タイトリスト 915D2 ドライバー - ゴルフクラブ試打日記。
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2014年11月10日
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タイトリスト 915D2 ドライバー

                 
タイトリスト 915D2 ドライバー
今日は、このゴルフクラブ試打しました。

試打クラブは タイトリスト 915D2 ドライバー です。



ATTAS 6☆
シャフトは ATTAS 6 です。

ロフトは9.5度、クラブ長さは45インチ、シャフトフレックスはS、トルクは3.4、シャフト重量は64g、バランスはD4、キックポイントは中調子、クラブ総重量は317gです。



正面
タイトリスト待望のニュードライバーです。


このニューモデルをずっと待っておられた方も多いのではないでしょうか?


前のモデルの『913』がすごく優れていたので、このドライバーに対する期待感も高まります。


2年毎にモデルチェンジしているようなので、次のモデルはまた2年後の『917』になるのでしょうか?


『9』はタイトリストの中でのドライバーへの数字で、『15』は2015年モデルということなのかな?と思いました。


『975D』や『983K』が発売されていた頃は、まだ1990年代でしたが、2000年以降も『9』の数字が使われています。



側面
かなりシャロー感があります。


『D2』なので、このシャロー感は当然のことなのかもしれません。


前のモデルの913D2と、ヘッドの形状は大きく変わっているようには見えませんでした。



ネック長さ
ネックの長さも、適度にあります。


ここの部分も、前のモデルとの大きな違いはないようです。



ソールの溝
しかし、何といっても、ソールに溝がついているのが一番の変化ではないでしょうか?


ついにタイトリストも溝をつけるようになったか・・・。と思っておられる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?


この溝はテーラーメイドのイメージが強いですが、それ以前にも他のメーカーから溝がついたドライバーは発売されていました。


それをテーラーメイドのイメージにさせるのが、テーラーメイドの上手さのような気がします。


私はまだ溝のついたドライバーを購入したことはありませんが、これだけ溝のついたドライバーが増えてきたということは、それなりの理由があるからなのだと思います。



溝の深さ
溝の深さも、結構あります。


この深さはメーカーによっても、色々と違いがあります。


浅くしてあるメーカーもあれば、深くしてあるメーカーもあります。


ただ単に深ければいい・・・。というものでもないのかもしれません。


ヘッドの強度の問題も出てくると思いますし、『反発係数』がルールを越えてしまえば、適合品として使えなくなってしまいます。



ウェイト
ソールにはウェイトがひとつだけ配置されていました。


前のモデルよりも小さくなったように見えます。


ここの位置にウェイトが配置されているということは、それほど『浅重心』にはなっていないのかもしれません。


浅重心タイプよりも、深重心のほうが親しみやすい・・・。という方は多いのではないでしょうか?


日本には日本に合ったスペックというものがあるのかもしれません。


海外でいいと言われるものが、そのまま日本でもいいということにはならないのかもしれません。


『日本独自の設計』『日本独自の大きさ』などがあっていいと思います。


無理に海外の仕様に合わせる必要はないのかもしれません。



ACTIVE RECOIL CHANNEL
ソールのフェース寄りには、『ACTIVE RECOIL CHANNEL』と記されていました。


ACTIVE=活発な

RECOIL=反動

CHANNEL=チャンネル、水路


ということで、この水路はソールにある溝の解釈でいいのでしょうか?


ということは、『活発な反動をもたらす溝』ということでいいのかな?と思いました。


この溝に対する、メーカーの自信がうかがえます。



ネックの調整システム
ネックには調整システムが搭載されていました。


これは前のモデルから受け継がれているところです。


ライ角やロフト角を変えられるそうです。


シャフトも簡単に交換できるようです。


タイトリストのドライバーのいいところは、今回のようにモデルチェンジしても、前のモデルとの『互換性』があるということです。


前のモデルで使っていたシャフトが気に入っていれば、そのままニューモデルにも組んでいけるところが魅力的です。


『ユーザー目線』でクラブ開発がなされているように感じます。


今日の試打ドライバーは『アッタス』ですが、次回は『グラファイトデザイン』や『三菱レイヨン』『フジクラ』など、人気メーカーのシャフトも試してみたいと思っています。


日本にはそれ以外にも素晴らしいシャフトメーカーがたくさんあるので、そういったメーカーのシャフトとの互換性はどうなっているのでしょうか?



