。
02のグッドフィーリングをよく覚えているので、この01にも期待していましたが、期待通りでした。

『音』も、とてもいいです。
爽快感があります。

球もあがりやすくて、タフな感じはしませんでした。
イメージしていたよりも高くあがりました。
02よりは低く抑えられていますが、ツアーモデルよりは明らかにあがりやすくなっています。
『三兄弟の住み分け』がしっかり出来ているな・・・。と思いました。

『安定性』は、なかなかいい感じです。
適度な寛容さもありました。
鈍感に感じられるような『曖昧さ』がないのが良いと思いました。
カッコいいドライバーですが、シビアな感じはしませんでした。

『飛距離性能』は高いです。
弾きがいいですし、キャリーもしっかり稼いでいくことができました。
弾道はイメージしていたよりも少し高めでしたが、吹き上がることなく、しっかりと前に突き進んでくれました。

『操作性』は、まずまずだと思いました。
球がつかまりやすい感じがしましたが、右に逃がしていくことも容易にできました。
寛容さを感じましたが、『曲げにくい』と感じられるようなドライバーだとは思いませんでした。
極端なことをしたくなるタイプのドライバーではありませんが、どちらかに偏ったクセのようなものは感じませんでした。
装着されているシャフトの影響もあると思うのですが、基本的には球がつかまりやすいドライバーだと思います。

ヤマハのイメージに合う、美しさと高性能の両立ができているドライバーだと思いました。
ブランドイメージをきちんと守っています。
改めてヤマハのクラブはいいな・・・。と思いました。

SRIXONなどと同じく『三兄弟』にしてあるところも魅力的です。
どれも高性能でありながら、しっかりと個性の違いも感じ取ることができるので、私たちユーザーもそれをしっかりと見極めて選択することができます。
ツアーモデルは限定発売のようですし、かなり性格がはっきりしているので、対象となるユーザーはそれほど幅広くはないのかもしれません。
事実上、この『01』と『02』のどちらかを選ぶことになるのかもしれません。

人によって好みが分かれるところだと思いますが、もし私が01と02のどちらかを選ぶとするならば、おそらくこの01のほうではないかな?と思っています。
今度機会があれば打ち比べてみたいと思います。

このクラブのもつ美しさから、まずは目で楽しむことができ、実際に球を打って、その打感や音を楽しむことができ、力強い弾道に頼もしさがありました。
基本性能の高さも充実していますが、フィーリングにもすごくこだわっているように感じました。

今は海外メーカーの勢いも凄いですが、改めて国内メーカーのレベルの高さを感じることができました。
このドライバーは、これからも試打するチャンスがあると思うので、何度も試打を楽しみたいです。
今日は寒さが厳しい一日でしたが、このドライバーのおかげで、体の内からポカポカと温まることができました。
コメント