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2014年11月11日
ONOFF FAIRWAY WINGS KURO

今日は、このゴルフクラブを試打しました。
試打クラブはONOFF FAIRWAY WINGS KURO です。

シャフトは SMOOTH KICK MP-715I です。
ロフトは24度、クラブ長さは38.75インチ、シャフトフレックスはS、シャフト重量は75g、トルクは3.3、キックポイントは中元調子、バランスはD1、クラブ総重量は375gです。

オノフのカッコいいユーティリティクラブです。
これまで、ドライバー・FW・アイアンを試打しましたが、今日はユーティリティクラブを試打する機会に恵まれました。
同じシリーズとあって、デザインの統一性があって、とても好感がもてます。
ドライバーからずっと揃えたくなります。

形状的には普通のユーティリティといった感じがします。
特に変わったところは見られません。

ネックの長さは充分過ぎるほど確保されています。
調整機能も付いていないのに、この長さということは、それだけコントロール性能を高めているのかな?と思いました。

このオリジナルグリップも、ベルベットタイプで、とてもソフトなフィーリングです。
バックラインが入っていました。
私はバックラインが入っていないほうが好きなのですが、入っていたほうが好きだという方もたくさんいらっしゃると思いますし、好みの問題だと思います。
ヘッドからシャフト・グリップに至るまで『黒』で統一されているのがとてもシブいです。
やはり、名前に『KURO』という文字が入っているので、当然のことかもしれません。
今はシャフトやグリップだけでなく、ヘッドもカラフルな物が増えてきましたが、このオーソドックスな黒にすごく魅力を感じました。

やや個性的な顔ですが、見慣れた感じもします。
いわゆる『出っ歯タイプ』で、球を拾いやすそうです。

クラウンが『コンポジットタイプ』なのが、すぐに解ります。
こういったタイプには、これまでたくさん出会ってきました。

セミシャローバックといっていいでしょうか?
今はもっとシャローなユーティリティもあるので、ある程度ディープな感じもするのですが、私の感覚ではシャローです。

今はユーティリティにもミーリングがある物があるので、一応このクラブはどうなっているのか近くで見てみたのですが、ありませんでした。
ごくノーマルなフェース面です。

素振りをしてみると、なかなかいい感じでした。
頼りなさもなく、いい感じでついてきてくれました。
いいシャフトだな・・・。と思いました。
さすがは『DAIWA TECHNOLOGY』だな・・・。と思いました。

ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。
出っ歯形状がよく目立ちます。
グースがきついタイプよりは好きですが、もう少し控えめでもいいな・・・。と思いました。
しかし、これまでたくさん経験しているので、苦手意識のようなものは全くありませんでした。
試打を開始しました。

『打感』はすごくソフトです。
『球の抵抗感』をほとんど感じませんでした。
黒いヘッドがもつ『ハードボイルド』な印象と、実際のソフトなフィーリングとのミスマッチ感が面白いな・・・。と思いました。
とても好感のもてる打感です。

『音』も控えめな感じで、ちょうどいいです。
気持ちよく振り抜いていくことができました。
何のストレスも感じさせないですし、周りを気にせず集中することができました。

球はすごくあがりやすいです。
24度のユーティリティなので、これくらいの上がりやすさは当然なのかもしれないですが、かなり高くあがっていきました。
アイアンが苦手な方は、かなり頼もしく感じられるのではないでしょうか?
正直、私にはここまでの高さは必要ないかな?と思えるほどでした。
『フェース面の上下』を使っていける感じでした。
今日は主に『直打ち』で試してみたのですが、かなり薄めにヒットしても、確実に上げてくれました。
ドロップする感じは全くありませんでした。
スピンも結構あるように感じました。

『安定性』も、なかなか高いと思いました。
見た目、本格的なクラブですが、シビアな感じはしませんでした。
決して『曲がりにくい』とか、高い直進性がある・・・。というようには思わなかったのですが、普通に打っている限りでは、クラブは上手く反応してくれ、大きなケガはしにくいと思いました。

『飛距離性能』は、なかなかいい感じです。
フェースの弾きもいいですし、初速も速めです。
キャリーをしっかり出していけるので、この部分に魅力を感じられる方も多いのではないでしょうか?
私には少しあがり過ぎる感じがしたので、やはり『24度のユーティリティ』は、今の私には必要ない番手だな・・・。と思いました。
24度というと、私の感覚では『4番アイアン』なので、これまで通り、アイアンでこの距離を打っていこう・・・。と思いました。
しかし、このクラブにはとても魅力を感じたので、次回は違うロフトでも試してみたいと思いました。

『操作性』も、いい感じでした。
大きく曲がる感じはしなかったのですが、左右にも普通に曲げることができました。
扱いやすいクラブだと思いました。
融通が利かない感じはしませんでした。

ヘッドもいいと思いましたが、装着されているシャフトも好感がもてました。
ヘッドとシャフトの相性もいいな・・・。と思いました。
お互いがお互いを尊重している・・・。といったら大げさかもしれませんが、上手く反応し合っている感じがしました。

見た目はすごくシブいので、いかにも『ハードヒッター用』というように見えなくもないですが、実際の性能は大きく違っています。
すごく親しみやすいユーティリティクラブです。
打感もすごく良くて、フィーリング性能が高いクラブです。

球もあがりやすくて、かなり親しみやすいクラブです。
性格が尖っている感じはしませんでした。
むしろ『丸い性格』だと思いました。

ドライバーからアイアンまで、今回のシリーズはどれも好感がもてました。
外見のカッコ良さに、まずは目を奪われたのですが、どれもグッドフィーリングでした。
試打していて、楽しむことができました。

とても楽しい時間を過ごすことができました。
また機会があれば試打してみたいです。
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