A1
試打するポジションは、この『A1』です。


おそらく、この位置がノーマルなのだと思います。



顔
特徴的な顔をしています。


ヘッド後方がよく伸びています。


こういった顔もポピュラーになりました。


『美顔』という感じはしませんでしたが、直進性は高そうです。


前のモデルである913D2ドライバーよりも、さらに個性的な顔になったような気がします。


正直、私が好きな顔とはちょっと違うのですが、こういった顔のほうが曲がりにくそうで安心できる・・・。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?



クラウンマーク
クラウンマークが変わっていました。


これまでの伝統的なマークとは大きく違っています。


これからは、このマークになるのでしょうか?


前のクラウンマークのほうがいいな・・・。と思いました。


もっといえば、クラウンマークがないほうがいいです。


そのほうがヘッドの形をより認識しやすくなりますし、動きを限定されないのでいいです。


しかし、タイトリストのドライバーは、これからもおそらくクラウンマークがあるだろうと思います。



シャローバック
かなりのシャローバックです。


これは『D2の伝統』といっていいのかもしれません。


今はこのシャローバックのほうが多いように思います。


シャローには、ディープにはない可能性も秘められているのかもしれません。



フェース面の仕上げ
フェース面の仕上げも丁寧で美しいです。


こういったところは前のモデルと共通しています。


前のモデルのグッドフィーリングを体感しているから・・・。というわけではないのですが、このフェース面を見ただけで打感が良さそうな印象を受けます。


こういった丁寧な質感は、何となく『和のテイスト』を感じさせます。


タイトリストは海外メーカーですが、日本的な感じもすごくします。


ボールだけでなく、昔からタイトリストのクラブには魅了されてきました。



オリジナルグリップ
このオリジナルグリップも、ソフトな感じで好感がもてました。


オリジナルグリップはメーカーによっても様々ですが、私はコードタイプで硬い感じよりも、このようなしっとりとしたフィーリングが好きです。



振り感
素振りをしてみても、いい感じです。


アッタスのニューシャフトとの相性も、いい感じです。


タイミングも、すぐに合いました。


ヘッドの黒と、シャフトのブルーのコンビネーションが美しくて、映えていました。



構え感
ボールを前にして構えた感じは、まずまずでした。


先ほども書きました通り、私が好きなタイプの顔ではないのですが、もうすっかり見慣れた感じもしますし、強い苦手意識のようなものは芽生えませんでした。


見とれるようなこともなく、淡々とした気分で構えていました。


シャロー感がありましたし、球があがりやすそうです。


曲がりにくそうだな・・・。と思いました。




試打を開始しました。

フェース面
『打感』はソフトで、とても良いです。


ソフトではあるのですが、ボヤけた感じはしません。


インパクトをしっかりと感じとることができました。


すごくいい感じです。


このグッドフィーリングは、これまでのモデルから受け継がれているところだと思います。



打球音
『音』も爽快感があって、いい感じです。


やや大きめではあるのですが、とても好感のもてる音です。


一球一球集中することができました。


この音を聞いているだけで、ボールの方向性を確認できます。


ボールが飛び出す勢いの強さも感じさせてくれました。



トゥ側
球はあがりやすいです。


イメージしていたよりも少し高くあがっていきました。


タフな感じは全くしません。


このあがりやすさは、前のモデルを踏襲しているように思いました。


今は違うメーカーで、『ロフトアップ』のドライバーも出ていますが、それはかなり球が浮きづらいからで、そのようになっていると思うのですが、このタイトリストのドライバーは『これまで通り自分の使っていたスペック』で打っていける感じがします。


球が適度に浮いてくれます。


難しい感じはしませんでした。


極端な浅重心のドライバーもあれば、真逆の深重心のドライバーも、今は見られます。


このタイトリストのドライバーは、それらのいいところをとった『適度な重心深さ』といった感じがします。


極端に感じられるほどのクセはありませんでした。



バックフェース
『安定性』も、かなり高いです。


スイートエリアも広く感じます。


見た目通り、寛容性の高いドライバーだと思いました。


タイトリストのドライバーをまだ使ったことがないけど、難しそうでこれまで敬遠してきた・・・。という方もいらっしゃるかもしれません。


そういった方には、是非このドライバーを試していただきたいと思いました。


左右にブレにくく、ラインを出しやすいです。


見た目、本格的でカッコいいドライバーですが、かなり易しさをもっています。


敷居が低くて親しみやすいドライバーです。



飛距離性能
『飛距離性能』も高いです。


弾きが良くて、プレイヤーのパワーをそのまま伝えやすい感じがします。


これまでのモデルのレベルの高さをそのまま受け継いでいるように思います。


装着されているシャフトとの相性もいいと思いました。



操作性
『操作性』という点では、ちょっと物足りない・・・。といいますか、自由に操作できる感じはしませんでした。


いわゆる『曲げにくい』タイプのドライバーです。


左右にも曲げてみたのですが、小さい幅で収まってしまいました。


インテンショナルなショットを打つよりも、とにかく曲がり幅の小さいショットで攻めていきたい・・・。という方には、とても頼もしい存在になってくれるのではないでしょうか?


大きく曲げにくいタイプのドライバーですし、何より『曲げにいきたくない』という感じがしました。


このドライバーのもつ寛容さを感じながら、自然に振り抜いていくのがいいと思いました。



ヒール側
待望の、タイトリストのニューモデルでしたが、やはりタイトリストのクラブはいいな・・・。と思いました。


フィーリングもいいですし、基本性能の高さなど、これまでのいいところはしっかりと残されています。



Titleist 915D2 DRIVER
ソールに溝があったりして、印象も変わりましたが、『フルモデルチェンジ』というよりは、あくまでも『マイナーチェンジ』だと思いました。


見た目の印象の変化よりも、実際に球を打っての印象はそれほど大きく変わることはありませんでした。



タイトリスト 915D2 ドライバー
もちろん、性能はアップしていると思いますし、明らかに進化しているのだと思います。


飛距離性能も溝などの効果により、伸びているのかもしれません。


しかし、それは大きな変化ではなく、あくまでも『少しの伸び』に過ぎないように思いました。


試打していて、


ああ大きく飛びの性能がアップしたな・・・。すごくキャリーが伸びたな・・・。


という感じはしませんでした。



Titleist 915D2 DRIVER
それは、今回のニューモデルが優れていないのではなく、あくまでも前のモデルがすごく良かったことを意味しています。


今年のニューモデルは、その良かったところを、『少しだけ味付け』したような感じがします。


なので、『フルモデルチェンジ』というよりは、『マイナーチェンジ』という印象をもちました。



Titleist 915D2 DRIVER
『飛距離性能』よりも『寛容さ』のほうが、よりアップしているように感じました。


なかなか曲がりにくくて、打点のブレにも強い感じがしました。


『朝イチのティショット』など、緊張した場面でも、この寛容さは心強い存在になってくれそうです。


構えて打ち出した方向に、そのままラインを描いていけるので、フェアウェイをキープできる確率も上げていけそうです。



Titleist 915D2 DRIVER
この『D2』もいい感じですが、次は是非『D3』を試してみたいと思いました。


前のモデルである『913』も、D3のほうが私は好きでした。


タイトリストのクラブはやはりいいな・・・。と思いました。


ボールもずっと愛用していますが、クラブもすごく気に入っています。


タイトリストのクラブだけでワンセット組むことができたら、すごく嬉しいだろうな・・・。と思いました。


このドライバーもすごくいい感じだったので、また何度でも試打したい優秀なドライバーです。

                         
        

                         

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